人を惹きつける、魅力ある話は計算されている!?プレゼンで活かせるテクニック

𖠅ビジネスで使える行動心理𖠅

アメリカ企業のプレゼンを想像すると、何もない広いステージでラフな格好でスクリーンを使いながら熱弁するという映像が浮かぶ。

最近日本でもこの手法がマネて取り入れられ、トヨタ、ソフトバンク、楽天や多くのITベンチャーなどの新作発表会など、このアメリカぽいスタイルの提案風景をよく見る。

「アメリカの人はプレゼンが上手いなぁ〜」ってよく思うけど、人を惹きつける、魅力ある話し方が他の国と比較して根付いている気がする。
言葉を変えれば、人前で話すプレゼンでの平均値が高い!
TED conferenceというプレゼン大会も開かれたり、「人に何かを理解してもらうことへの意識が高い。

■プレゼン大会?

⚫︎TED conferenceとは?

日本ではあまり聞き馴染みがないTED。
プレゼンの方法を調べると参考例としてTEDでの発表事例がよく活用されていることが多い。

TEDとは、TEDTechnology Entertainment Design)はアメリカに本部があり毎年大規模な世界的講演会「TED Conference」(テド・カンファレンス)を開催(主催)している非営利団体。

講演者には非常に著名な人物も多く、ジェームズ・ワトソン(DNAの二重螺旋構造の共同発見者、ノーベル生理学・医学賞受賞者)、ビル・クリントン(元アメリカ合衆国大統領、政治家)、ジミー・ウェールズ(Wikipedia共同創設者)といった人物がプレゼンテーションを行なっているが、最重要事項はアイディアであり、一般的には無名な人物も数多く選ばれ、事前のコーチングを受けた上でプレゼンテーションしている。

ちなみに、TED conferenceに出席するためには、審査を受けた上で年会費10,000ドル(約110万円)を支払ってTEDの会員になる必要がある。
#参加費高って思うケチな自分(笑)

⚫︎印象を残す技術の宝庫

年間費10,000ドルを支払い、世界の財界、ビジネスパーソンなどに向けて自身のアイディアを話す。
講演者はいずれ劣らぬ世界の話術の達人。語る内容も「これぞ世界に広めるべき最高のアイデアだ」とみな自信満々。
ところが、トークとアイデアだけでは人に鮮烈な印象を与えるのは困難。
話術の達人たちが凌ぎを削っているから、その中で目立つというのは当然難しい。

TED conferenceで印象に残っている話し方、表現を取り入れたテクニックが、書籍化やプレゼン講義などで活用されている。TED conferenceでYouTubeで調べると、日本語訳でもあるのでプレゼン参考としては結構おすすめ!

ちなみに印象に残り年間で表彰されるようなTED講演者は話の重要ポイントに図解などのビジュアルエイド、つまりより確実に理解してもらうための視覚的なオブジェクトを織り込んでいるのが特徴的
その手法はまさに企業の新作発表とかと相性がいいから一流企業はTEDを参考にプレゼン構成していると言われている。

■人前で話すのが苦手な人

⚫︎場数が足りない日本人

アメリカでは自分の意見を討論するディベートという授業が一般的で、「人前で自分の意見を相手に伝える」ことが教育されている。

一方、日本人は人前で自分の意見を発表する教育を受けていないため、登壇して話すという行為が特に苦手。
それは単純に場数の少なさが原因。

自分が話す機会も、聞く機会も少ないまま社会にほっぽり出される。
社会に出るとプレゼンの機会が多いのに【人前で話すのが苦手】という人が多ければ、当然上手いプレゼンに出会う機会も少ない。
人前で話す場数が圧倒的に少ない中で、いきなり話すことになると、多くの場合、作った書類をだた読み上げるパターンになる。
#結構このパターンが多い

⚫︎台本を読み上げるのはプレゼンではない

よく遭遇するプレゼンで、作った書類をただ読み上げるケース。
「人前で話すのが苦手」という人は間違いなくこのケースに陥る。
プレゼンは相手に理解してもらうために行う。
作った書類を台本のようにただ読むのであれば、事前に書類を渡し参加者に読んでもらればいいだけ。
聞き手側の立場に立った時、台本を読まれるだけの発表は小中学校の校長の無駄に長い話を聞いているのと近い感覚になる。
#校長の話で面白いと思ったことない。。。

文章の基本として起承転結。
当然、学校の校長であれば起承転結は知っていて事前に話の構成も作っている。
何より人前で話す機会は多いはずなのに、毎回話が面白くないし眠くなる。

場数を増やせばプレゼンが上手くなるというわけではないって証拠。
プレゼンの基本は相手に理解してもらうこと。
一方的に書類や考えた構成を読み上げるだけは、情報を発信しているだけで【相手に伝える】という肝心な部分が抜け落ちている。

⚫︎相手に理解してもらう場数

プレゼンが上手くなりたければ場数は大切。
ただし、相手に理解してもらう場数でなければいつまで立っても上手くならない。

ディベートはまさに「相手に理解してもらう」ことが目的。
この「相手に理解してもらう」機会が多いからアメリカに限らず海外の人は話し方が上手い。
それは人にどうやったら伝わるかを常に考えているからシンプルで伝わりやすい。

■文章構成の基本

文章構成の基本として【起承転結】はよく聞く。
この構成は頭では理解していても使いこなせない。そんな時、なるほどと思った手法のゴールデンサークル。

⚫︎ゴールデンサークルとは?

2009年のTEDにサイモン・シネックが登壇し「WHYの力」を紹介。
その動画は、視聴者数ランキング第3位となる3700万回再生を記録し、45言語の字幕がつけられた。
TEDトークを発展させた書籍『WHYから始めよ!』は全米で100万部を突破するベストセラーになった内容。

サイモン・シネックは、偉大なリーダー(スティーブ・ジョブズなど)は人を鼓舞して行動を起こさせるために、まずは「なぜ(WHY)何の ために……◯◯すべきか」という問いかけをするもので、「どうやって(HOW)?」「何を(WHAT)?」といった問いかけはしないと繰り返し強調する。
そのうえで、サイモンは「ゴールデンサークル」と呼ばれる3重の円の図を手書きした。

話の中心はいつも【WHY;なぜ?】ってこと。
「HOWやWHATではなく、WHYから始める」

周囲を動かすリーダーは常に、「なぜ……なのか?という質問から話し始める」ということを簡略化して見せると言われている。
start with WHYはいわばプレゼンの鉄則。
人は質問されると、自動的に答えようと考え、相手の話に引き込まれてしまうと発表した。
プレゼンが上手い人はHOWやWHATではなくWHYだと繰り返し強調する。

「××ではなく◯◯である、という表現も単純明快な印象を残す技術」
WHYを意識して人の話を聞くと、話の中心にWHYがあることが理解できる。

⚫︎起承転結に転用

起承転結にあてがめると、問題提起こそがWHY。
WHYの議題が弱ければその後の展開もつまらないものになるってこと。

⚫︎会社の書類に活かす

プレゼン書類を作る時に参考にできる構成。
課題→原因→解決策→効果
このプレゼン方法の中心はやはり課題であるWHY。

「なぜ?」

突き詰めると面白い話というのはこの「なぜ?」が多くの人に共感されるとその後の話はスムーズ。
プレゼンの基本は掴みの部分でもある課題;WHYってこと。

一方、このWHYが弱いプレゼンの代表が校長の話。
校長挨拶という時間があるから話すと言った、話の内容というより行事としているからWHYが全くない。
結果、話の構成が起承転結になっていたとしても生徒には話は全く伝わらないってこと。

■ホリエモンが提唱したコミュニケーションスキル

⚫︎Me We Now理論

かなり前に少し話題になったホリエモンが人の心を掴む話し方とて言っていたことが凄く印象に残っているので紹介。

有名人の獄中生活はイジメとの戦い。
「金持ち」「生意気」「有名人」と獄中でイジメにあう可能性があるネタがある中で生み出されたテクニックということは参考にできる。
人から支持される「Me We Now理論」はオバマ大統領が選挙に勝つために使った戦略にも当てはまる。
#ちなみに学説的には【self us now】で調べるとたくさん出てくる

self us now理論というより、日本人がよく使うわかりやすい単語に変えたのがME  WE  NOW理論。

Me;自分の話をして距離を縮める
We;共通点を見出して連帯感を作るNow;自分のやりたいことを説明する


話の順番はME→WE→NOWってこと。

この話の組み立ての重要なポイントがMe.

Me;自分の話をして距離を縮める
多くの人が間違うのは自分の話を一方的にする。
そもそも何者でもない自分の話は相手にとって興味がない。
ここで自分の話というのがコンプレックス(弱み)の部分。
生い立ちや苦労話、コンプレックスなどの弱みを相手に見せることで親しみやすさを生むことが目的。

⚫︎自分の弱点を吐き出す

自分を強く見せるような武勇伝は相手から、「生意気」「鼻につく」「何様?」と思われることが多いけど、弱みを見せると「大変だね〜」「苦労したんだね〜」「その気持ちわかる」など共感を得るポイントが多くなる。
誰もが必ずもっているコンプレックスでの共通点がみつかると話が盛り上がり結果共感を生むことになる。

Me;弱点、弱みを出すことで共感、共通点を探る
We;共通点を作ることで連帯感を作る
Now;連帯感を作った後に主張する

言葉を変えると、自分の生い立ちというストーリーやキャラクターに対して共感者、ファンを作ることが全ての始まりってこと。

連帯感、共感がない中で話ても前に進まない。
他人を巻き込むということは、相手を惹きつけ、魅了させなければいけない。
好きか嫌いかではないけど、あれだけ過激な発言をして世間から嫌われているにも関わらずホリエモンが今でも活躍できるのは、コアファンがいるからだと思う。
コアファンこそ魅了された人達であり何か共通点があり連帯感があるからチームとして崩れない。

ホリエモンにはあったことがないけど、ライブドア時代の役員だった人と話た時、「逮捕はされたけど人として魅力ある人」って言葉を聞いた時少し衝撃を受けた。
人を惹きつけるポイントは共感力。

プレゼンではWHY;なぜ?が共感力となるし。
人付き合いでは、Me;自分の弱みが共感力となる。


人を惹きつけることは、勿論日頃のトレーニングは必要だけど実は計画的にできるってこと。参考にできることから始めてみようと思う。

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