【リンダ問題】事実は直感に反する?特殊な条件が正しいと思えてしまう錯覚

𖠅ビジネスで使える行動心理𖠅

心理学を少しだけ興味があり色々調べていくと、無意識に自分も行なっていることが非常に多い。

そして知識の使い方次第で無意識に答えを誘導されてしまうことも多くある。
無意識に働いてしまう為、本人に自覚がないというのが少し怖い部分ではあるが、その様な錯覚にならない様に少しだけ知識として知っていて損はないのが心理学。

今日は人は無意識に根拠のない確率で物事を判断することがあるというリンダ問題について。

■意外な錯覚

⚫︎リンダ問題とは?

心理学者で2002年にノーベル経済学賞も受賞したダニエル・カーネマンがエイモス・トベルスキーと共同開発したもので認知バイアスの一種。

リンダという女性の例
リンダは31歳独身女性外交的で非常に知的ではっきりモノを言う大学生時代は哲学を専攻し差別や社会正義問題に関する活動に関わる核兵器反対デモにも参加したことがある
リンダの今を推測する場合、可能性が高いのはどっちか?

A;彼女は銀行員である
B;彼女は銀行員で、女性解放運動をしている

この場合、銀行員というのは部分集合なので、確率としたらAの方が正解確率は高い。
一方Bは銀行員で女性解放活動の2つの要素を持っている為、確率的には銀行員だけより下がる。
つまりBはAの真部分集合なので、可能性は A≧Bとなる。

⚫︎リンダ問題の回答

最初に行われた実験では回答者の90%近くがBと答えた。リンダの過去の経験から「きっとこうなっている」と思ってしまっている。
ちなみに、今の日本では受験勉強でひっかけ問題に対するトレーニングを積んだ人が多くなっているせいか、Aと答える人の割合がかなり多いみたい(笑)

■直感や閃きは過去の経験則が影響

⚫︎代表性ヒューリスティクス;経験則

直感や閃きは過去の経験則が影響する。数学的な根拠ではなく経験で物事を判断してしまうことは実はかなり多い。

リンダ問題は「代表性ヒューリスティクス」と呼ばれる経験則

ヒューリスティックとは、ある意味、直感やひらめきとも言え、言うなれば迷路をゴールから逆に推測するようなもの。

経験則とは過去の経験により蓄積された
「よりよい結果を導き出す方法」を類似の事象が現れたときに選択するもの。
人の意識、思考は膨大な経験則により構成されていることが多い。

⚫︎身近な例

例えば、
背の高い黒人の男性がプロのバスケットボール選手になる可能性は、背の低い日本人男性より高いと考えるのは、長身の黒人バスケットボール選手がたくさんいることを知っていること(経験則)によるもの。

■経験則が直感を動かす

過去の経験が直感を動かす。
そして決断の86%が直感。

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経験則で、「これはこうだ!」と決めつけてしまう判断があるということを知っている方がいいと思う。

ただ、無意識に働く錯覚は気がつかない。
後から気がつくことも多い。
直感は過去の経験則にひっぱられる。

それであれば過去にどれだけ失敗をしてきているか?はこの直感の経験則には役に立つ。一方経験がなく感覚的な直感は最初のうちは失敗の連続かもしれないし、判断も間違えるかもしれないけどそれも経験。

表面的な情報で錯覚する直感を上手く活かせるか?巻き込まれるかは自分次第。

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