【数字のトリック】1年で200組中、1組が離婚、1年の離婚率35%、実はこのどちらも正しい⁉︎

𖣯日々の気づき𖣯

数字のトリックに惑わされることって凄くある。

わかりやすいものでいうと、〇〇 △%といったパーセントで表現されたものや、約○のうち△が□といったこと。
世の中の報道は、確かに計算上嘘ではないけど数字を大きくしてあおるなどが結構ある。

例えば、
3組に1組が離婚
1年間に200組のうち1組が離婚
この2つは同じ時期に国から発表された数字。

実は、どちらも数字だけ見たら嘘ではないし、実はこの2つは同じことを言っている。
でも、最近よく見る内容は「3組のうち1組が離婚」だと思う。
なぜか?ってこと。

■切り取られた数字や事実

⚫︎報道は数字をあおる

報道は視聴数を伸ばすことを目的としていて、真実を伝えるという媒体が本当に少なくなってきている。
不安や怒りをあおることで興味を持たせる。

表面的な結果だけを切り取り、あたかも事実かのように伝える。
「3組のうち1組が離婚している」
「離婚率が約35%」

このような報道がされると、
「みんな離婚してるんだぁ」と錯覚してしまう。

「だったら離婚しよ!」っと決断の助長になる可能性もある。

でも冷静に考えると、自分のまわりを見渡した時3組に1組が離婚してる?
離婚率35%ってかなり高い確率!

本当に3組に1組が離婚していると仮定するなら
祖父母(父がた、母がた両親)、両親の1番身近な家族1組は離婚しているということになる。
そう、「3組に1組が離婚」という数字はある一部分の数字を切り取ったに過ぎないということ。

「3組に1組が離婚」と伝える多くの報道では、その理由を子育てがひと段落した夫婦の熟年離婚が原因などといった理由をつけるけど事実は全く違う。

⚫︎結果の一部が真実ではない

報道が一部分しか伝えない例としては、有名人の逮捕や裁判。
美人局とか冤罪、詐欺に巻き込まれた可能性は一才報道されない。
切り取られた結果だけ見たら真実。
切り取られた事実に対してバッシングや批判を連日繰り返す。

でも逮捕されたけど、気になる最終結果は全く報道されない。
それは、有名人のハッピーエンドはネタにならないからだと思う。

例えば
計画的にハメられて、相手を脅して示談金をとる美人局だったとは報道されない。
訴えられて裁判になったけど、結局は無罪だったという事実はなかなか報道されない。

どちらも、逮捕、裁判されたという事実だけが残り逮捕、裁判された人は最終的に無罪だったとしてもその事実を知らない世間からは、「逮捕された人」「裁判を起こされた人」と言った最終結果ではなく、途中経過の一部分が全体の真実の如く間違った解釈をされ続ける。

だから美人局は無くならないし、何かあれば「裁判」という言葉を出すだけで、例え相手が100%悪くても世間のイメージを優先してお金で解決することが多いから、このような詐欺紛いなことは減ることはない。

このような、無責任な一部分を切り取った情報に流されされると真実や本質は見えないってこと。

■部分切り取りの横行

⚫︎切り取り方次第で真実が変わって見える

報道の質の低下の象徴だと、ネットニュースがわかりやすい。

興味を引くためにタイトルには、切り取られた情報で興味を引く内容で実際に記事を読むと全く逆の事実が書かれていたり、30分のインタビューの中で不適切な表現を明らかに誘導した質問をして記事にしたい言葉を引き出し、本人の意識とは関係なく報道するインタビュアーも多い。

結構インタビューを聴いていると、本当にガッカリするぐらい質が低い。

都合の良い解釈で、世間を誘導する。

⚫︎離婚率;数字のトリック

3組のうち1組が離婚という報道の真相は、
令和元年に結婚した夫婦は59万組
離婚した夫婦は20万組
20万組÷59万組×100=33.9%

この数字が約1/3の割合で離婚すると言われる理由。

約1/3の割合で離婚しているという数字だけ見たら、なんとなくそうなのかなぁと思うけど、これは断片を切り取った結果でしかない。

本質は違う。

日本は少子高齢化社会。

さらには結婚年齢が昔より遅くなり、婚姻届にこだわらないパートナー関係の浸透など、婚姻届をだす人が少なくなってきている。

婚姻届けがそもそも減っている。
当然1年間に婚姻届を出す夫婦の数も減っていく。
ちなみに年間婚姻数の過去最高は昭和47年の110万組。
単純計算で令和元年の婚姻数の約1.86倍も高い!。

一方、離婚数は過去結婚していた夫婦全てが対象となる。

そう、単年で婚姻届数と離婚届数を比較しても実際に離婚している割合は正確ではないということ。
結婚した3組のうち1組が離婚しているというわけではないにも関わらず、あたかも正しい数字のように「3組のうち1組が離婚」と報道される。

これが数字のトリック。

⚫︎雑学

近年子育てが終わり、その後の人生を楽しもうという流れで「熟年離婚」という言葉を聞くことが多い。

どうやらそれは事実で、同居期間20年以上の夫婦が離婚する割合が高くなっている。

全体の離婚件数は、昭和60年度が16万6,640件、令和元年が20万8496組で、約1.25倍の増加となっており、同居期間20年以上の夫婦の離婚件数は、昭和60年度は2万434件、令和元年は4万395件と1.97倍になっている。

そのうち、婚姻期間35年以上の夫婦に限っては、昭和60年度には1,108件だったのが、令和元年には6,361件と5.74倍となっている。

■本当の離婚確率とは?

⚫︎200組のうち1組が離婚の根拠

「何組の夫婦に1組が離婚しているのか」を知るには、「有配偶離婚率」を用いるのが適切。

「有配偶離婚率」とは、1年間において既婚者のうちの何人が離婚したかを表す指標
有配偶離婚率=離婚数÷有配偶人口(既婚の夫婦の数)

国立社会保健・人口問題研究所が発表した資料だと
1960年、1.92‰(0.192%)520組のうち1組離婚
2015年、5.07‰(0.507%)197組のうち1組離婚

どうやら1960年の時に「離婚」というのは稀で、簡単に離婚できる雰囲気でもなかったと予測できる。
この指標の面白い点は、25歳以下で結婚した場合の離婚率の推移。

1960年の離婚率は19歳以下で7.39‰、20〜24歳で9.60‰
2015年の離婚率は19歳以下で49.9‰、20〜24歳で52.14‰
 ※ ‰(パーミル)=0.1%(パーセント)

この数字を見ると、昔の人は若くしてもお互い考え方がしっかりしているから離婚も少ない。
一方、最近は「授かり婚」とか言われるけど、ようは考えが未熟なまま結婚するから当然離婚も多いという事実。

⚫︎考え方が幼い

離婚率の各年代の実績数値を眺めていると時代性も感じることができる。
最近、結婚年齢が高くなってきているのは20代で結婚してもほとんどが離婚しているから。
それは、お互いしっかりした考え方を持たないまま、おままごとの延長で結婚という選択をするからなのではと思う。
20歳は大人と言われるけど、全然子供の考え方しか持っていない、なんとなく大人が多い証拠のような気がする。

そう考えると、昔の人は我慢強くて、耐え忍ぶということができる人が多かったような気がする。
だから、子育てという苦労を耐え忍んだ夫婦が自由を得るために「熟年離婚」という選択をするのかなと思った。

ちなみに我が家は仲がいいので離婚の心配はありません(笑)

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