人脈とは「困った時に頼れる人たち」ではない。「自分のことを頼ってくれる人たち」

𖣯日々の気づき𖣯

仕事をするためには、人脈がたくさんあった方が良いと言われている。そのために、色々な場所に出かけて人と会い知り合いの輪を広げていく。

自分は「人脈が多い方がいい」という考え方は好きではない。
勿論人脈を広げるために、色んなところに顔をだして知り合いを増やす人達を否定しているわけではないけど、自分はそういうことが苦手。
では、「なぜ人脈を広げるの?」と考えた時、真っ先に頭に浮かんだのは「人脈があったほうが得をするから!」。。。

どうやら人との繋がりを損得で判断していると思ってしまった時に、それはいいのか?という疑問が生まれてきた。
そもそも人脈とは?を考えてみる。

■損得感情での人との繋がり?

ビジネスをしていると「人脈が広い人は成功する」とか色々なところで聞くことが多い。
果たしてそうなのか?

⚫︎人脈とは?

「人脈(じんみゃく)」とは、人と人のつながりのことで、その背景には、ある集団や組織のなかで同じ系統に属していたり、また利益や主義、主張などが関係していたりすることもある。

ビジネスシーンで使われる人脈はお互いに相手のことをよく知っていて、かつ仕事の上でも役に立つ関係にある人間関係を指すことが多い。

ビジネスの現場でよく耳にする人脈自慢。
「自分は人脈が広い」
「〇〇さんは電話一本で動いてくれる」
「困った時には□□さんが助けてくれる」

このような人脈という言葉を使って、上下関係のようなマウントを取りたがる人が結構多い。
自分がなんとなく「人脈」という言葉を聞いたときに嫌な気持ちになるのは、このような人脈マウントを取る人が嫌いだからなのかなぁ〜と思う。

この考え方の持ち主は、人との繋がりを損得感情で判断している場合が多い気がする。

⚫︎損得判断での人とのつながり

「困った時に頼れる人」が多くするために人とのつながりを増やすという考え方を持ち続けていると人脈は作れない。

それは自己目線で相手を人脈の1つとして見ていても、実際は相手はあなたのことを何も思っていないというケースが多い。

例えば、
独立や転職を考えた時
「新しい環境でも手伝う」
「困った時は相談して」
と言っていた人が突然連絡が取れなくなったりする。
本人からしてみたら裏切られたという思いかもしれないけど、それは違う。

お互い損得で人との付き合いを決めていただけ。
環境が変わった時に離れていく人は、あなたに得を感じなくなったから離れただけのこと。

このケースは本当によくある。
相手が悪いのではなく、損得で判断する人間関係を作った自分が悪い。

「困った時に頼れる人」などというものはほとんどの場合、本人の思い込みで本当は全くアテにすべきではないと思う。

本当の人間関係は一方的に相手から何かを得る、求めるのではなく、自分も相手に何かを与えることができる関係性が大切。

お互い様の関係ができる人の数が人脈。

⚫︎人脈と知り合いの違い

今はSNSを使って簡単に人と繋がることができる。
「〇〇さんと繋がっている」というだけで、満足感を感じ、人によっては優越感すら持つ人も多い。

例えば、
親族で何か偉業を達成すると、これまで全く接点がなかった人からあたかも昔からの知り合いのように連絡がくることなんてまさに人との繋がりで満足感を持つ人の典型だね。

「○○さんと知り合い」
「SNSフォロワーが□□人いる」


そんな知人アピールになんの意味があるのか?誰かと繋がっているというだけでは価値はない。
でも多くの人は
繋がっていること=知り合い=人脈と勘違いしている。

知り合いが多くても、それ自体に意味はない。
そして、「困った時に助けてくれる人」といった損得で人との付き合いばかりをアテにしているときっと上手くいかない。

確かに人脈は大切。

人脈のおかげで仕事が決まることもあれば、人脈のおかげで利益を出すことも出来る。
人脈のおかげでピンチを脱出することもあれば、人脈のおかげでチャンスを掴むことも出来る。

だけど、多くの人が「人脈」と言ってるのはただの「知り合い」が多い。

■人脈を見直す

⚫︎自己目線ではなく他者目線の関係

転職支援会社が20代~50代の社会人を対象に調査したデータによると、社会人の8割以上が人脈の必要性を感じており、しかも必要性の高い人脈は社内から社外へと広がっていく傾向があるという。

「人脈を広げるとビジネスで成功する!」

これは社会に出て人脈を広げると言っている人が、人のことを金儲けの道具としてみているからこそ出てくる言葉。
この人と繋がっていれば得をする、儲かるといった考えが奥にあるからこそ使っている人の言葉。
まさに損得で人の付き合いを決める典型。

でも人との繋がりって損得で判断していいもの?

人脈とは、「お互い助け合い出来る関係性」であり「生き方、行動から得られる財産の一つ」だと捉えるとわかりやすいかもしれない。
よく使う言葉では「類は友を呼ぶ」
似通った価値観の人が集まり、その集合体が人脈となる。

自己目線で人との繋がりを判断している状態では本当の人との繋がりを得ることはできない。
相手が何を自分に望んでいるか?の他者目線がお互い様の基本的考え方。

⚫︎自分のことを頼ってくれる人

人脈とは「困った時に頼れる人たち」ではなく、「自分のことを頼ってくれる人たち」のこと。

多くの人は人脈を「困った時に頼れる人」と勘違いしている。
まさに誰かをアテにした考え方。
この考え方を持ち続けることは必ず失敗する。
なぜなら多くの人はアテにされると逃げる、もしくは損得で関係を判断するから!

その一方で、「困っている時に、一番に自分を頼ってくれる人たち」と言われて、いったい何人の名前を挙げられるだろう。それが自分の人脈の数。
多くの名前を挙げられる人は、本当に幸せ。そういう人は、本当の「人脈」に恵まれていると思う。

「自分を頼ってくれる人たち」が思い浮かばない場合は、人脈を見つめ直したほうがいいかもしれない。
「自分を頼ってくれる人たち」を増やすには貢献しかない。

多くの人の困りごとを一緒に悩み、解決に力を尽くし、汗をかく。
そしてそのような人は、「感謝」という名の「預金通帳」を世の中のあちこちに持っている。
本人が引き出すつもりはなくとも、自分自身が困っている時にはきっと多くの人が、その解決のために一緒に汗を流してくれる。

それが本当の人脈。
困ったときに頼れる人ではなく、自分のことを頼ってくれる人の数を意識すると人との付き合い方が変わるね。

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