克己心(こっきしん)とは?自分自身の邪念や欲望とどう向き合うか?

𖠅ビジネスで使える行動心理𖠅

日常生活は邪念や欲望との戦いでもある。
どんな人も可能なら楽して稼ぎたい、体型が変わらないなら好きなものを好きなだけ食べたい、あの人を蹴落としてでも上に行きたい、嫌いなことは他人に押し付けたい言ったことの判断の連続。
色んな欲にまみれた生活。

性欲、食欲、承認欲求など、人の欲は無数に生まれては消えるけど、なくなることはない。
日々の生活は大小自分の欲求への判断の積み重ね。
当然、良い判断もあれば悪い判断もある。
悪い判断をし続けるといつの間にかダラシない自分になっている(笑)

常にある邪念や欲望と上手く付き合う為には克己心(こっきしん)が大切。
では、あまり聞きなれない克己心とは何か?を解説。

■楽なことだけしたい!

⚫︎出来れば苦しみたくない

自分は我慢、忍耐という言葉は正直嫌い。
我慢、忍耐、継続という言葉の裏には「苦しむ」というイメージが連想されるから。

当たり前だけど、挫折や苦難、トラブルは誰もが受けたくないし、出来るならそんな苦しむ状況からは逃げ続けたい。
そして、毎日が「楽だな」と思う生活に憧れるのはみんな一緒だと思う。
#自分は毎日ゴロゴロしたい!

でも、生活する為には働かなくてはいけないし、勉強しなければ今より知識を増やすことはできないし、トラブルから逃げ続けても物事は解決しない。
大小、苦しみを乗り越えながら今がある。

「人生山あり谷あり」とはまさにそうで、良いことばかり続くことはないし、逆に悪いことばかり続くこともない。でも、悪いことは長く続くことがある。

邪念や欲望にのまれた状態が続くと、悪い状態が続く。
「出来れば苦しみたくない」と思って、楽な選択をし続けると結果苦しい時間が長く続くという矛盾。

⚫︎苦しい時間が長く続く矛盾

一見、楽な選択を繰り返すとよいのかと思ってしまうけど、実は長期的に見ると損をしていたり苦しむ時間が長くなるということの方が多い。

例えば、
目の前の困難から逃げ続け、人に責任を擦り続けたり、自分だけ楽なことばかりしていると周りからは信用を失い、結果困ったときに誰も助けてもらえないし、逆にこれまで苦渋を舐めさせた人の逆襲があったりすることは多い。

現状が苦しいから何とか稼ぎたいと一発逆転を狙い続けたり、楽して稼げるけど人の道からは外れた選択をしてしまうことがある。
一発逆転戦略は成功しても失敗しても最終的には不幸になるし、人の道を外れた選択で一時的に稼げてもそのツケは必ずかえってくる。

苦しい、嫌だということから逃げたとしても長期的に見た時に結局は苦しむってこと。
ウソをつき続けたら何処かで痛い目にあうし、約束を守り続けない人も必ず痛い目にあう。

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我慢、忍耐から逃げて、楽したところで結局どこかで苦しむなら早めに苦労したほうがいいよってこと。
昔から伝わる【論語】の中にも欲望や邪念との向き合い方が書かれている。
それが、克己心こっきしん

■昔から伝わる克己心(こっきしん)

⚫︎克己心の起源

克己心の起源は論語と言われている。

「論語」とは、応神天皇の時代に伝わった中国の「思想・教学」などが書かれた書物で、古くは聖徳太子や空海なども学んでいたと言われる。
論語には何が纏められているか簡単に言えば、人の道徳心についての書物。
論語の考え方をビジネスに取り入れたのが渋沢栄一でもある。

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⚫︎克己心(こっきしん)とは?

克己心とは、その字のごとく己に克つ(勝つ)心。
辞書で引き言葉で見ると単に自制心、欲望、欲情を抑えるといった表現になっている。

克己心の意味は自分の欲望などを抑える心つまり「自制心」であるということ。
「これがしたい・こうしたい」とう欲望を上手くコントロールし、自分の心に打ち勝つことを「克己心」という。

⚫︎自分との戦い

社会人になるまでの道のりは学生の頃のテストから運動会、入学試験に就職活動。
その後社会に出ても営業成績で競争し、他人と比べて白黒ハッキリさせられる。
人と競わない、比べないと思っていても社会は競わせるし、比較の連続でできている。
常に勝敗の連続を経験していく社会に生きているってこと。

社会は競争や比較を求め、自分もいつしか他人と比較することで心の逃げ道を無意識に作っている。
目標が達成できなかった、比較されて負けた時に自分への言い訳として、
「あの人は運がいい」
「環境がよかった」
「今回はたまたま」
といった言葉で自己防衛する。

この自己防衛が続くと、自分に甘く何もできない人になる。

克己心という言葉の意味。
敵・味方という観点からみると一番の大敵が自分自身だという事。

自分の思うような結果に至らなかったのは「自分自身に負けた」結果のあらわれで、環境のせいでも他人のせいでも運でもないということ。
全ては自分自身の責任。

■自分自身との戦い

ビジネスの世界では結果が求められる。
目標を立てそれに向かって行動し結果に至らなければやり方を変える。
そういったサイクルを繰り返しながら成長し利益を上げていく。
当然、毎回毎回うまくいくわけではない。
さらには、コロナによってみんなが悪い状況といったこれまで経験したことがない事態にもなっている。

そんな時に
「今はコロナだから仕方がない」
「これは今日本が不景気だからだ」
「お客さんがついてきていない」

といった言い訳ばかりしていても現状は1mmも変わらない。

現状が変わらないことは心のどこかでわかっていても目を背けてしまうのが人間。
そんなに人は強くないからね!

⚫︎ブレない自分を作る

人はどうしても弱い部分を持っている。
その弱い部分から目を背けることは難しい。
目を背けることが難しいなら自分の弱さも含めて認めるしかない。

まずは自分の弱さを認めること!!!
そしてその中でできること、やらないことを1つ1つ決め行動する。
自分自身が決めたルールや決断。その軸がぶれないように自分と向き合いながら進む。

当然その過程では反発があったり離れていくものがいたりと心を揺るがすトラブルが絶えまなく起きる。
そこで周りの反応にあわせてあっちへ対応、こっちへ対応してしまうといった、他人に流されることがある。

他人に流された方が楽だから!
でも他人に流されることも時にはいいけど、流され続けると自分の意志はなくなっていく。
その結果が誰からも頼られない存在となる。

ブレない自分。
それを作るには日々の小さな決断の積み重ね。

例えば、
目の前に甘い食べ物がある。
でもこれを食べたら太ってしまうから今日はやめよう!

寝る前に布団でゴロゴロしている。
そのまま寝るのではなく、少しだけストレッチをしてみたり瞑想したりして心をリラックスさせてみよう!

このような、「今日はいいかな!」という小さな欲望に対して毎日向き合ってみる。
その小さな積み重ねが、忍耐、我慢できる力に変わる。

現在の結果は過去の自分の成果。
未来は今の自分の積み重ねた延長線。
日々の判断の積み重ねが自分を変える!

頑張ろう!!!

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