近い未来を予測、想像する!「雨」が降る前に「傘」を準備の大切さ

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最近読んだ本の中で凄く仕事に役立って、「なるほどなぁ」と考えさせられることが多かった本の一節を紹介。

世界的有名なマッキンゼーの元日本支社社長 大前研一さんの仕事術をまとめた、「マッキンゼーのエリートが大切にしている39の仕事の習慣」
目から鱗の内容ばかりだし、例え話が身近に想像できる内容で凄く読みやすい内容なので本当に勉強になる本。
今日はその一部を紹介。

■非情な現実

⚫︎損得勘定で判断する

人も企業も凄く分かりやすい判断基準で生きている。
それが損得勘定。

この人と仲良くした方が自分にプラスになる。
この人は自分を守ってくれるはず。
この企業は売上が伸びているから商売を広げよう。
この企業とあの企業なら安心。

このような目先の情報によって何かを判断していることは多い。
この損得勘定の典型的な例が、上司へのゴマスリ。

部下からは何を思われようが、上司にさえ良く思われさえしたら自分は出世ができるという考え方。
まさに、上司から良く思われたら自分を引き上げてくれるという損得勘定がこの上司へのゴマスリ行動になる。

自分はゴマスリ行動は嫌いだけど、どの会社にも必ずいる存在で、そのような生き方を選ぶことは軽蔑はしても否定はしない。

⚫︎厳しい時に助けてくれない

ゴマスリが得意な人でそのまま出世する場合も確かにあるし、むしろその方が多いかもしれない。
でも、そのような行動を繰り返すと周りからの信用は失う。

自分の人脈を想像した時、まず真っ先に浮かぶのが「自分を助けてくれる存在」だと思う。
でも、それは間違っていいる。
自分を助けてくれると思っていることこそ、損得勘定でその人を見ている証拠。
いざ、自分がピンチになった時に助けてもらえなかった時に思う。
「裏切られた!」と。

関連ブログ⬇️  本当の人脈とは?

誰もが経験したことがある「裏切られた」という行動や言動。
裏切られたと思う時は、相手が助けてくれることを期待をしていたけど、助けてくれなかった時。

いじめを見てみぬふりをする。
目の前に困っている人がいても無視する。
面倒に巻き込まれないように逃げる。

自分が助けてほしい時には、人は助けてくれない。
それは助けることで助けた人が被害を被ることがあるから。

正義感をだして、いじめをしている人に注意をしたら逆に自分がいじめの対象になる。
困っている人を助けたら、無駄な時間と労力を使わさられる。
面倒なことに首を突っ込んでしまったら、逆にトラブルに巻き込まれる。

多くの場合、厳しい状態の人を助けることはない。
その典型が銀行とい存在。

⚫︎雨の日に傘を貸してくれない

銀行をあらわす言葉として有名なのが、
「晴れの日は傘を貸してくれるけど、雨の日は傘を貸してくれない」

企業でいう晴れの日とは、業績が伸びてきる時。
一方、雨の日とは、業績が落ち込んでいる時。

銀行から企業が困ってお金を借りたい思う状況の多くは、業績が厳しい時なのに、そんな時は銀行はお金を貸してくれない。
それは業績が悪い=倒産リスクがあると判断されているから。

芸能人でも、一気に有名になれば取り巻きも増えチヤホヤされる。
でも、スキャンダルなどで世間の評判が落ちた瞬間に周りから一気に人がいなくなる。

傘が必要な雨の日に傘を貸さずに、どう考えても傘がいらない晴れの日に無理やり傘を貸そうとするのが銀行。

■自分の身は自分で守る

⚫︎空・雨・傘の関係

【マッキンゼーのエリートが大切にしている39の仕事の習慣】の中に書かれている、「空・雨・傘」と呼ばれる思考のフレームワーク。

出かけようとして空を眺めてみると、今にも雨が降りそうな天候。
そこで傘を持って外出したところ、後で雨が降られても濡れずにすむ。
この何気ない行動の関係が、空・雨・傘の関係。

空;事実 現在の状況

空とは「今、どんな状況なのか?」という事実。
「空に黒い雲が広がっているので、今にも雨が降ってきそうだ」という現在の状況を把握すること。

雨;解釈 具体的な意味

雨とは「その状況が具体的に何を意味しているか?」という解釈。
つまり事実から何を導けるか考えることで、今にも雨が降りそうな状況で、雨に打たれるのは避けたいという考える。
現状→解釈は、今後起きることをあらかじめ予測すること。

傘;行動 実際の解決策

傘とは、事実と解釈を踏めた上で実際に行うべき行動である解決策。
雲行きが怪しいから雨が降りそうだから傘を持っていく。
事実を解釈をもとに傘を持つことで急な雨が降っても対策するという行動。

この3点セットでの考え方が、空・雨・傘の関係

⚫︎問題は解決しなければ意味がない

どんなにたくさんの情報やデータを集めたとしても、解釈して解決策を見出さなければ意味がない。

評論家は、所詮評論家。
最もらしい正解を言えるかもしれないけど、その方法が1番正しい解決策かと言われたらそうではない。

現状→解釈→解決策までできてこそ一流。
現状→解釈で終わってしまうには、評論家。

目の前の問題に対して、批判や否定はしてもいい。
そのかわり、解決策を提示するまでが1セット。

解決策を生み出すことから目を背けてしまい続けるとどうなるか?

事実に鈍感になる。

雲行きが怪しい状況を見ても、何も感じなくなるの状態が続くと取り返しのつかない失敗につながる。

関連ブログ⬇️  大きな失敗をしないために!

⚫︎予測して行動

空・雨・傘の関係を意識して能力を磨くことで得られるのが、未来への予測。
今後こうなる可能性がある。
今はこうだけど、もうすぐこうなる。
この予測は事前に状況を把握して、自分なりの解釈を元に行動をすることだと思う。

例えば、
これだけ個人が自由に情報を発信でき、メルカリのような個人間でも簡単に取引ができる時代になっているにも関わらず、企業のネームバリューや看板にあぐらをかいていると足元を救われる。
大企業に勤めているからといってこの先が安泰ではない。
個人でも生きていける能力を今のうちから身につけておかないと自分は守れないってこと。

■なぜ?の繰り返し

⚫︎能力を上げるために大切なこと

事実を元に解釈を出し、解決策を見出す。
文字で書くと簡単そうに見えるけど実際はそうではない。
自然とできるようになるにはトレーニングが必要。
逆に言えばトレーニングで身につく能力ってこと。

この能力を身につけるための簡単な方法がある。
それは成功も失敗も分析すること。
成功も失敗も必ず原因がある。
事細かく分析すると、あらかじめ予測できた結果とも言える。

成功にも失敗にも必ず理由がある。
「なぜ?」を繰り返すことで原因分析する習慣がつくと空・雨・傘の関係も自然と身につくと思う。

⚫︎なぜ?の繰り返し

傘を持って行こう! 
 ↓なぜ?
雨が降りそうだから!
 ↓なぜ?
雲が曇っているから!

成功も失敗も後から「なぜ?」を繰り返せば行き着く先は、事実にぶつかる。
事実があったから解釈が生まれ、解決策の行動をとったから成功した。
事実が見えていなかったから何も解釈が生まれず、何も行動しなかった、もしくは間違った解釈で動いた結果、失敗した。

空・雨・傘の関係を意識するための第一歩は「なぜ?」を繰り返し原因を分析する能力を磨くことだと思う。
「なぜ?」の習慣化が近い未来を予測できる想像力を養うことになる

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