【FFS理論】その人の「強み」を示唆することで組織・個人にもたらすメリット

✏︎学んだこと✏︎

FFS理論で自己分析をするのと同時に、相手の個性を認めることが大切だと思う。
人は考え方、価値観がそれぞれ違う。その違いが個性であり、強く働く因子によって特徴も変わってくる。

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■自分と異なる個性を認める

⚫︎行動できないのは悪くない

すぐに行動することが良いことと言われることが多いが、日本人はそもそも集団思考で慎重でコツコツ進む保全性が高い人が多いのに、そのようなタイプの人に『行動するべき!』と伝えたとしても行動できない態度に対して怒りを持つと言う行為は間違っている。

『行動すべき!』と言う人は活発性、行動力がある拡散性の因子が強い特徴があるだけで、その価値観がそのまま他の人に転用できるわけではない。

行動的に動けるメリットを持つ拡散性のデメリットが反抗的、破壊的、攻撃性といったことがあるように、どの因子も表と裏がある。

保守的ですぐに行動できない保守性の強みは、「確実にやる」「しっかり準備をする」といったリスクヘッジをすること。
確実にコツコツ進む保守性は安定感を作る存在でもある。

どの因子も良い/悪いがあり、良い部分は伸ばし、悪い部分は補うという関係を作るためにFFS理論を活用し、個性の組み合わせで最大のパフォーマンスを発揮するチーム作りを各企業が取り組んでいる。

⚫︎個性の違いを認める

「保全性」は現状維持を好む。
「拡散性」は未知を好む。


全く違った個性だからこそ、自分が正しいと思ったことが相手に伝わると考えるのはナンセンス。
個性が違えば、重要視する価値軸が異なると言うことを常に意識しなければいけない。
その上で、相手を認めることが大切。
自分ができないことが、相手が得意なことってことは凄く多い。
不得意なことを補うことでチームは強くなる。

例えば、
現実的で無駄なことをしない弁別性が高い人だけが集まれば、過去のデータや目の前の数字だけで合理的な判断しかできない集団が生まれる。

未来が予測できない今のような時代には、新たな発想のアイディアが必要になったり、チームを結束させるような役割を担う存在がいなければ、機械のような組織になり、新しいことが生まれず衰退していく組織となる。
グローバル社会で海外の方と仕事をする機会が多いが、海外の人の個性を知らなければバランスの良い組織にはならない。

■日本人とアメリカ人の違い

⚫︎個性の比較

日本人とアメリカ人の因子の平均値を比較すると非常に面白い。
日本人は面倒見がよく寛容な受容性と慎重で協調的に動くことができる保全性が高い人が多い。

スポーツでもよく言われる日本人の特性の1つが「組織が統制されている」というのは日本人は、相手を思いやり、纏って行動できるという人が多いから。
さらに日本でリストラが少ないのは、集団思考が強いため、個を切り捨てるリストラをギリギリまで躊躇する人が多いからだと思う。

一方、アメリカ人は自分の価値観を押し通す凝縮性や、合理的に物事を判断する弁別性が高い人が多いから、無駄だと思ったことはすぐに切り捨てる。
さらに、個を大切にするが相手を思いやるという行為ができる人が少ない。

日本人とアメリカ人の個性をみると考え方が真逆。
だから日本人がアメリカ人の考え方に憧れを持つのと同じように、アメリカ人も日本人の協調性やチームワークに憧れを持つことがある。
日本では当たり前の行動でもある、
『お・も・て・な・し』が世界で評価されるのは、海外ではその様な考え方自体がないからだと思う。

⚫︎グローバル化が強い組織を作る

日本人とアメリカ人の一般的な因子の違いがあるように国によって個性が異なる。
グローバル化で様々な国の人と仕事をすると言うことは、さまざまな個性を認めることから始まる。

個性が違うのに、自分の考え方を押し通すと言うのはこれからの時代生き残れない。

どの個性にも良い/悪いが必ずある。

■多様化した時代

個性の違いは人種だけではない。
年齢の違いも個性が変わる。

例えば、
モノがなかった時代に一生懸命働いでより良い生活を作った世代は拡散性や弁別性が高い人が重宝されたかもしれない。
でも、モノが溢れ何不自由なく生きてきた若い世代は現状維持で満足する保全性が高い人が多い中で反骨精神を持った凝縮性の高い人が重宝されるかもしれない。

生まれた年代によっても重宝される能力は変わってくる。
個性に正解はないと言うこと。

『あの人は考え方が古い』
『最近の若い人はマインドが弱い』

など、自分とは違った考え方を持つ相手の個性を認められない人が多い気がする。

自分の考え方が100%正しいと思っている人は、おそらくこれから急激な変化しかない時代では時代遅れとなるだろうと思う。
相手の個性を知り、その強みを活かす能力がこれからのリーダーの必須スキル。

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