ビジネス本の成功体験は戦術?戦術を真似しても上手くいかない理由と対策

ビジネスに関わる書籍や、セミナー、他人の成功体験など自分の知らない情報を得ると、「自分もできる」と勘違いしてしまう。
「〇〇という方法で成功した」
「今なら□□が儲かる」
「これをやったら上手くいった」

といった言った情報を聞いただけで、成長したように思えてしまう。

でも、実際に得た情報のまま実践しても上手くいかない。

関連ブログ⬇️ 知識を得ただけでは何も変わらない

それはなぜか?

ビジネス本やセミナー、他人の成功体験は戦術。
小手先の戦術を真似しても目的や戦略が違えば、当然成果は出せない。
戦術は手段。
実例を交えて、戦術の前に考えなくてはいけない大切なこと。

◼️アイディアは沢山あるの上手くいかない

●アイディアマンが陥る罠

いろんなビジネス本や様々な業界の情報を収集していくと、「こんな方法があるんだ」といった知識をたくさん得ることができる。

例えば、
ファンビジネスを強化したら売上が安定する。
サブスクという手法で収益を安定させる。
YouTubeを使って情報発信し新規顧客を増やす。
クラファンで資金調達と直接販売強化する。

このような手段の情報はたくさんある。

様々なところから得た情報をもとに、色々なアイディアを生み出す。

関連ブログ⬇️ テクノロジーを活用したビジネス

「こんなことができたら面白い」
「〇〇と□□を組み合わればできる」

と言ったアイディアを生み出している時はすごく楽しくて、ワクワク感がとまならない。

「これはいける!」と思ったアイディアを実行してみると多くの場合上手くいかない。

アイディアを考えるのは、すごく楽しい。
楽しいことを考えていれば、「上手くいく」と錯覚してしまい、本質からブレる。
これがアイディアマンの陥る罠。
※自分もよく陥る(笑)

●戦略なき戦術.

アイディアは出せるのに、上手くいかない理由はなぜか?
それは「戦略がないから!」

戦術は戦略の中の一つの手段に過ぎない。

戦略がない戦術は、温泉を掘り当てて旅館を開きたいのに、とりあえず家の庭にドリルで穴を開けているようなもの。

いろんな道具を使って穴を開けても、いつまで経っても温泉を見つけられない。
目に見えるアイディアは、穴を掘る方法や道具と言った手段。
手段だけ知っていても上手くいかない。

多くの芸能人がTVでの収入が少なくなったこともありYouTubeという手段に参戦したけど、上手くいかないのは、YouTubeは手段であって目的ではない。
大切なのは、YouTubeを活用することで何を得るか?という戦略。

◼️戦略と戦術の違い.

マーケターがハマる落とし穴が戦略と戦術が曖昧になっている、もしくは戦術しかないことが多い。改めて戦略と戦術の違いについて。

●戦略とは?

戦略とは、目的達成のために資源(リソース)を配分する「選択」のこと。

戦略=選択と集中

戦略が必要な理由は、達成すべき目標があり、そのための資源は常に不足しているから!
不足している資源で、とりあえず全部やろうとするのは資源を分散することでよくないこと。

資源は負けられないポイントに集中すべきで、この「負けられないポイント」を定めて集中させることが戦略が必要な理由。
「〇〇がないからできない」
「□□があればできる」
「あそこは人材と資金がある」

上手くいかない理由は、このようなな無いものねだり。
比較して劣っている部分を理由に言い訳をする。

戦略は、そもそも劣っている環境の中で、どうやったら勝てるかを考えること。
戦力80しかないのに、戦力100の相手に勝つためにはどうするか?を考えるのが戦略。

関連ブログ⬇️ 比較で得たものは比較によって離れる

●戦術とは?

戦術とは、戦略を実行するプランのこと。
戦略に対して、より具体的に実行するための具体的な施策のこと。

例えば、
〇〇という目的地を定めるのが戦略で、行くために、飛行機、新幹線、車、自転車を選ぶことが戦術。

戦略という土台の下に戦術がある。
戦術が沢山あったとしても、戦略が間違っていたら目標は達成できない。

芸能人が、戦術としてYouTube発信を強化しても、どんな人達に継続的に楽しんでもらえるか戦略が明確でなければ結果が出ない。

●芸能人YouTube比較

江頭2:50が運営している【エガちゃんねる】とFUJIWARAが運営している【FUJIWARA超合キーン】の比較すると、戦略の大切さがわかる。

TVへの露出度という面では圧倒的に多いFUJIWARAの2人なのに登録者数が伸び悩んでいるのはなぜか?
それは、戦略がなく戦術だけを取り入れているからだと思う。

知名度をいけせばYouTubeで儲かる。
コラボ動画を出せば、登録者数が増える。

と言った既に成功している人達から得た小手先の情報をもとに運営をしているから、どこかで見たことがある企画であったり、TVとの違いがなく、試聴する理由がないため知名度があったとしても数字が伸びない。

これこそ、小手先の戦術だけを真似しただけで戦略がない証拠。

一方、頭のおかしい人をターゲットに「TVではできない企画」や「TVでは見れない一面」を打ち出しいているエガチャンネルは、TVでは見れない企画という価値が魅力となり多くの登録者数を獲得している。

頭のおかしい人に向けて、TVではできないことを見せるという戦略が頭のおかしい人を魅了している。

◼️目的→戦略→戦術のフレームワーク

●マーケティングの基本

多くのマーケターが失敗するのが戦術ありきで物事を考えてしまうからだと思う。
素晴らしい戦術があったとしても、戦略という土台がなければ上手くいかない。
そして、戦略も達成したい目的がなければ良い戦略は生まれない。

目的→戦略→戦術
この順番を無視して、目的→戦術では【FUJIWARA超合キーン】のように、いつまで経っても得たい成果は得られないってこと。

●戦術より戦略が大切な理由

戦略と戦術をマトリックスにした時、どの優先順位が良いかを考えてみると面白い。

この場合多くの人は、
D→C→A→B もしくは D→A→C→Bと考えてしまう。

でも、答えはD→C→B→A

例えば、
福岡から東京に上京して稼ぐという目的があり、東京にどうやって向かうか戦略を立てる。
東京に行く方法は、飛行機、新幹線、車、自転車、徒歩など様々方法(戦術)が考えられる。

戦略と戦術は下記。

【戦略】福岡→東京に行く
【戦術】飛行機、新幹線、車、自転車、徒歩などの方法

①;D 戦略〇 戦術〇 最善
東京に行く手段として、飛行機で行く。

②;C 戦略〇 戦術× 次善 
東京に向かっているけど、自転車で行く。

③;A  戦略×  戦術〇 リカバリー困難
飛行機で、沖縄に行く。

④;B  戦略×  戦術× リカバリー可能
自転車から泳いで、沖縄に行く。

戦略が戦術より大切な理由は、戦略の大きなミスは戦術でリカバリーできないから!
言葉を変えると。
戦略が明確だと正しい方向に向かう。
戦術が強いと遠くまで飛べる。

目に見える戦術に惑わさられない。
まずは目的をしっかり定め、その上で戦略を立てる。
素晴らしい戦術でも、もし戦略を誤っていたらリカバリーが出来なくなる。
リカバリーできなということは、大きな損害を受けるってこと。

関連ブログ⬇️ 戦略は間違っても簡単に引けない

コメント

タイトルとURLをコピーしました