業界の常識、過去の成功体験が引き起こすサクセストラップに注意!

𖠅ビジネスで使える行動心理𖠅

自分も含め、結構陥ってしまう失敗。
過去の成功体験が「自分は凄い」と勘違いしてしまうことが多い。
自信を持つことは悪くない。
ただ、自信を持ちすぎること、さらには「常識」という言葉を使うようになったら要注意。

想像して欲しい。
周りに必ずいると思う、武勇伝を話す人。
「昔は、これが当たり前だった」
「過去に自分はこんな成果をだした」
「○○は自分の知り合いだから大丈夫」

このような武勇伝こそが過信。
これは人だけに限らず企業でも起こる。

「このやり方で成功した」
「業界の常識だから間違いない」
「何も知らないくせに」

過去の成功体験で知らぬ間に、正解を決めつけてしまい、「常識」といった固定概念に縛られる。
そしてこの固定概念があることで、時代の変化に対応できず衰退する。
これがサクセストラップ。
過去の成功体験で得た、固定概念が自らの首を絞めることは最近特に目立ってきている。
実例も踏まえてサクセストラップについて解説。

■過信が落とし穴を見逃す

⚫︎武勇伝を語る

過信することが、いかにバカなことなのか身近なことで例えるとわかりやすいかもしれない。
過去に何らかしらの成功体験があるとどうしても出てしまう自慢話。
自分はバブルを経験していないけど、高度経済成長でバブルを経験した50代位の人達は、タチが悪い。

「バブル世代」で検索すると「無能」「使えない」「ポンコツ」など検索語の予測で出てくるほど社会的に評判が悪い。
#フジテレビも50代社員が多すぎるとリストラを匂わせてきた

バブルを経験できた年代としては、50代の人達。

今、会社では中間管理職が多い年齢層。
「昔、凄いモテた」
「昔、遊びまくってた」
「昔、めちゃくちゃ稼いでいた」
このような昔話をする人の共通点が無能。
歳をとって、若干ハゲ散らかしている人に、「モテた」とか言われても説得力はない。

これと同じように、企業も過去の成功体験は時代環境にマッチした場合起こる可能性はある。

例えば、
百貨店が過去の成功体験に縛られたケース。
昔は、百貨店といえば花形とも言える職業で華やかなイメージがあった。
でも、今は違う。
それなのに今だに百貨店という看板で偉そうにしている人は本当に多い。
ダメな大人を見たいなら百貨店と商売すると、大体どこも同じような経験ができる(笑)

百貨店の衰退は過去の栄光に縛られた結果なのが、働いている50代位の人達をみると凄くわかる。※めちゃくちゃ偉そうにされる。。。

⚫︎バブル時代の新人

成功体験は時代と環境が一致すると得られる。
自分はバブルを経験していないけど、なぜあのような横柄で、無能な人達が大量発生したのか雑学程度に調べると面白い。

バブル時代入社の20代そこそこの社員でもタクシーチケットが使い放題。
飲食費に対する領収書切り放題なども、誰からも指摘されるようなことはない。
空前の売り手市場で、大卒の5割以上が一部上場企業に入社したと言われた。
会社訪問に行くだけで、交通費として1万円が現金で支払われたり、地方に住む学生などは、1回の上京で何社も周り、都度、交通費(航空運賃)が支払われるため大儲けができた。
#時代は恐ろしい。。。

「嘘でしょ」って思うことが実際にあったと言うこと。

考えることをしなくても、ある程度は上手くいった時代で生きていれば、それが成功体験として染み込む。
そうなると、「自分は昔できたのに、何で最近の若いヤツは出来ないの?」となる。

「気合と根性が足りない!」って思われるのも理解はできる。
でも、今は昔のように何でもアリは出来ない。
コンプライアンスと言う名の制約が全てを制限する。

この制限の中で何が出来るかが今を生きている人の問題であり考えること。

関連ブログ⬇️  今を生きる同時代性とは?

■常識、過去の経験が障壁になる

⚫︎人も企業も同じ

人は業界の常識や、過去の成功体験があると「昔」を思い出すことがあると同じように、企業も「昔」の成功体験を変化させられないことで失敗するケースが最近目立って来た。
老舗と呼ばれる企業の衰退は過去の成功体験によって苦しめられ、気がついた時にはどうにもならなくなってしまった例は沢山ある。

例えば、
百貨店の衰退と同じように、アパレル企業に老舗の衰退は本当に多い。
オンワード、三陽商会、ワールド、TSIホールディングスをはじめとした百貨店を主戦場とする老舗企業や、スーツ販売数世界一を誇っていた青山商事の大規模リストラ。

コロナで経営悪化する前に既に衰退していた名門企業が一斉に大規模なリストラを実施。2019年以降だけでこれだけのリストラや店舗閉鎖。
これこれが、過去の成功体験に縛られて「まだ大丈夫」「きっと昔のように復活する」と言った成功体験で判断を引き延ばした結果だと思う。

業界の常識、過去の成功体験がサクセストラップとして企業の衰退に直結する。

⚫︎見誤った変化の自爆

過去の成功体験、業界の風習をぶち壊し時代に合わせた戦略が必ずしも正解かと言われたらそうではない。
数年前に起こった大塚家具のお家騒動。

売上が伸び悩んだ大塚家具。
その原因が、これまでの成功体験で時代に合わないと訴えた久美子社長。

過去の成功体験から脱却という志は良かった。
悪かったのが「感情が出過ぎた」こと。
父親の成功体験を全否定すると言った個人的な感情が冷静さを失い、業績級転落しているのに方向転換できなかった。

感情が頑固さをうみ、改善する柔軟性を失った結果が今になる。

あれだけ世間を騒がせて、何も結果が出せずに退任。
この結果をみると自分の感情ほど怖いものはないと凄く思った。
やっぱりなって思ったのが、久美子社長が12月に退任して1年も足らずに親会社のヤマダ電機は大塚家具の黒字化に成功!

そして、仕事を失った久美子元社長の現在の仕事が経営コンサルティング(笑)

1つの上場企業の売上を半分にまでして上場廃止にまで追い込んだのに人がコンサルティング⁉︎
多分、この人は過去の常識とか成功体験以前に「自分への過信」が強い人なんだなと改めて知れた。
過信→勘違い。
これはこれで気をつけないといけないこと。

■まとめ

サクセストラップ。
過去の成功体験や業界の常識は、たまたま時代と環境があって生まれた結果。
でも時代も環境も変われば、当然過去の成功事例は使えないし、業界の常識が非常識に変わることも多くある。
「昔は良かった」
「これが常識」

この言葉がサクセストラップに自ら引っかかってしまうワードってこと。


自分を疑い、過去を否定する。
その意識が人も企業も変えることができる唯一の方法。
そして1番怖いのが感情的になること。
冷静さを失うとどんなに優秀な人でも失敗する。

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