大不評から一転、リーダーの差が明確になったパラリンピック開会式の一貫性と統一感!

✏︎学んだこと✏︎

莫大な金額が動くオリンピック。
世界からの注目される祭典は、各企業、クリエターのそれぞれの思惑が生まれ、結果として全体のまとめ役が不在となると、「あれもやりたい!」「これもやりたい!」といった個性や情報を詰め込みすぎて、結果「この演出ってなに?」と全く統一感がなく不評だったオリンピック開会式。

スポンサーや国関係者など大人の事情に振り回された結果、超一流のクリエーターの個性が連動するのではなく、悪目立ちする結果となった。

そんな多くの人から不評だったオリンピック開会式。
この状況で開催されるパラリンピック開会式は、世間の注目を集めた。

一言、「一貫性と統一感があってよかった!」

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■期待値を大きく上回る演出

⚫︎これが見たかった!

オリンピック開会式のなんとも言えないクリエーターやスポンサーなどの自己満足感と他者目線が一才感じられない演出は、個性と個性が融合するのではなく、完全に喧嘩した状態だった。

「やりたいこと」を詰め込んだ結果、1つ1つの演出が全く連動されず、全体を通して見たときに「あの演出は何?」「あれ必要?」といった素人目から見ても酷かった。

「欽ちゃんの仮装大賞かよ?」と思われたピクトグラムが少し話題になったけど、どう考えても世界にアピールできる演出ではないと思う。
同じピクトグラムを題材にしても、今回のパラリンピック開会式の映像と融合した演出はカッコ良かった!

自国開催されるオリンピック開会式はクリエターの個性を完全に潰し、ただ利権や主張が混じり合った状況は、まさに今の日本を象徴している気がした。
#権力者が無駄に口を挟んだ結果、不評だったオリンピック開会式

一言で言うと「絶対的なリーダーがいない」
全体を先導するリーダーの力が大切だと改めて思わされ、明確になったのがパラリンピック開会式の演出だと思う。

1つ1つの演出、衣装、ストーリーが繋がり、カッコいいし、一体感があった。
まさに1つ1つの演出、個性が相乗効果となり、感動を与える結果。
オリンピック開会式があの程度だったから正直期待していなかった自分は、たった10分で前のめりで演出を見るようになった!

「これが見たかった!!!」

⚫︎リーダーの重要性

今回の演出はエアポートを舞台に描かれた。
離陸して飛び立つまでの一連の流れの中に、さまざまな演出をプラスしていった演出。

1つ1つの演出に違和感を覚えなかったのは、総合演出の人がブレずに貫いたからだと思う。

外野の意見を全部のせしただけの演出ではなく、取捨選択
全体コンセプトから外れた演出はしない。
リーダーの役割は全体を考えた取捨選択。

この考え方は様々なことに言えることだけど、いい物をだけを集めても、個性がぶつかり合うだけで逆にチームはバラバラになる。
点と点がぶつかりあうとチームは崩壊する。
点と点の個性を融合させるために、取捨選択のバランスを取るのがリーダーの仕事。

オリンピックとパラリンピック開会式演出の大きな違いは、俯瞰で物事を判断するリーダーがいたか?いなかった?の差。

⚫︎個性は点、チームは面

個としての力がずば抜けている1人のスーパースターがいたとしても、チームとして連動できなければ、個性は潰される。
団体スポーツで圧倒的な力を持った個人がいたらチームは負けないというわけではない。

例えば、
世界最高峰のサッカー選手でもあるリオネル・メッシが、アマチュアチームに入ったとしても、そのアマチュアチームはプロチームには勝てない。
メッシが11人いても、そのチームが世界一になれるかと言われれば間違いなくNOだと思う。

■歯車が噛み合うと大きな力となる

⚫︎奇跡の番狂わせ

個性の塊であれる個人をまとめるプロスポーツでよくあるのが、全体をまとめる監督やコーチの手腕で結果が大きく変わることがある。

サッカー好きの人は少し前にあった「スポーツ史上最大の番狂わせ」はまさに個性の歯車が噛み合った最大の結果だと思う。
イングランドサッカーでのレスターの優勝。

優勝した年のレスターの前年の結果は下から数えたほうが早いという何とか一部残留が限界といった弱小チーム。
チームの予算もプレミアリーグ全体の下から2番目でブックメーカーの優勝オッズ5,000倍。

だれも優勝なんかできないと思われていたのに、まさかの優勝。

個性には適材適所があり、その歯車が全て噛み合うと組織として相乗効果を発揮した結果が、高額年俸の個の力が高い選手を擁するチームにも戦えるということ。
リーダーの役割は個性を生かすための円滑剤で、時には全体の輪を乱すのであれば、外す、もしくはやめる選択を取れる人がいるか否かはすごく大切。

⚫︎リーダーは批判される

全体の最適を考えて取捨選択をするリーダーには常に批判がついてくる。
全体の輪や流れを乱すものがあれば、誰かに嫌われても「やらない!」「外す!」といった選択をしなければいけないことが多い。

ブレない意識がないと、「いい物」「やりたいこと」をただ組み合わせただけの物になり、そのいい例がオリンピック開会式。
全体を統括するリーダーの不在が、「やりたいこと」を詰め合わせた演出になり、個と個が結果したから心に残らない物になったのだと思う。

一方、パラリンピック開会式は終始一貫性と統一感があった。
それはリーダーが嫌われようと全体の流れを考えて取捨選択を繰り返した結果だと思う。
そして、リーダーが苦しみ抜いて判断した取捨選択がブレのない演出となり、多くの人を感動させる作品となったと思う。

■批判との戦い

⚫︎取捨選択は覚悟

点で見た時には良い物でも、全体の輪を乱す、もしくは個性をいけしきれない場合は、取り入れないという選択をする時がある。
ただ、多くの人はその覚悟ができない。

わかりやすい例が、「各業界で世界で活躍している人」をとにかくつも込んだのがオリンピック開会式。
1つ1つの個性は凄くても相性がある。
相性が合わない場合は、個性を殺すことがある。

歌舞伎とJAZZパフォーマンスの詰め合わせ。
まさに、個性と個性が潰しあった何これ演出。

でも、個人で見た時はそれぞれが各分野で世界で活躍している人。
ただ、組み合わせによって本来の力を発揮できなかっただけ。
その点、パラリンピック開会式は個性が融合していたと思う。

このように組み合わせを選択するのもリーダーの役割。
オリンピックとパラリンピック開会式の違いは、リーダーシップが発揮できたか否か。

取捨選択をする覚悟があるリーダーは批判を受ける覚悟を担う。
オリンピックは責任を担うリーダーが不在で、皆んながYESマンになった。
「全体の流れが違う」とわかっていても、「やらない」という強い意志を貫ける人がいなかった。
正確には周囲がそれをさせなかった。

各企業、クリエターの「俺が俺が」の思惑が取捨選択をさせない環境を作ったことで結果、莫大の資金をドブに捨てた。

⚫︎リーダーの一貫性

オリンピックとパラリンピック開会式でかけられる予算は当然異なる。
圧倒的に予算が少なく出来ることが少ないはずのパラリンピック開会式の方が感動したというのが、これからの時代大切なことだと思う。

予算があるから凄いモノやサービス何作られるのではない。
限られた予算でも取捨選択を間違わなければ、1つ1つの個性が相乗効果発揮する。

やらないことを明確にする。
この覚悟が強ければ強いほど、大きな結果が生まれるってこと。

予算とパフォーマンスは比例しない。
大切なのは限られた環境の中で、与えられた個性の1つ1つの力を最大限に引き出すための取捨選択ができるリーダーの存在はこれから重要度を増す。

適材適所。
リーダーでなくても与えられた場所で、全体の効果を考え動けるか否かも大切。

今回、リーダーシップと一貫性を持つことの意味を開会式を見て知れた気がする。

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