絵本を昔から読むことはなかったっけど、大人になって良くも悪くも色んな現実を知る。
プログを書き始めてネタを探すと、よく出ててくるのがイソップ童話。
イソップ童話はモチーフを子供向けにしているだけで、伝えられるメッセージは強烈で「厳しい社会で生き残れ」といったことが隠されていることがある。

今日はイソップ童話 【三匹の蛙】のストーリーに近いリアル版が水曜のダウンタウンで放送され話題になったことについて。
「苦難を乗り越える力を磨け」って凄く大切だと改めて思った。
目次
■苦難になった時の行動
⚫︎【三匹の蛙】のストーリー
三匹の蛙が牛乳の容器のなかに落ちてしまった。
一匹目の蛙は悲観主義、
「もうダメだ」と何をしてもどうせだめだからと考えて、何もせずに溺れ死にました。
二匹目の蛙は楽観主義、
「きっと誰かが助けてくれる」と何もしなくても結局うまくいくだろうと考えて、何もせずに溺れ死にました。
三匹目の蛙は現実主義、
「今、自分にできること」を考えた。
蛙にできることは「もがくことだけだ」と考えて、必死にもがく。
いつしか牛乳がバターに変わりバターの上に乗って壺から飛び出る事ができた。
三匹のうち助かったのは、行動を起こした一匹のみ。
⚫︎現実ではありえない
あくまで童話の世界だけで、現実にはありえないと思ことかも知れない。
でも、このような絶望状態は実際に誰もが経験した。
そう、コロナ。
移動が制限されたり、強制的に営業時間が短縮など、誰も想像もしていなかった世界が実際に起こった。
その中で、
「どうにもならない」と思った悲観主義。
「落ち着くから大丈夫」と思った楽観主義。
「なんとかせねば!」と思った現実主義。
三匹の蛙と同じように3パターンに分類された。
コロナ禍で売上を伸ばした企業は「現実主義」
現実ではありえない、想像の世界かなって思っていても突如苦難がおしかかることは誰にでもある。
苦難が起こった時に、何をするかって凄く重要だなって思う。
そんな苦難の乗り越え方のリアル版のようなことが水曜のダウンタウンで起こった!(笑)

■賛否があるドッキリ
⚫︎ありえない落とし穴ドッキリ
賛否がある企画を色々やる水曜のダウンタウン。
確実に放送作家がクレイジーな人の集まりだなと思いながら毎回見ている。
今回の企画も相変わらず、ぶっ飛んでいる。
【落とし穴に落ちたのに、一向にネタばらが来ないまま日が暮れたら正気じゃいられない説】

色んな芸人が落とされ、6時間以上放置された落とし穴は、なんと深さ3.3m。
落とし穴の周りには油が塗ってあり、簡単によじ登ることはできない。

⚫︎悲観、楽観、現実
3.3mもの深さの落とし穴に落ちるというありえない状況。
この企画に参加した芸人は悲観、楽観の2パターンに分かれた。
唯一パンサー尾形さんを除けば。
どんなに頑張っても登りきれない穴の前でなすすべをなくした芸人は時間の経過とともに無気力になり「誰かの助け」を待っていた。
そんな中、唯一現実主義のパンサー尾形さんだけは違った。
「自力で脱出する!」
過去に落とし穴ドッキリにかけ続けられた尾形さんだけが行動をおこした。
そして、現状をしっかり分析し、今自分が持っているものの中で対策を考えた。
⚫︎対策方法が凄い!
落とし穴の脱出方法が凄い。
自分の着ている服をロープに変えて、ヘルメットにその服で作ったロープをくくりつけ、穴の外にあるロープに引っ掛けてよじ登ろうとしる。
まさかの1回目で失敗して、ジャージがなくなるというハプニングがあったにも関わらず、その後すぐに来ていたTシャツやパンツをロープにかえ、何度も何度も脱出を試みる。
#裸になっても頑張り続ける

「絶対に諦めない!」
何度も何度も失敗を繰り返していうのに諦めない。
最初は「裸で何やってんだ」と思っていた自分が次第に引き込まれる。
「頑張れ!」と。
多分、これは多くのことであり得ることで、無理だと思われることに対してチャレンジすることは、周りからは「何やってんだ」と最初は思われても、必死さが伝われば知らない間に応援したくなる。
■脱出の後
⚫︎今あるもので打開
落とし穴から脱出を目指すパンサー尾形さんの姿勢は凄く勉強になった。
来ている服をロープにして外に見えている紐に引っ掛けてよじ登ろうとする。

でも、なかなかうまくいかない。
そんな中、身につけていたファスナーをマイナスドライバーにして、穴にあったネジを外す。
そのネジを使って、周りのビニールに穴を強引に開けて足場を作る。
ロープを使って登ることが出来なかった。
でも、自力で作った足場を使って無事脱出。脱出にかかった時間は7時間12分。

⚫︎感動は脱出の後
自分が感動したには脱出後。
7時間もの間、自分自身と戦い必死で脱出。
水曜のダウンタウンのスタッフがドッキリだと明かした後のコメント。
怒りで我を忘れていい場面。
でも違った。

「面白くなってんすかこれ?」
本物の芸人ってすげぇなと思った。
脱出できないと考えられた落とし穴。
その中で必死でもがいて自力で脱出。
その精神力も凄いけど、バラエティとわかった瞬間に芸人として「面白い?」って言葉が出ることが感動した。
■自分で乗り切るしかない!
困難や苦難にぶち当たった時、現実逃避したくなるし、誰かが救ってくれると信じたい。
でも、多くに場合は誰も助けてくれない。
自分で乗り切るしか現状を打破する方法はない。
リアル版 三匹の蛙を彷彿する水曜のダウンタウンの企画を見て、諦めずに必死で考え行動したら困難は自力で解決できるにだと知れた。

困難にでも諦めない姿を見せてくれた。
バラエティとわかった時に芸人としての振る舞いをした。
尊敬の意をこめてパンサー尾形“さん”と“さん”付けてこれからは呼ぼうと思う。
久々に感動させられた!
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