地域や時代や環境の違いが、生きる世界の違いを生み出す。価値観が一致するとは?

𖧷心がけること𖧷

普段生活や仕事をしていると、「なぜ、わからないの?」という、自分の価値観との違いの違和感を感じる。

価値観は、年齢、生きている時代、場所、家庭環境など形作られるため、たくさん人がいれば同じような価値観を持つ人を見つけるのは実はかなり難しい。
自分と同じような環境で育った兄弟ですら価値観が大きく異なるのに、他人となると違って当然。

一致することがない価値観。
だから、人は自分と近い価値観の人を見つけると落ち着き、心を許す存在となるのだと思う。

今日は、価値観について改めて考えてみる。

■考え方が違うが当たり前

⚫︎価値観とは?

価値観は「どんなことに価値を見出すのか」といった、人の考え方で決まる。

簡単に言うなら「物事の考え方」で「都会でものに溢れた環境で生活したい」という考え方もあれば「田舎でのんびり生活したい」という考え方もある。

自分が何を大切にするかの優先順位が、その人の価値観を左右する。
何を優先するかを決める要素としては

お金、家族、友情、夢、環境、名声、権力など。
このような複数重なって価値観を作る。

ここで重要なのは、価値観は年齢を重ね、環境が変わることで大きく変わるということ。

若い頃は、夢やお金や名声が大切だったけど、家庭を持ったら、家族、環境、安定を求めたりするように大きく価値観が変わる。
価値観の変化で1番象徴的な事例としては、やはり離婚の原因。

⚫︎価値観は変わる

離婚調停裁判の司法統計では、異性問題が離婚の原因1位だと思っていたけど、1番多い理由は性格が合わないといった価値観の相違。

ブライダル総研が調査した内容でも、離婚原因の価値観の違い、人生観の違い、性格の違いといった、個人の考え方の違いによって離婚しているという調査結果。

関連ブログ⬇️ 3組に1組離婚の数字トリック

この人となら価値観が合うし長く一緒にいられるという思いで結婚しているはずが、離婚する理由が「考え方が違った」という理由。
結婚前はわからなかった相手の考え方が自分と違った、時間の経過とともに求める優先順位が変わったなどの原因があるにしても、たった1人でも価値観が同じ人と巡り会い、長く一緒にいれることは難しいってこと。

⚫︎価値観の一致は求めない

社会に出ると、同じような考え方の人はいても少数派で、多くは考え方が全然違う人が集まる組織のなかで、唯一共通認識である「利益を出す」為に仕事をする。

同じ組織の中にも、

  • ステップアップのために会社を利用する人
  • 一生懸命会社の為に働き続ける人
  • 与えられた仕事だけこなす人
  • 嫌だけど生活するために我慢して仕事する人

同じ目的で進んでいるはずの会社組織の中は、全く違った価値観の集合体。

「一生懸命頑張ってるのに評価されない」
「あの人の考え方は合わない」
「全然働かないくせに偉そう」
「あの人は楽だからいいな」

このような負の考え方が多くなると転職という選択を考え始める。

入社当初は、「自分のやりたいことができる会社」という価値観を持っていたのに、「入ってみたら違った」というケースも組織としての価値観の違いが原因。

組織は、働きアリの法則が働いているから、そもそも力のある人や、やる気がある人はモチベーションが下がることが多い環境が揃っている。
その中で折り合いをつけて働き続けるか?転職するか?を判断する。

このように、人との関わりが多ければ多いほど、価値観の違う人と一緒にいなければいけないのが現実。
価値観の一致を求める続けるのは実は不可能に近いこと。

関連ブログ⬇️ 企業組織では働く働きアリの法則

■価値観の折り合い

⚫︎価値観を押し付けない

最初はワクワクして始めたベンチャー企業が人が増えることでマニュアル化されつまらなくなるのは当たり前だし、規模が大きくなれば関わる人も多くなるのも当たり前。

時間や環境が、考え方を変化させる。
自分も他人も変化するのに、ずっと同じ価値観を求めるという矛盾。

自分もこれまで生きてきた中で、価値観が1番近いと思う存在は1人しかあったことがない。
それが、まさかのヴィーガンのアメリカ人(笑)
#自分はヴィーガンでもない、ジャックフード大好き日本人

国も時代感も環境も全く異なるのに、価値観が近くてびっくり。
そして、ミラクルなのがパートナーの選択。
どっちも似たような価値観を持つ奥さんと結婚。
お互いの奥さんの共通点や特徴がすごく似ているから、当然家族付き合いでも仲がいい。

関連ブログ⬇️ まさかの価値観の一致(笑)

10年前からの親友。
今はお互い価値観はかなり近いけど、10年、20年後も同じ関係かは分からない。
時間と共に変わる環境に対して、お互いが折り合いをつけられていたら多分関係は続く。
こればかりは誰にもわからない。
ただ、自分の価値観を押し付けないって凄く大切だなぁと思う。

⚫︎価値観が分かち合えない人達

たまたま価値観が近い人に巡り会うことはあっても、多くに場合は合わない人と共存を求められる。
共存は自分が変わるか?相手を変えるか?

例えば、
普段からうるさい音の中で生活をしていると、音に対して鈍感になり、大きな物音でも気にならない。
音立てて食べる習慣がある人も音に鈍感。
整理整頓できない人は、家でも職場でも整理はできないし、綺麗に整えることに鈍感。
自分のことが第一優先の人は、他人のためにとか思いやる気持ちは持っていない。

自分と違う考え方を持つ人に対して、合わないと感じたまま合わせることがストレスにつながる。
自分の中でこれはNGという人とは、共存はハッキリ言って難しいってこと。

⚫︎相手を変えるのではなく、自分が変える

自分の価値観を押し付ける人も多くいる。

例えば
体育会系の世界でずっといた人は上下関係や礼儀に厳しいけど、そのような経験のない人達からしたら、上下関係重視の社会は理解できないし、押し付けられても変えられない。

価値観、結婚観、仕事観が異なる人に対して、相手の考え方を押し付けられると拒否反応が出る。
異なる考え方を他人に押し付けようとすると感情的になる。

それが「嫌い」という感情。

考え方の押し付けで、こんな例もある。

自分では大したことないことでも、他人から見たら大事態という状況に、「大丈夫、なんとかなるから!」という言葉は本当にいいのか?
自分はできることが必ずしも相手ができるわけではないように、できない相手に対して「なぜできないの?」と思うことは、すなわち自分の価値観の押し付けなのでは?って思う。

このような場合、「なぜ困っているのか?」の原因を追求して気休めではなく、具体例を提示して解決の方法を提案することが最適解のような気がする。

そう、相手の価値観に歩み寄る。
それこそが他者目線だと思う。

■歩み寄る気持ち

⚫︎自分が変わらないと相手も変わらない

価値観が近い人と長く時間を共有したいと思うのであればすごく大切なのが歩み寄る気持ち。

地域や時代、環境の違いが、個人の価値観を作る。
生き方が違えば考え方が違うのも当たり前。
そして、異なった考え方を一方的に押し付けられると人は拒否する。

このズレが価値観の相違を生む。

価値観が大きく違って全く関わりたくない人であれば、距離をとって関わらなければいい。
でも、何かの組織に属している場合、価値観が合わない人とも一緒に時間を過ごさなければいけない。
その場合、自分の価値観を相手に押し付けるのではなく、まずは相手を認め歩み寄ってみる。
まずは自分から歩み寄らなければ、いつまでたっても環境は変わらない。
共存するためには相手が変わるのを待つのではなく、先に自分が歩み寄る。

歩み寄る行動は勇気がいる。
自分の意識をを変えるには、同時にストレスが伴うから。
このストレスの先にあるのが価値観の変化。

⚫︎軸を持った変化

価値観の変化は、何かに折り合いをつけて新たなに何かを得ようと変化すること。当然よく変わることもあれば、悪く変わることもある。

生き方を変えることは誰もが難しい。
でも、常に自分の優先順位を明確に持っていれば変化の判断は間違えない。
仕事も結婚も、明確な軸がない人は失敗する。
何を求めて何を犠牲にするかの優先順位。

何かを得ようと思えば、必ず何かが失われる。
それなのに全てを得ようとするとバランスが崩れる。

例えば、
仕事で誰もよりも成果を上げたければ、誰よりも働かなくても成果は得られない。
全ての時間を仕事の注げば当然家族との距離は離れる。
家族との時間を最優先にしたければ、仕事も早く切り上げて、友達との遊ぶ時間も削らなければいけない。
仕事もプライベートもバランス。
価値観は、その人のバランス感覚の表す。

今、充実していないのであれば何かのバランスが悪いし、充実しているのであればバランスが取れた状態。そしてバランスが取れた状態を維持するには、何かに折り合いをつけて自分から歩みより考え方を常に変化させなければ守れない。

地域や時代や環境が違えば生き方も違う。
生きる世界が違う人同士なのに、同じ価値観の人が集まるわけがない。
価値観は集まるのではなく集める。
集めるためには、まずは相手の違いを認め、自分の考えを伝える。

その繰り返しが充実した生活の第一歩かな。

コメント

タイトルとURLをコピーしました