既得権益のへばりつく!過去の権利に長く依存すると思考が止まる

✏︎学んだこと✏︎

誰もが1度は「何不自由ない生活を送りたい」と思うことがあると思う。
自分も苦労ばかりしたくないけど、実際は苦労の連続で不自由な環境ばかり。
でも、ごく一部には先人が作った過去の既得権益によって何不自由ない生活を送れる人もいる。
有名政治家の子供
有名社長の子供
有名芸能人の子供 
など
親が作った信頼や実績、ルールをそのまま子供が受け継ぐ。

このようなことは個人だけでなく組織もある。
誰もが憧れる⁉︎既得権益。
ただ、与えられると作るでは全く違う。

今日は、既得権益について。

◼️権利を得る

●既得権益とは?

既得権益とは、特定の個人や団体、地域などが、歴史的経緯や慣習、法的根拠に基づいて、長く維持している権利や利益のこと。
ここで重要なのが「法的根拠」に守られているという点。

そして、この法を決めている人こそ政治家で、「既得権益」という言葉はよく政治に関係する時に使われる。

既得権益を作ると、人や組織は必死でその既得権益を守るために強い「岩盤規制」が働き、多くの分野での新規参入や規制緩和の壁となる。

●岩盤規制とは?

岩盤規制とは、規制を担当する官庁(役所)や族議員、業界団体などが「三位一体のスクラム」を組んで「緩和されること」を阻止している規制のこと
医療、農業、教育、雇用などの分野に多く、解禁されて自由化されてしまえば、各省庁やお役所の役割がなくなり、仕事を失う。
政治家も「利権」を失ってしまう為、様々な手を使って緩和されることを阻止する!

天下りがなくならない理由が、まさに既得権益を守る為で、法律を作る省庁関係者を受け入れたら当然内部情報等も早い段階で知ることができるなど、受け入れる民間企業にもメリットがあるため無くなることがない。

●政府関係者とのつながるメリット

政府関係者とのつながりが大きなメリットとなることを露呈したのが、国や都道府県が発注したコロナ対策商品調達先。

マスク、ガウンといった比較的簡単に調達できる商品を、「どこそこ?」といった誰も知らない企業が○千万、○億の発注を請け負った。
マスク、ガウンを過去に製造しているメーカーならまだしも、全く作った実績がないところでも多く参入された。

商品受注できたのは、事前に「何が調達したい」という情報と、「誰が発注窓口」かを知っていたこと。
このような一部の人だけが知っている情報という点は、ビジネスでは多くあるし大きな利益を出すことは実は「いかにして独り占めできるか」と言うことに近い。

●癒着、談合はなくならない

閉ざされた業界でよく起こっているのが、癒着や談合。

建前上は入札という形を取っているけど、実は業者同士であらかじめ値段を調整していたり、あらかじめ落札価格が決められている場合は、表に出てこないだけでかなりある。
法で規制しても、関係している全ての人が恩恵を受けていれば、悪いことだとしても表には出てこない。

ビジネス的に言葉を変えると、既得権益が強く働いている業界、業種は参入障壁が高い!
裏を返せば、既得権益さえ作ってしまえば利益を維持できるってこと。

●既得権益に縛られる

既得権益は一部の人だけが得ることができること。
一度得た既得権益があれば、苦労しなくても仕事が回ってきたり、お金が入ってくる。
だから、既得権益を体験してしまうと抜け出せない。

国会議員が腐っていくことこそ、既得権益に縛られている象徴だと思う。

コロナによって多くの企業や個人はダメージを受けている。
でも国会議員は仕事をしなくても安定の給与が確保される。
「国民と同じ痛みを」という名目で歳費2割。

実質の政治活動はほとんどしていないのに、年収は1,870千万円、さらに文書通信交通滞在費やら立法事務費といった経費として使えるお金が100万+65万×12ヶ月→1,980千万円。
ここにさらに交通費が加算される。

何もしなくても国会議員は4千万円を得ることができれば、自分の立場が悪くなるようなことは発言しないし、既得権益にどっぷり使っている人達が嫌がるような、「経費削減」とか自ら言うわけない!
そして、派閥という群れの中に属せば議員という守られた立場にいられると思えば、人が腐っていくのは当たり前。

多分、自分も同じ立場だったら腐ると思う。

既得権益に縛られると、どんなに志が高くても人として腐る。

関連ブログ⬇️ 自分nの軸を持つ克己心とは?

◼️既得権益に縛られる、作るの大きな違い

●既得権益を作る

ここまで既得権益を説明すると「お金に汚い」といった言葉に聞こえる。
確かに、既得権益に縛られる=お金の亡者となってしまう為、クリーンなイメージは持ちにくい。
でも既得権益を作るというのは企業を間違いなく安定させる。

既得権益を企業でよく使う言葉が、知的財産。

知的財産はIP(intellectual property)とも呼ばれ、IPビジネスが企業の安定につながる。

既得権益は縛られると、人も企業も腐るけど、既得権益を作ると、業績は安定する。
業績を安定させるために戦略的に既得権益を作る。

関連ブログ⬇️ ブランドを作る!客単価UP戦略

●IPビジネスを作る

・知的財産の有効活用

知的財産とは、発明やデザイン、著作物など、人間が創造的活動により生み出したものを指し、楽曲やデザインといった芸術分野の作品のほか、顧客リストや社内のノウハウといった営業秘密も対象となる。

知的財産には法令により定められた権利または法律によって保護されるという利益を得られる権利として「知的財産権」が認められている。

例えば、
楽曲や小説の作者に与えられる著作権は日本国内では著作権保護法で保護されている。
そのため、著作権を保有していない他者がその作品を無断で利用することはできない一方で作者は他者から契約のもとライセンス料を受け取り、作品の利用を認めることも可能。

IPビジネスとは、こういった知的財産権をもつ人物や企業が作品自体を販売して収益を得るだけでなく、自身の知的財産を販売または貸与することによってさらに収益を得ようとするビジネスモデルのこと。
ただ、法律で守られた権利を作り運用することは、特に日本人が苦手な分野とも言われる。

■IPの活用例

⚫︎MicrosoftのOS

当たり前のように使っているパソコンは既得権益がある。
Microsoftがなぜ莫大な利益を継続的に生み出せているのかはまさにOSの権利を持っているから。

「OS(Operating System)」とは、システム全体を管理し、さまざまなアプリケーションソフトを動かすため最も基本的なソフトウェアのこと。
パソコンには必ずこのOSが入っている。
Windowsと出るパソコンは全てMicrosoftにOSの権利料を払うことで使えるってこと。
普段当たり前のように使っているワードやエクセル、パワーポイントなど活用したら、無条件でMicrosoftにお金が落とされる。

⚫︎ディズニー

オリエンタルランドが運営するディズニーランドやディズニーシーはディズニー社からライセンス(ブランド)を借りて運用している。
ディズニー商品の全てにはライセンス料が含まれ、一定金額が権利元であるディズニー本社に入る。

権利元は、ブランド管理するだけで莫大な利益が入ってくるってこと。
会社の収益が安定するからこそ、次の投資ができるように、ビジョナリーカンパニーと言われる企業は必ずIPを活用している。

裏を返せば、法で守られているIPがあることで高い利益率を出せるってこと。

関連ブログ⬇️ 安定企業の条件

■安定のために既得権益を作る

既得権益に縛られると、人も企業もダメになるけど、企業を安定的に成長させようと思ったら既得権益を利用した方がいいってこと。
そういった意味では、既得権益にへばりつくのではなく、作り続けることが成長に繋がるってこと。
ただ、一部の人しか恩恵を受けない既得権益を作るって本当に難しいけど誰でも作ることはできる。

身近な権利がブランドや作品。

既得権益を作るっていうイメージで色んなことを考えるとこれまでと違った視点で物事が判断できるようになると思う。

関連ブログ⬇️ VIPを狙え!ラグジュアリー戦略とは?

コメント

タイトルとURLをコピーしました