素早くはじめて、たくさん失敗して、動きながら修正し方向転換する!

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マーケティングをかじったことがある人は、ロジカルツリー、セグメント分析、ターゲット戦略など聞いたことがあると思う。
最近多いのが、このようなマーケティング理論を振りかざした、なんちゃってマーケッターの存在(笑)

マーケティング理論は知っていて損はないし、理論を何かの仮説の時に使うというのは理解できる。
ただ、マーケティング理論が物事の解決や新しいアイディアを生み出せるのかというと少し違う。

理論武装して、緻密な分析から計画をたて、枠にはめ込み実行する。
誰かに見せる資料としては、もっともらしいかもしれないけど、実際にやってみると上手くいかない。
計画を立てることは大切かもしれないけど、1番の目的は結果を出すこと。
最近よくみるのが、計画を作ることが目的になってしまう人。
そんな、計画倒れな人にならないために、最近多くの企業経営者が口にするようになってきたアジャイル化について。

■理論では全てを解決できない

⚫︎知識は手段で解決策ではない

マーケティングはあくまで手段の1つ。
知っていたほうがいいけど、知らなくても成功はする。
知識は実践で使えて初めて自分の力となる。
知識が問題を解決すると信じている人が多い。
勉強して得た知識は正しい、マーケティング理論に当て込めば負けない。
この仮説が正しければ、頭のいい人は皆んな成功している。
知識は手段であって方法ではない。

最近あった事例(笑)
「勝ち組と負け組の分析は、、、」
「ターゲットを絞って、、、」
「金のなる木は、、、」
「この計画なら大丈夫、、、」
こんなような言葉を使ってマーケッターっぽく枠を決めて話す人は間違いなく仕事はできない。

過去実績を分析して導き出しても、状況や環境が変われば当然過去の方法では上手くいかない。

例えば、
ライブを開催して、入場料は会場で販売するグッズで収益を出していたという過去実績があっても、今は全く参考にならない。
一頭地にお店を構えて多くの人が来店してもらい売上を作るという過去実績があっても、今は全く参考にならない。

過去に名門と言われた企業が次々に崩壊しているのは過去実績にとらわれて、過去にしがみついた結果だと思う。
知識にしがみつくのも同じ。

⚫︎理論は日々変わる

技術の進歩によって提供するサービスや届け方は変わる。
広告は、新聞→TC  CM→SNS 口コミ販売は、手売り→店舗販売→他店舗販売→EC販売色んな形に変わっていった結果が今となる。

ポイントは、この変化のスピードはこれまでゆっくり変化てきてたけど、ここ10年は5年、2年、1年と変化のスピードが恐ろしく早くなっている。

変化のスピードが早いにも関わらず、大学までで得た知識をいまだに使っていたり、10年前、5年前の経験を使っても、時代ルールが変わっていたら全く適用できない。

「理論上では上手くいくはずなのに、、、」
「昔はこれで上手くいったのに、、、」
このようなケースの問題点は常に最新の情報をインプットできていないことが原因。
そして、最新の情報をインプットする方法は1つしかない。
実践すること。

■アジャイル化の流れ

⚫︎アジャイル化とは?

アジャイル(Agile)とは、直訳すると「素早い」「機敏な」「頭の回転が速い」という意味。
アジャイル開発は、システムやソフトウェア開発におけるプロジェクト開発手法のひとつで、大きな単位でシステムを区切ることなく、小単位で実装とテストを繰り返して開発を進めていく。
従来の開発手法に比べて開発期間が短縮されるため、アジャイル(素早い)と呼ばれてる。

モバイル開発などで使われていたアジャイルだけど、最近は経営手法としても色んなところで聞くことが多くなってきた。

⚫︎完成図ありきから走りながら変える

これまでの開発はウォーターフォール型と言われ、案件の定義をして設計して開発してテストした後に製品をリリースするのが一般的だった。
日々変化が早い開発の世界では、案件定義→設計→開発→テスト→リリースという流れでは、リリースした時には時代遅れということが多い。

マーケティングも同様で、時間をかけて徹底的に分析し、緻密な計画をたて、開発して、テストマーケティングをして、市場に投入する。
商品、サービスの開発にたくさんの時間をかけた結果、「他に代用品がある」「もうそれは持っている」ということになる。

完璧な計画、完璧な商品はあくまで企業側のエゴ。
最終消費者が完璧な計画で作り上げられた完璧な商品を購入してもらえるかどうかは全く別の話になる。
時代は常に変わっている。

1年前に立ち上げた計画は今では古い。
少しづつ変化している時代に合わせるには、計画も設計も少しづつ改善していくしかない。そのために素早く始めるってことが大切。

「アジャイル」とは、テスト版ができたらすぐにオープンして、走りながら改善を繰り返し開発していく手法。
変化の激しい開発現場から生まれた考え方が、今色んなところで広がってきている。

■アジャイル化は難しい

⚫︎失敗の許容

アジャイル化は素早く始めて、走りながら改善していく方法。
当然、テスト版として発表するので失敗する。
ほぼ失敗すると言ってもいい!!!
失敗をしたことであげ足を取って批判ばかりする存在が厄介になる。

アジャイル化の前提は失敗の許容を周囲が持っていること。

先の見通せない社会で、しっかり考え抜いてから実行するというのは難しい。
「まずやってみて」というアジャイルは今の時代には向いている。。
「たくさん失敗して、方向転換して、正しい方向に」という考え方なので「失敗を許容する文化」が必要。
別の言葉に変えると、先が読めない時代にアジャイルの考えができない企業は間違いなく衰退する。

⚫︎実行力の大切さ

素早く始めることは凄く勇気がいる。
それは「失敗したくない」という感情が働くから!
でも考えてみてほしい。

時間をかけて計画をしてテスト検証して世に出して大ゴケすると、それまでかけた時間と費用は無駄になるし損害は大きい。
さらに多くの人が関わってしまっている場合、大きな方向転換は不可能となる。
一方、費用をかけずにサクッと始めたモノが失敗したとしても軌道修正は簡単にできるし、失敗したところで致命傷になる損失は生まれない。
だったら早い段階で小さな失敗を繰り返して改善していった方がどう考えても成功確率は高い。なぜなら、既に多くの失敗を繰り返した上で出来上がった形だから。
目先の失敗についてNOではなく、大きくなって失敗して取り返しがつかない致命傷を防ぐために、早めに失敗のケースを掴むというのがアジャイル化の本質。

まさに正解ではなく最適解を考え続けることがアジャイル化。

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⚫︎日々の改善

何事にも言える当たり前の考え方。
日々の改善が今を作る。
それなのに過去の知識や経験に縛られる行為こそ時代遅れ。

算数で例えると、
あくまでマーケティング理論は足し算。
足し算を知らなければ引き算もできない。
ましてや掛け算、割り算もできない。
当然知っていた方がいいに決まっている。
頭で計算して答えを出す。

昔の人は、そろばんを使うことで、頭での計算では難しい複数の計算ができるようになった。
電卓が誕生し、誰でも簡単に計算ができるようになった。
数字を読み上げれば自動計算という時代も当たり前になるかもしれない。

極論、計算の方法だけ知っていたらわざわざ自分の頭でやらなくても正解が出せることだってできるっていうこと。
ここで重要なのが、その方法を知っていること。
手段を知る方法が日々の勉強であり、小さな失敗を繰り返し改善することが大切。

⚫︎方法、手段を知るために動く

「時代遅れの人」にならないためには、日々新しいことを吸収する必要があり、若い人達の行動や思考も本当に勉強になる。
負けない方法や手段は、常に現場で生み出されている。
現場で日々変わっている現状を会議室で「あーでもない」「こーでもない」でやっているからダメになる。

まさにあのドラマの名台詞だね。

「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ!」

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