【日本電産の心得】苦境な時こそ原点に立ち返る!目の前の小さな改善が意識変化になる!

✏︎学んだこと✏︎

初心忘れるべからずということで、事業活動の基本を改めて復習。
現役バリバリで生きる伝説ともなっている日本電産 永守重信会長の教えは苦境時期だからこそ学ぶべきところは多い。

日本電産は精密小型モーターの開発・製造において世界一のシェアを誇るモンスター企業で売上1兆5千億も超え、さらなる成長を目指している。

永守会長がよくメディアで口にするのが、
苦境こそチャンスである!
#自分もその通りだと思う

頭では分かっていても、それを成果に出すことは難しいが、それを実現させてきたのが日本電産という企業。
リーマンショック後の急成長。
苦境が起きると攻めに出て企業を大きくする。今回のコロナ禍でその飛躍の準備を着実にしている気がする。

日本電産の大きな特徴の1つとしてM&Aをして安定的に企業成長させているという点。
買収した企業を瞬く間に再生させ収益力を出させる手腕がとにかく凄い!

京都付近に住んでいると思うのが、京都に本社を置く巨大企業は本当に手堅いし安定している。

京都企業恐るべし!

■会社再建の鉄則

⚫︎リストラしない企業再生

日本電産の凄いところは、企業買収した時に従業員をリストラさせないこと。
業績が悪くなる→リストラするというのが一般常識の中、リストラしないで企業再生させるというのが凄い。

売上不振で買収される企業は必ず不良債権があり、それを見つけいち早く消す手段としてリストラという手段がある。
その簡単な手段をとらないからこそ、企業再生後は強い企業として生まれ変わらせている。

M&Aは国内企業だけではなく文化の違う海外にまで幅広く実施している。

⚫︎買収後の基本方針

日本電産は3つの買収基本方針を打ち出している。

  1. 経営者も従業員も代えないで、一緒に経営していく
  2. 買収する会社のブランドを残し、安心感を持ってもらう
  3. 再建が終わったら、支援に出した人材は引き上げる

これは誰もが憧れる企業再生の理想型。
企業が悪くなるのは経営者の責任という浅い考え方の自分では到底出来ない発想。

日本電産が行っている企業の建て直しは極めてアナログ。
トップ自らが先頭に立って昼食会や夕食会を開き従業員とのコミュニケーションをとり一つ一つ丁寧に不満や改善点を取り除く。
その一つ一つの積み重ねが信頼を生み組織としての団結力を作る。

誰もが知っている基本動作を徹底的にくる返す事で企業の贅肉がなくなり活性化を与える。
そして自分で考える習慣をつけさせる。

⚫︎永守流再建術

考える集団に意識が変化すると、商品でいうところの売り方を変えることに近い発想が自然発生してくる。

企業と従業員の信頼関係が強くなれば企業は簡単に復活するということを示している。
この基本動作を、徹底的に繰り返し、買収した企業の業績を次々と黒字に転換していった!
売上が悪いのは商品の責任ではなく売り方の問題
同じように経営が悪いのは仕組みの問題企業の仕組みを見直す為に従業員の声を拾って改善する。
そして信頼関係を築く!

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⚫︎カイゼン手法、3Q6Sの考え方

企業再生の柱となる考え方が3Q6S。

  • 良い社員(Quality Worker)
  • 良い会社(Quality Company)
  • 良い製品(Quality Products)
  • 整理(SEIRI)
  • 整頓(SEITON)
  • 清潔(SEIKETSU)
  • 清掃(SEISOU)
  • 躾(SHITSUKE)
  • 作法(SAHO)

5Sというのはよく耳にするし見る事が多い。日本電産は5Sに独自に1つ追加している。
多くの企業で採用されている5S。

日本電産の6Sの意味は
整理;いつもキチッと片付けられた職場
整頓;いつも全てのモノが使いやすい職場
清潔;身嗜みのさっぱりした社員
清掃;いつも汚れのない職場
躾;決められた通り正しく行動できる習慣づけられる社員
作法;正しい行動が出来る社員

作法が1つ追加されている
それは永守氏自らが改善を繰り返していく中で作法が大切と感じた事で独自に1つ追加したと言われている。

やはり会社や工場の建て直しの基本は身近な事を当たり前にする事が大切ということ。
大きな変革の前に、自分の出来ることをまずやる。
それは仕事場の整理、整頓、身嗜みを整え、いつも汚れのない職場が活力を生む。そして、その清潔感のある環境を作る為に動くという習慣が生まれ正しい行動につながる。
この当たり前のことを徹底的にやり企業を再生させてきた。
難しいことではなく誰でも出来る当たり前のこと。

⚫︎買収した三協精機の再生

実際に行ったこと。
2003年に買収した三協精機では朝8時、全員で社内を清掃。
社員だけでなく役員など幹部も例外なし。
備品の置き場所も決め整理整頓。
こうして無駄を減らし仕事の効率を高める。
昼休みになると、オフィスの明かりを消して電気代を節約。しかも誰が消すか、担当者まで決める。
社員を躾、コスト意識も徹底させる。
まずは社員全員の襟を正す様に厳しくした。

でも尻を叩くだけではない。
永守氏は自腹で、買収先の社員たちと必ず昼食会を開きトップ自らが直接意見を聞き、問題点を洗い出す。
すると社員の意識が変わり新商品が次々と生まれるようになった。
こうした積み重ねで、短期間に業績をアップさせていった。

企業買収後やっていることは難しい事ではない。

■信頼関係と日々の心掛け

⚫︎まずは1番近くの存在と信頼関係を築く

何か難しいことを考えなければ改善できないわけではない。
1番近くの存在との信頼関係を築き、日々の身近なことを当たり前の様の行う。
上下関係はあったとしても、平等に当たり前のことをする。

今、企業で1番難しいのが上下関係関係なく平等に当たり前のことをすること。
これが難しい理由は1つ。
上の人が下の人と平等になりたくないから!そして会社のルールを決めたがり、やらせるという意識が上の人間にあるから。
やらせる!」という考え方の中では信頼関係や団結力は生まれない。
平等に当たり前のことをすることは極めて難しい。

その意味で朝皆んなで決まった時間に掃除をする、社員全員が同じルールのもと徹底的にコスト意識を持たせる。
この意識が上の人の気を引き締め、下の人のモチベーションを上げるきっかけとなり団結力が生まれるのだと思う。

⚫︎苦境の時には足元を固める

苦境になった時、イノベーションや変化など大きなところに目が行きがちだけど、実はそんな時見なければいけないのは足元。

当たり前のことが出来ているか?を見直す。
おそらく苦境の状況になった時、足元ではなく別の遠くを見ている気がする。
遠くを見る行為も必要だけど、まずは足元を固めなければ小手先のテクニックでしかない。
基本に立ち返る。
まずは日々身の回りの意識を正すとい、誰でも出来ることを習慣化させることから始める!

■苦境の時に思い浮かべる

自分が凄く大切にしていること。

どんな時代でも朝が来ない夜はない。
風がなくても凧を上げる。
どうやったらいいか必死で凧を持って走る。そうやったら風を自分で起こせる。

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