【ハロー効果】最初の印象がその後にまで影響する、実例と活用方法

人の印象を決めてしまう要素で、第一印象がある。
初対面でたった5分の印象がその後影響していることはよくある。
見た目で人を判断してしまう代表例がメラビアンの法則。

メラビアンの法則は、「初対面のときに相手に抱く印象」のことで、仕事でも、恋愛でも、人間関係を作る上で、第一印象はとても重要な要素といわれている。
心理学では、初頭効果と呼ばれ、第一印象がその後のその人の評価や好感度を大きく左右することが分かっている。

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心理効果は無意識に働いてしまっている。
自分でも気づかないうちに、間違った解釈をしていることは実は多い。
今日は、結構身近にある心理効果でもあるハロー効果について解説。

■インパクトのある印象が評価を変える

⚫︎ハロー効果とは?

ハロー効果とは、人間の心理の1つで、ある対象を評価するときに、対象者の目立った特徴にひっぱられてしまい、その他についての評価にバイアスがかかり歪んでしまう現象のことをいう。

心理学者のエドワードソーンダイクが1920年に書いた論文の中に「ハロー効果」という言葉が使われるようになった。

その他にも、水曜のダウンタウンでも検証された、過去の経験や情報が印象となり、その後の判断に無意識に影響するプライミング効果も、目立った特徴にその後の行動に影響する効果の1つ。

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CMで起用される有名人の重視されるポイントは「好感度」。
好感度が下がるような不祥事が起こった場合、そくCMが打ち切られるのは、悪い印象がそのまま企業イメージとして継続されてしまうから。

⚫︎受け取り方を変えられる

自分は「最初の印象に引っ張られない」と思っている人は注意。

少し実験。
元気(ゲンキ)と、太郎(タロウ)2人の人物像を想像してほしい。

1.元気(ゲンキ)の特徴: 
頭がいい、勤勉、直情的、批判的、頑固、嫉妬深い

2.太郎(タロウ)の特徴: 
嫉妬深い、頑固、批判的、直情的、勤勉、頭がいい

ゲンキとタロウどちらが好感をもてるかと言えば、おそらくゲンキだと思う。でも、それぞれの特徴は順番が違うだけで同じ内容。

少しワナとして、
①活発そうな名前と地味そうな名前にした
②ポジティブとネガティブの要素の順番
元気(ゲンキ)が好感をもてた人はまさにハロー効果にかかった証拠(笑)

⚫︎見た目の印象

メラビアンの法則は見た目が印象を決めてしまうということだけど、無意識に人を見た目で判断することもある。

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同じ女の子の隣に写っている大人。
もしこのような場合、周囲が違和感を感じるのは下の2枚。


では実際に犯罪という面を付け加えて見てみると印象が大きく変わる。
「この4人で1番凶悪犯罪を犯しそうな人は?」

多分答えば、右上の好青年だと思う。
「すごく真面目そうに見えた」
「物静かでそんな風に見えなかった」
最近の凶悪犯罪者の印象をインタビューした時に多い回答。
結局は見た目の印象と中身は表面的に判断できないけど、人は無意識に見た目や最初の印象で判断することが多いよってこと。

■ポジティブな印象とネガティブな印象

⚫︎ハロー効果の活用

ハロー効果には、ポジティブに働く場合と、ネガティブに働くことがある。

ポジティブ・ハロー効果

ポジティブ・ハロー効果とは、はじめに好印象を与えてしまえば、その後も好印象が続く。
人事評価がわかりやすい例で、人材評価を行う場合に特定の能力の評価が高いと感じたとき、別の効果もそれにつられて高く評価してしまう。

有名大学出身、社交的、活発といった要素
権威効果もまさにハロー効果を活用している。

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ネガティブ・ハロー効果

ネガティブ・ハロー効果とは、ポジティブとは逆で最初の印象が悪かったり、好印象に見えない場合、その時点で無意識に拒否、拒絶などしてしまうこと。

同じく人事評価で例えると、人材評価を行う際、特定の能力の評価が高いと感じたとき、その反動で別の評価を低く評価してしまう。

高卒、内向的、地味といった要素

でも、最初の印象や肩書きは長い目で見た時に好印象のままかと言われるとそうではない。
あくまで少しの時間だけの猶予期間ってこと。
中長期的には、最終的な判断は普段のコミュニケーションや実績や信用だけど、最初から好印象を与えておけば求められる結果のハードルは高いけど、素早く周囲を巻き込める。
一方、最初の印象がよくない場合は中長期的に時間をかけてコミュニケーションや実績、信用を積み重ねればいい。実は最初に印象が悪い方が中長期的に見た時に、結構得することが多い。

■まとめ

このように無意識に働く印象が後の判断を誤ることがあるということを知っているかそうでないかはすごく大切。

注意すべきは、最初好感を持たせたりインパクトがあるパフォーマンスをしても、それが続かなければ長い期間悪い印象に変わるってこと。

どこにでもいる、ホラ吹きやゴマスリする人。
一時的には評価されるかもしれないけど、結果が出なかったり周囲からの信用を失う人って結構多い。
そんな人の末路が孤独。

そんな風にならないためにも、今の印象に過信しないで地道にコツコツ信用を積み重ねるのが1番強いよってこと。
言葉を変えると、「良い時こそ天狗になるなよ!」ってこと。

印象は一時的なもので、最終的に1番強いのは何事も「信用」。
信用を積み重ねる行動が長い目で見た時に1番効率がいい。


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