【主体変容】自分で考え、気付き、動けば周囲は変わる

松下幸之助の残した名言で有名な、主体変容。
凄く当たり前のことだけど、うまくいかない時に周囲や環境のせいにしてしまっても何も変わらない。
今の状況を客観的に分析すると「なぜ?」という原因が見つかる。

原因となる「なぜ?」を1つ1つ解決すると気がつけば環境は変わってる。

今日は何か困った時に思い出したい【主体変容】の考え方について。

■周りが悪いではない

⚫︎主体変容とは?

Panasonicのの創業者、松下幸之助はいくつもの名言を残しているけど、改めて1つ1つの言葉を考えてみると凄く納得できる。
その中でも、自分が好きな言葉が主体変容。

主体変容とは、周りのせいにしても、何も変わらない。人を変えられるのは自分だけ。まず自分に気付き、行動を変えていくことで周りが気付き、行動が変わっていくということ。
自分を変えるとは、日々の行動を変える主が自分自身。

⚫︎耳が痛くなる言葉


失敗や苦境が続くと、その現実から目を背けたくなるのはみんな同じ。誰でも、自分が悪いとは思いたくたいし、出来るなら目の前の現実から逃げ出したい。
失敗や苦悩を和らげる方法が、周りや環境のせいにすること。

主体変容とはそんな自分には耳が痛い言葉。でも、受け入れなければいけないのも事実。

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⚫︎まずは自分を疑う

「自分を疑う」
その判断は正しかったのか?
事前準備はしっかりできていたか?
周囲への配慮は欠けてなかったか?
自分におごりはなかったか?

相手を疑ったとしても、考え方や過去の背景が分からなければ原因の答えは出ない。
一方、自分であれば、これまでの背景、経験、行動、人間関係の全てを把握することができるため、原因が分析しやすい。

考え方、過去の背景のわからない他人の責任にすることは、目の前の問題からの責任転嫁にすぎない。
部下の手柄は上司のもの、上司の失敗は部下の責任。

言葉を変えると、良い時は自分の実力、悪い時は環境や周囲が問題。

人はどうしても自分に甘くなる。
自己評価が無意識に高く設定してしまい、多くの問題の原因を内(自分)ではなく外(他人)に目を向けてしまう習性があるってこと。
#自分もよくある

耳が痛いことだけど、全ての原因は内(自分)、まずは自分を疑うということを心掛ける。

■周りは見ている

⚫︎主体変容の本当の意味

主体変容とは、自分が変わらなければ周りは変わらないとも言えるけど、解釈を少しだけ変えると、自分の日々の行動を見た周りが態度を変えるってこと。
それは、自分の些細な行動は周りから見られているということを意味している。

「この仕事は嫌だから押し付けよう」
「机の周りは汚いけど、そのままでいいや」
「目の前の困っている人がいるけどいいや」
「この人には挨拶しなくてもいいや」

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このような小さな「まっいっか!」は習慣となり、その小さな1つを見た周囲の人からは信用を失う。
「この人なら、まっいっか」と

⚫︎世界の賞賛

スポーツでよく世界的に話題になることといえば、何気ない清掃。

大谷選手がグランドに落ちているゴミを拾えば、すぐに話題になる。
でも、自分が戦っている戦場が綺麗な方が気持ちよく仕事ができるという思いで、ゴミを拾っているだけ。

毎回サッカーワールドカップやオリンピックで注目されるのが、試合後のファンの清掃活動や、ロッカーを綺麗にする。
これは、裏方さんへの感謝の気持ちや、汚いままで帰るというのが失礼に値するという小さな思いが少しづつ広がり、今では結構当たり前のようにこのような行動がされる。

この何気ない小さな行動が、世界からみると驚きとして報道され、模範的な行動をする日本人の活動が世界に発信されることで、
綺麗好き=日本人礼儀正しい=日本人といった周りのイメージに変わる。

⚫︎イメージが環境をよくする

海外と仕事をすると、国民性の違いで相手の態度が変わることが結構ある。

例えば、
欧米人から見たら、日本人も中国人も韓国人も見た目の違いはわからない。
でも、日本人には親切にしてくれるのに、韓国人には素っ気ないというのは普通にある。

ビジネスの世界ではこれが露骨にあって、仕事で年4回くらいオランダで世界各国の担当とミーティングやその後の食事をする機会があると露骨にわかる。
仕事を抜きにしたプライベートになった時に、日本人は色んな欧米人に声をかけられて何処かに行くけど、韓国人は声すらかけられない。
中国人でも香港系の人は声をかけられるけど、それ以外は声をかけられない。

顔は同じなのに明らかに国民性で区別されることは本当にある。
ビジネス的には中国の方が断然大きいのに日本の人とプライベートな交流を結ぼうとされるのは、多少、日本人=良い人が多いといった印象が影響していると凄く感じた。
イメージがいいと周りの態度があきらかに変わる。
周囲の好き、嫌いといった感情が態度にでるという例。

⚫︎経験談

海外でウエイターや清掃員の人に「サポートありがとう」と笑顔で伝えると、その行動を見たり、知った周りの従業員から、凄く好意を持たれることが多い。

昔、ケイタリングスタッフが中国人の団体の前でたまたま飲み物を落とした。中国人の団体は嫌な顔でケイタリングスタッフを見ているだけで何もしない。少し離れたところにいたけど、困っているケイタリングスタッフをみて、すぐに手伝って一緒に片付けてあげた。異国の地で困っている人が目の前にいたから、手伝っただけ。たったコレだけ。

この光景を見ていた周りのスタッフが建物のオーナーに報告したのか、その後、突然オーナー室に連れられてめちゃくちゃ感謝されるだけでなく何故かお土産付ももらう(笑)
その後、何度も訪れた場所だけどその度にオーナーが挨拶してるし、何故か名前で呼ばれる。同僚は毎回その光景を見て「なんで?」って感じで見ていた。#ちなみに挨拶程度の英語しか話せない

小さな行動だけど、それがきっかけに環境が大きく変わった経験。

■些細な行動から

何かを大きく変えるのは難しい。
でも、本当に些細なことはすぐに変えられる。

挨拶をする。身の回りを綺麗にする。
困っていた人がいたら助ける。筋が通らないことはやらない。
この積み重ねが周囲の環境を変える。
周囲の好感。

人は感情で動くことが多い。
それであれば1人でも多くの人に好感を持たれた方がいいと思う。
ただ、好感を持たれるために行動するのではなく、あくまで自然体で当たり前のことを積み重ねて好感を持たれるのが1番いいと思う。

主体変容。
自分で考え、些細な行動からはじめる。
その当たり前の行動が周囲に伝わると環境は変わる。

ただ、環境は一気に変わらない。時間をかけてゆっくり変える。焦らず、じっくりと変えていく。

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