アイディアの作り方!孫正義のアイデア発想法 誰でも始められる1日15分の習慣

これまでやっていた既存の仕事がダメになっていくと現状を脱出するために、新しいアイディアにすがってしまう。
ただ、素晴らしいアイディアはすぐに生まれることはなく、日々の蓄積がつながった時に形になることが多い。

「革新的なアイディアが思いついた」と思ったとしても、そのアイディアは世の中に同じ発想を持っている人はたくさんいる。
完全オリジナルのアイディアというのは、もう存在しない。
それなのに多くの人は革新的なアイディアを生み出そうと悩み努力する。

今日は、孫正義さんが実践しているアイディアの作り方について。

■点と点の組み合わせ

⚫︎ Connecting the Dots. 

Connecting the Dots. ;「点と点をつなげる」 。
これは、スティーブジョブズ伝説のスピーチと言われている、2005年スタンフォード大学の卒業式でのスピーチに出てくる言葉。

Connecting the dots とは、過去の経験が、その当時は思いもよらなかったことに活かせる状況を指し、まさにアイディアは点と点を繋いだ結果だということ。

点とは過去の経験や知識。
過去の経験や知識が何かのタイミングで繋がった時にアイディアとして形になる。

誰でも知っていることや、教科書にのっているようなことを繋げてもうまくいかない。

例えば、
マーケティング理論を叩き込んでも、実践経験がなければ理論上の想像でしかない。
ビジネス書を読み漁ったり、自己啓発セミナーなどにたくさん参加して「出来るかも」と勘違いするだけでは何も生まれない。

情報、知識、経験、人脈、その点の組み合わせの個性がオリジナリティを生み出し、成功確率を上げる。

⚫︎点が弱ければアイディアも弱い

点と点を繋ぐ。

情報、知識、経験、人脈の個性がなければ面白いことは生まれない。

アイディアが欲しい時に、生まれない人の特徴は普段から何も考えていない、もしくは考えたふりをしている人。
つまらないアイディアしか出てこない人の典型が個性の無さ。
アイディアを生み出せる人と、そうでない人の分岐点は個性。

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⚫︎今の判断が正しいかの判断は今ではない

 Connecting the Dots. 
今の選択や判断が正しいかどうかはわからない。
でも過去を振り返った時だけ点と点がつながって今が出来ていることがわかる。
今の自分は過去の結果。

スティーブ ジョブスが残した Connecting the Dots. は2つの大切なメッセージが隠されている。

①点は行動の結果

何も考えない、動かないというのは、極端に言えば点は生まれない。
毎日本を読む、朝起きてすぐに昨日の復習と課題を考える。
たったこれだけでも情報収集や思考の整理といった小さな点となる。

点は粒子の如く小さい集合体。
いきなり大きな個性を持つのではなく、まずは小さな粒子をたくさん作るために、考えて行動する。

②選択した結果をトコトンやる

行動には決断が伴う。
決断したことをすぐに諦めれば、それで終わる。
自分で決断したことはトコトンやってみる。
トコトンやった結果で失敗したのであれば、それが次回失敗しないための経験という点となる。

ジョブスは、遠い未来を見るのも大切だけど、「今を全力で生きろ!」っていう伝えたのだと思う。

関連ブログ⬇️ 失敗は成功のもとの化学的根拠

■孫正義さんのアイディア発想法

⚫︎たった5分のアイディア発想法

スティーブ ジョブスが「点と点を繋げる」と言ったように、孫正義さんも昔から実践しているアイディア発想法を伝えている。

孫さんは、学生時代、1日18時間の勉強時間は絶対に削りたくない。
時間をかけることなく最大の経済効果を得るにはどうすればよいか考えた結果、毎日、勉強の合間の15分だけを発明の時間にあてることにした。
「発明ノート」をつくり、自ら「どんなアイデアもいいから必ず1日に1個の発明をする」とノルマを課しましたといわれている。
18時間の勉強も凄いけど、それに加え毎日15分のアイディアを作り続けたというのが驚き。

アイディア発想法を実践していたと言われているのが3つの方法。
①問題解決型発想法
②逆転発想法(水平思考)
③複合連結型法

それぞれを解説。

①問題解決型発想法

「問題解決発想法」は、誰でも日々、生活をしている中で、「困った」「問題だ」と気づくことがある。
それらをノートに書きとめ、毎日、繰り返しそのノートを眺める。
人間は日々、知らず知らずのうちにメディアや知人・友人から新しい情報をインプットしていて問題のタネを眺め続けているうちに、インプットした技術や方法が結びつき、解決案が浮かぶことがある。これが問題解決発想法。

②逆転発想法

「逆転発想法」は、世の中にあるものの逆を考えていく方法。
単語帳にランダムに名詞を書き込んでおく。
パッと開いてその単語を眺め、特性を逆転させて考える。
「冷蔵庫」という単語だったら「白い」「四角い」「大きい」「重い」「冷やす」といった特性が思い浮かぶ。
それらを逆にして、「黒い」「丸い」「小さい」「軽い」「温める」という特徴を持たせたらどうかと考える。これが逆転発想法。

③複合連結型法

最も効果が高い方法が第3の「複合連結型発想法」で、最初の10分間、問題解決型発想法、逆転発想法で考えて思いつかなくても、最後の5分間で複合連結法を使うとだいたいアイデアが出るみたい。

ここでは単語帳を2冊使う。
その2冊を同時に「えいっ」と開き、現れた単語を組み合わせて新しいアイデアを考える。
1冊目の単語帳に「時計」、2冊目の単語帳に「冷蔵庫」と出たら、「時計付き冷蔵庫」「冷蔵庫付き時計」の可能性を考えるという具合。
「これはいける!」という可能性のあるアイデアが出るまで続ける。

複合連結型発想法は常識を崩すためのトレーニング。

■自分の常識を壊す

⚫︎常識からの脱却

人間は無意識にうちに、いい意味でも悪い意味でも常識に縛られている。
普通に生活していると、全く無関係なものを結びつけることはない。
だからこそ、効率良く情報処理ができ、スムーズに生活ができる。
それがアイデアを生み出す時には阻害要因となる。

複合連結型発想法はあえて強制的に単語を結びつけることで、その常識を打ち破り、斬新なアイデアを生み出そうというトレーニング方法。

全くの「無」の状態からいきなり生まれるアイデアというのは、ほとんどない。

多くは既にあるものを組み合わせることで生まれるため、アイデアの成り立ちを考えた時、孫さんが編み出した複合連結型発想法は非常に理にかなった方法だったといえる。

⚫︎あの孫さんですら失敗する

昔から常人では考えられない努力とアイディアを生み出し続けた孫さんですら、全てが成功するわけではない!
成功もあれば当然失敗もする。
失敗の数が、次回失敗しないための経験を常に繰り返しているからソフトバンクは世界的な企業となった。

孫さんは「1日1個、コンスタントに発明できる方法論」を考え出し、長年続けてきたからこそ今の成功があると思う。

孫さんが学生時代複合連結型発想法で思いついた発明の中から大ヒット作が「音声装置付きの多国語翻訳機」。
「関数電卓」「辞書」「スピーチシンセサイザー」という3つの単語で組み合わせて考えた時、自動翻訳機を思いつたといわれている。
この自動翻訳機をシャープに売り込むことに成功し、ここで得た資金でソフトバンクの前身となる会社の立ちあげた。

⚫︎アイディアは降ってこない

「アイディアが降ってくる」と言われることがあるけど、それは毎日考えている人が言える言葉。
試行錯誤して毎日考え、得た情報の点がふとした時につながった瞬間がアイディアが降ってきた瞬間。

最初からアイディアが降ってくることを待っている人には一生降ってこない。
毎日考え、必要な情報は自分で取りに行き、まずは行動して、多くの失敗を重ねた結果がアイディアの源となる。
ジョブスにしても孫さんにしても、点を繋げるための努力をしろということは共通している。

⚫︎失敗はうまくいかない方法を見つけただけ

エジソンが残した名言、
「私は失敗などしていない。1万通りのうまく行かない方法を見つけただけだ」

多くの成功の裏には世に出ることがない数多くの失敗があるということ。
この失敗が点となり、つながると新たな発想と変わる。

アイディアは実験結果の合わせ技!1×1の掛け合わせで広がる。
算数と同じように0は何をかけても0にしかならない。

考えない、学ばないということ=0ってこと。

差別化できるアイディアを生み出す人の裏には、必ず日々の苦悩や努力がある。
苦悩や努力もしていない人にアイディアは生まれないのと同じように、なにもしなければアイディアは一生生まれない。
アイディアをうむ能力を身につける簡単な方法が孫さんが実践した3つの方法かなと思う。
①問題解決型発想法
②逆転発想法
③複合連結型発想法
誰でもできる当たり前のことだけど、続けることが難しい。

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