苦境の飲食業界で壁を乗り切る【焼き鳥 大吉】を参考①身近なコミュニティを根差したファン作り!

✏︎学んだこと✏︎

日々の生活の中で出来ない理由を考えるより、出来る方法を考えた方が楽しい。
「コロナのせいでダメだった」
「周りも悪いから仕方がない」
「今年は皆んな苦しいから我慢」

そんな言葉は聞き飽きた!
人との接触を制限され、海外からのインバウンドも見込めなくなった生活も既に数ヶ月。
もう、目の前の現実から逃げ続ける、目を逸らすのはやめようよ!って凄く思う。
今だにそんなことを言っていたら、間違いなく負け組になるよ。

世界が同じ状況で苦しんでる中、トヨタは9月前年売上は昨年を超え高収益を叩き出し、苦しい環境下でも戦える姿勢を見せている。

移動が制限されて大打撃を受けてい星野リゾートは、かなり前からマイクロツーリズムを提唱したり、出来ない環境でも出来ることを見つけ動く!

出来ない理由を考えたところで出来ないけど、その中で出来ることを積み重ねることが今最も大切なこと。

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出来ない理由を探すより出来る理由を探す。
その鍵となるのが身近なこと。

最近改めて再認識されたのが地域密着。
いち早く悪い流れを突破した飲食店2つの企業を分析。

■地域密着型

⚫︎地域住民をファンにする

地域住民をファンにしてビジネスモデルを持っている唯一無二の存在の飲食店が焼き鳥大吉。

駅から少し離れた住宅街にある事が多く、他のチェーン展開する鳥貴族とは違い、こじんまりとした小さな店舗で、店の前を通る度にこんな場所で儲かるのか?不思議に思っていた。
でも何年経ってもお店が潰れる気配がない。

自分が前に住んでいた家の近くにも大吉はあったけど、繁華街から離れ周りは住宅しかない場所にあの赤の看板がひっそりあった。
店の前を通る度に興味本位で「こんな場所にお客さんくるの」と思って見てみると店内からは楽しげな声が聞こえてくる。
そして居酒屋だけど家族連れが多いという印象が強かった。

特に注目はしていたわけではないけど、大吉のビジネスモデルを知ると納得感がある。

大吉のビジネスモデルは地域密着。

地元住人に愛される店舗づくりがコンセプトになっている。だから集客が見込めそうにない場所でも、お客さんがいて、さらに固定ファンがついているから安定的な収益があり潰れない。
地域住民に愛される店舗が大吉。

⚫︎脅威の店舗継続率

大吉はフランチャイズ展開。
厳しい飲食店業界の中でも驚異的なのが、10年以上営業している店舗が全体の7割を超え、20年以上営業している店舗は全体の約3割もある!

移り変わりが激しい飲食業界でしかもフランチャイズで10年以上続けられる店舗が7割を超えるというのは本当にすごいと思う。

焼き鳥店の全国業界平均で子供連れが約10%という数字も居酒屋の中では比較的家族連れ率が高い。

勿論店舗の場所にもよるが、大吉の場合家族連れが多い気がする。
居酒屋ではあるが、家族で食事する場所にもなっている。

家の近くでお酒が飲めて、子供が好きそうなメニューが多く、リーズナブルであればお酒好きのお父さんお母さんも家族でお店に行きやすいというのも店舗の特徴としてある。

■大吉のビジネスモデル

大吉のビジネスモデルは地域密着。
具体的な施策を紹介。

①10坪20席程度の小型店舗

小型店舗の最大のメリットは電気・光熱費などの経費を抑え、店舗運営も数人で対応できる為、人件費も節制出来る。

1番のメリットはオープンキッチンの店内はお客さんとの距離も近く、店主が焼き鳥を焼きながら店内に目を配れる為、店主とお客さんとのコミュニケーションが生まれるのと同時にお客さんに対しての気配りが出来る環境。

②住宅街の目立つ通りに面した1階が多い

通勤、通学などの生活圏ないで目立つ看板。
店の前を通るとその印象が残る。
大吉の場所はすぐに思い浮かべられる場所にある為、近所で焼き鳥が食べたいなと思ったらすぐに行ける。
普段から通る道に面しているのは、店舗がしまっていてもあの目立つ看板が存在感を示し、まさに自分のように近所の近くにある大吉が印象に残っているのはまさに戦略。

③お店の独自メニュー対応OK

全て店内で仕込みをする為、店主自ら仕込みをするからこそ、食材の鮮度と利益を自身で管理出来、独自の味を作ることが出来る。

その場所に合わせたメニューを用意することもできる為、お客さんの生の要望をそのままメニューとすることが出来る。
個人経営のようなお店の味というのが出来る。
その為、大吉は店舗、地域によって若干店舗の色があり繁盛店は店舗独自のサービスがあったりする。
それこそが大吉の最大の強み!

お店に行くというより、あの店主に会いに行くという感覚で、これこそまさに地域密着のファンビジネス。
行きつけのお店という感覚が強くあり、お酒を飲む場所、食事をする場所というより、コミュニケーションを楽しむ場所となっている。
大吉のビジネスモデルはスナックに近いかもしれない。

■スナックは究極の地域密着

家の近くにあるスナックは究極のファンビジネス。
近所に寂れたスナックがあると思う。
こんな場所で、こんなところでと思っていてもずっとある存在。

それはなぜか?
お客さんに支えられているから!

⚫︎コミュニティに支えられる

スナックのイメージをした時に真っ先に思い浮かぶのは店主(ママ)の顔!
個性が強い名物ママ(笑)

スナックは美味しいお酒や食事をする場所ではなく、名物ママに会いに行ったり、常連客とのコミュニケーションを楽しむ場所。
一種の小さなコミュニティが成立していて、「あの人がいる場所だから行こう」という理由が強く、お酒を飲みに行くという理由より、あの人に会いに行くという理由が強く働く為、常連化する。

新宿のゴールデン街なんてまさにコミュニティの象徴。新宿のど真ん中に昔から全く変わらない何十年もあるお店の数々。
本当に小さな店舗が幾つもある中で、特定の場所に行く。
これこそファンビジネスの本質で、飲み物、食べ物の美味しさよりも、空間や人に愛着を持つビジネスモデルは長く愛される。

■大吉のビジネスモデルは人が中心

スナック同様、大吉は地域の人と店主との関係性で成り立っている。
その為、店主が目の届かない大きさのお店にする必要はなく、目の届く範囲で全てのお客さんに気配りが出来る状態を保つからこそ、子供から大人まで愛される地域密着のお店という存在を得たのだと思う。

特に厳しい飲食業界が生き残るのに必要な要素は少なくても一定数のファンに支えられるというビジネスモデルだと思う。
「あの人に会いに行こう」と思われる関係性作りが、この不況の中でも長く続けられる秘訣だと思う。

2つ目の企業はコロナ禍で脅威的な売上を出しているスシローについて解説。

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