左利きは選ばれた才能?「天才」⁉︎、それとも「変人」⁉︎脳科学で分かった有能性

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世界の人口の約10%が左利きと言われているが、90%が右利きということもあり、社会は右利きを優先に作られている。
文字の書き順、包丁、ハサミなど右利き社会の中で左利きの人は不便の中で生活し、左利きを矯正する人も多い。
#妻も弟も左利き

不便な生活をしなければいけない左利きについてフォーカスさし、そのポテンシャルを探った『1万人の脳を見た名医が教える すごい左利き』(ダイヤモンド社)が大ヒットしている。
その中で紹介されている、左利きの特徴を簡単に紹介。

■統計から見る左利きの割合

⚫︎左利きを矯正される文化が生まれた理由

世界の人口のうち、左利きの割合は約10%といわれていわれているけど、日本人の左利きの割合は人口の約11%と言われていて、世界人口における割合よりも少しだけ高い。

日本では第二次世界大戦前は左利きを右利きに変える文化が根づいていたため、その割合は現在よりも低い約6.5%だったみたい。
この背景には、箸文化の日本では左利きの人と並んで座ったときにお箸を持つ手がぶつかってしまうこと、集団意識が強く人と違うことをするのを嫌う傾向が強かったことなどが左利きを矯正するようになった理由として言われている。

日本と同じように左利きを矯正される文化を持つのがインド。
インドでは左手は不浄の手とされ、食事や握手などは右手で行う。
このような文化的・宗教的な背景も利き手に影響を与えている

⚫︎両利き文化

アメリカの左利きの割合は1.8%で世界人口における割合よりもかなり低い。
一方、両利きは28%。アメリカでは右利きに変えることは子どもに悪影響を及ぼすといわれており、無理に利き手を変えるよりも両利きに育てる方針を取ったのかもしれないと言われてる。

28%もの人が左利きで生活でき、特に矯正されることもなければ、不便に感じることはないかもしれない。

⚫︎左利きになる割合

左利きが生まれる割合の研究結果も発表されている。
両親ともに右利きの場合は9.5%両親片方が左利きの場合は19.5%両親ともに左利きの場合は26.1%

どうやら、左利きが生まれる可能性は遺伝によるところ大きいと言われている。

■名医が教えるすごい左利き

⚫︎利き手が生まれる理由

『1万人の脳を見た名医が教える すごい左利き』の著者である医学博士 加藤俊徳さんは、「僕自身が左利きで苦労した経験があり、それゆえに左利きならではの優れた点を探り、まとめたいと考えました」と研究理由をコメントしている。
「そもそも右利きと左利きという利き手が生まれる理由は、利き手を作ることで脳と体の負担を減らすため」だと言われている。

例えば、
転倒しそうになった時にとっさに右手でかばうなど、優先順位をあらかじめ決めておくことで脳の処理速度が速くなり、結果として体を守ることに繋がる。

⚫︎1:9の壁

人口の9割は右利きで、社会は右利き前提で作られていることが多い。
日常でよく使う包丁、ハサミ、カッターのような刃物は、基本右利き用だし、文字の書き順は右利きが書きやすい様に設定されている。

ドアは右手で開けやすいように作られているから、それを左手で開けるのは非常にやりにくい。

このように、右利きを前提に社会は作られているから左利きの人は左利きが日常生活でストレスを溜めやすい。
ヨーロッパでは、この様に日常生活でストレスを感じることが多い左利きは短命だとも言われることがある。

■左脳;論理的思考、右脳;感覚的思考

⚫︎左利きの能力

子どもの頃から、字を書いたりハサミで図形を切り取ったりなど何かをするたびに「みんなは右手でああやっているけど、左手ではどうすればいいか」と常に利き手と反対の手も同時に意識が求められる。

左利きであることで、利き手を動かすために、常に利き手と反対の手を気にかけながら「両手を意識する」ことが効率的に脳を活性化に繋がる。
一般的に右利きは左脳(論地的思考)をよく使い、左利きは右脳(直感的思考)をよく使うと言われている。

ただ、左利きの人は普段から両手を使う意識をする機会も多いため、右脳だけでなく左脳も使っている為、発想が豊になりやすい。

⚫︎左利きの有名人

左利きで世界的な偉人としては、哲学者のアリストテレス、そして、アインシュタイン、エジソン、ダーウィンなどの「天才」。
さらにはモーツァルト、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ピカソなどの世界的に有名な芸術家にも左利きは多かった。
近代では、実業家のビル・ゲイツやオバマ元米国大統領なども左利き。

右利きの人は左脳を使うことが多いけど、左利きの人は右脳の感性要素を使うことが得意ということもあり、感性が必要な芸術家が多いのはなんとななく理解できるし、新しい発明や発想が必要となると論理だけではなく感性も必要と思えば、普段から右脳を使う機会が多い左利きの方が柔軟な発想が生まれやすいというのもも納得できる。

⚫︎右脳と左脳の得意分野

ある研究によると、右利きの人のおよそ96%が左脳で言語系の処理をしていたのに対し、左利きはおよそ73%が左脳で、両利きでは、85%が左脳で言語系の処理をしていると結果が出ている。

左利き、右利きを問わず、7割以上の人が左脳で言語処理を行っている。

右利きは、右手で文字を書くときに、左脳の運動系脳番地を使いながら、左脳の伝達系脳番地で言葉を生み出すので、左脳の中でネットワークを使う。
一方、多くの左利きが右利きに比べて、左手を右脳で動かしながら、左脳で言語処理をしており、左脳と右脳の両方のネットワークを同時に使わないと、文章を作れない。

左利きは両方の脳を使うため、「言葉を使って考えをまとめるのに時間がかかる」傾向がある。

右脳、左脳ともに頭を活用させて言葉を選ぶ習慣が普段から行えば当然、新しい発想も生まれる確率は左利き人の方が高いと言われても嘘ではなさそう。
ただ、人と違った発想での物事を捉える左利きは、右利きの人達からしたら「変わった人」とも「変人」ともとらわれやすい。

関連ブログ⬇️ 変わった人と変人の捉え方の違い

◼️左利き、右利きどっちがいい?

⚫︎左利きあるある

左利きあるある⁉︎で「何を考えているのかわからない」と言われている。

それは左利きの人は、頭の回転が速く、周りの人よりも少し先のことを考えていることもが多く、そのために周りの人がその考え方についていくことができずに「考えていることが理解できない」というケース。

左利きの人が、全てが優れているという訳ではなく、当然苦手なこともある。
よく言われる苦手なことは、複雑な問題や、苦手意識が高い問題に対しては、理解するまでに時間がかかってしまうということ。
さらに、普段から色んな不便というストレスも関係しているのか精神的に不安定になりやすい人が多く、自律神経のバランスを崩しやすいという特徴がある。

左利きの人は繊細な性格であるというのが精神的に不安定になってしまうことが多い。

左利きの妻は、まさに色々考えすぎて精神不安になることも多いし、苦手意識が強い機械の使い方とか数字が並ぶような左脳を使うことは嫌うけど、絵を描いたり文章をつくるとか感性が必要なことは得意だし、「おぉ〜」って思うことがある(笑)。

典型的な左利きの特徴。

⚫︎どちらがいいではなく特徴

右利き、左利きどちらがいいというわけではない。
どちらも得意不得意があるってこと。

右利きで作られた社会の中、不便のなかから考える癖をつけることができた左利き。
でも色々な不便がストレスになり精神的に不安定にもなりやすいというデメリットもある。
ただ、左利きが得意とする発想力の源でもある脳の使い方は参考になる。
「不便のなかでどうしたら良いか?」
「どうやったら簡単にできるのか?」

左利きの人は普段の生活の中から効率を自然と考える癖がついている。
この効率を考える癖がない右利きが、右脳を使う習慣をつけることが柔軟な発想を手に入れるコツかもね。

自分は右利き。柔軟な発想を手に入れるために、「不便の中で何ができるか?」を考え続けることって大切だね。

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