柔軟に変化させるOODA(ウーダ)ループとは?PDCAは時代遅れ?

𖧷心がけること𖧷

今まで経験したことがない位、時代の変化が激しくなり、「このままではダメかも」と思う機会が本当に多くなった気がする。

仕事の進め方、稼ぎ方、働き方、時間の使い方。
社会にでて約20年。
ここまで急激に変化に対応しなければいけない時代を過ごしたことがない。
社会のゲームチェンジが激しく行われると、これまで当たり前だった方法や技術、経験が全く使えない場合が多くある。

気合いと根性で乗り切る!(笑)
あの方法で成功したから大丈夫!
あの人の言うことは正しい!

この言葉が通用しない機会が増えた。
勿論全てが否定されるわけではないけど、過去の方法を焼き回して使うと言うことが間違いなく難しくなった。
そんな時代の変化に合わせて数年前から浸透してきている考え方がOODAループ。
PDCAとの違いも含めて解説。

■変化に対応

⚫︎スピード感がなければ土俵に立てない

スピード感が凄く重要だなと思った身近なこと。
コロナワクチンはファイザー、モデルナ、アストラゼネカと色々あるのに、日本の製薬メーカーは未だワクチンが承認されていない。
ファイザーがアメリカでワクチン承認されたのは2020年12月。

この実態こそが今の日本の現状。
「リスクがある」「安全に」「副作用が」と批判的な意見が足を引っ張るくせに、海外の製薬会社が作ったワクチンを我先にと接種する。

まさにイレギュラー対応に弱い国ということが露呈された。

このような文化は国に限ったことではなく、変化に対して慎重な姿勢をとってきた日本人は、どうしても「リスク」や「前例」、「批判」といった足枷が動きを鈍くする。
もし、日本の製薬会社がワクチン承認されていたら多くの人は選べるなら日本製ワクチンを接種すると思う。誰でもわかる需要が間違いなくあるのに対応できない。
これこそ日本が抱えるスピード感のなさの象徴。

新しいことを始めた場合、当然リスクは伴う。
リスク無くしてリターンもないけど、「リスクを冒さない!」「失敗は許さない!」といった文化は時として大きな弱みとなる。
時間がたてば取り分も減るし、そもそも完成した時には市場は抑えられて戦う土俵すら制限される。

ファイザー、モデルナのワクチンはに日本だけでも数億回の契約が終わっている。
もし、日本の製薬会社がワクチン承認を取れたとしても数億回以上の契約が回ってくるかと言われたら難しいと思う。
TIME  IS  MONEY.
「時は金なり」とはスピード感がなければ、そもそも土俵にすらたてないと言うことも含まれている気がする。

⚫︎注目されるアジャイル

変化の激しいシステム開発の世界では既に一般化されているアジャイル!
素早くはじめて動きながら軌道修正させて開発していく方法でもあるアジャイル開発。命を扱う製薬会社は流石にこの開発方法は難しいけど、その他の業界は凄く重要な考え方。

この考え方が理解できないと「時代遅れ」は確定し、いつまで経っても負のスパイラルから抜け出せない。

関連ブログ⬇️ 素早くはじめて軌道修正


頭では理解できるけど実際に行うのは難しい。
それは、「リスク」と「批判」が怖いし、「前例」がないから。
この考え方が根付いていると、スピード感のある行動は難しい。
でも、諦めてしまうのも勿体無い。

だったらどうするか?

⚫︎自分ができる範囲のスピード感

スピード感がない社会に身を置いていることは、言葉を変えると常に重しを背負っている状態とも言える。
会社のルール、上長の承認、周りの同意、リスクヘッジ。
このような、スピード感を遅らせる原因を改めて書き出すと少しは前進できる。

例えば、
これまで承認→実行まで掛かっていた仕事を100とした時に、80で完結できるように目指す!80まで早く出来たら50を目指す!
たったこれだけで、自分のまわりのスピード感は劇的に変わる。
世間とのスピード感ではなくあくまで自分のまわりのスピード感を上げる。
そうすると見える景色が変わる。

強い企業や組織は、全てスピード感が早いし、生き生きと仕事をしていて組織力の強さの違いが感じる。
勢いのある企業の共通点はスピード感。
企業の体質が若いと感じる企業は、伝統や過去の実績に縛られる古い体質の企業より強くて当たり前。

⚫︎名門崩壊名門と言われたパナソニック

9月末に勤続10年以上の社員を対象にした希望退職に対して、1,000人を超える応募という悲惨な状況。

パナソニックのコメント。
持ち株会社移行で、家電などの各部門が事業会社として独立する。
今後は、各事業会社の業績などによって人事制度や給与が変わり、収入が下がる場合も想定される。
そのため、パナソニックは今回の募集について、「社員の多様なニーズや価値観に応える選択肢であり、人員削減を目的にしたものではない」
と説明している。

人員削減が目的にしない希望退職ってなに?と思う。

創業者、松下幸之助が残した言葉

「松下が今日終わるんであれば、君らの言うてくれるとおり従業員を解雇してもええ。けど、わしは将来、松下電器をさらに大きくしようと思うとる。

だから、1人といえども解雇したらあかん。会社の都合で人を採用したり、解雇したりでは、働く者も不安を覚えるやろ。大をなそうとする松下としては、それは耐えられんことや。みんなの力で立て直すんや」

リストラ=無能な経営者という企業DNAは崩壊し、会社に魅力を感じない従業員が多いという会社という事実は、まさに古き体質の会社なんだろうなと思う。

■まずはできることから!

名門と呼ばれた企業であっても、古い体質が続くとそこで働く従業員が離れていく。
企業に魅力がなければ優秀な人材は集まらない。
政治家に優秀な若手が集まらないのは、世襲や派閥といった古き習慣のせいだと思う。働く人にとって、魅力がない企業や組織は衰退していく。

⚫︎OODA(ウーダ)ループとは?

マーケティング理論を勉強していくとPDCAと言う言葉をよく聞く。
P;PLAN(計画)
D;DO(実行)
C;CHECK(検証)
A;ACTION(改善)

このサイクルが正しいと言われてきた。

ただ、アメリカの軍事戦略家であるジョン・ボイド氏が発明した、先の読めない状況で成果を出すための意思決定方法のOODA(ウーダ)ループが一浸透してきている。
ジョン・ボイド氏はどんなに不利な状況からであっても、40秒あれば形勢を逆転できたということから「40秒ボイド」の異名を持っていた。
そんな彼の強さの秘訣を一言でいうと、「行動に移す速さ」
どんなに先の見えない状況の中でも迅速に意思決定を下し、迅速に行動に移す。この「行動に移す速さ」を実践するために考えだされたのがOODAループ。

O;Observe(観察)=「みる」

まずとにかく相手を観察することから始まり、自らの計画に固執するのではなく、相手をよく観察してその出方を伺うことが重要。 
意思決定者自身が観察を行うことで自分以外の外部状況に関する「生のデータ」を収集も必要。

O;Orient(状況判断、方向づけ)=「わかる」

生のデータがある程度集まったら、今何が起きているのか、を理解することに集中する。
集まったデータが何を意味しているのかについて考え、理解し、状況判断を行い、Observeのフェーズで収集した生のデータを価値判断に使用できる情報に変換させる。

D;Decide(意思決定)=「きめる」

集めた情報をもとに何が起きているのかを理解したら、理解した状況に対してどのような計画を実行していくのかを決定する。

A;Act(行動)=「うごく」

「意思決定」段階で決定した計画を実行する。
その後、Observe(観察)段階へ戻り、OODAのループをもう一度最初から繰り返す。

OODAループの特徴は一度切りの実行で終わるのではなく、調整しながらこのループを何度も素早く繰り返すことにある。
さらに言うと、何度も素早く繰り返すことで相手を圧倒し優位な立場に獲得することを目的としている。

⚫︎PCDAとOODAの違い

PCDAとOODAの違いは、PDCAが「自分の計画」から始まるのに対し、OODAループは「相手の観察」から始まるところが決定的に異なる。

例えば、
競馬で馬券を買うときも、OODAの順に判断している。
馬を見て(観察)、調子のよさそうな馬を見つけ(方向付け)、この馬で行こうと決めて(判断)、馬券を買う(実行)という流れ。#参考にならない例え!?(笑)

PDCAは計画から始まるので準備が必要で、現場での臨機応変さに欠けるというデメリットがある。
一方、OODAは現場が起点となっているので、柔軟に対応でき、OODAループを高速で繰り返しながら、都度調整を加えていくことができるようになれば、素早く適切な決断を下す能力が高まり、変化に対して臨機応変な対応が可能になるため、結果、現場の問題解決能力が向上する。

ダーウィンの【種の起源】に繋がっていく考え方の適者生存。
敵者生存とは、イギリスの哲学者・社会学者ハーバード=スペンサーによって提唱された生物進化論で、生物は環境に最も適したものが生き残り、適していないものは滅びるということ。

現場主義と言葉だけ唱える人はいるけど、実際に現場の見て、ヒアリングして改善するということもODDAループとも言える。

関連ブログ⬇️ 間違った現場主義思考

■柔軟に対応

頭ではわかっていても柔軟に対応することは難しい。
でも、昔から言われている適者生存の原理。

変化の激しい時代なのに、呑気に過去の実績や名声にとらわれることこと時代遅れ。
時代が変わってきているなら自分も変わる。
過去のやり方に疑問を持ち最適解を探す。
正解は誰にもわからない。
だったら今できることは最適解を探し素早くうごくこと。
失敗したらすぐに改善する。
このスピード感が今の時代に生き残るための最低限のドレスコード。

関連ブログ⬇️ 正解ではなく最適解を求める!

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