既にあるアイディアを頂くリアプライとパクリの違いとは?

✏︎学んだこと✏︎

コロナによってこれまでの働き方、考え方が強制的に変えられ数年。
この社会の変化に合わせて大きく飛躍したところもあれば、逆にジリ貧の中でじっと耐えるしか出来ないところに分かれた。
これまでのやり方が通用しなくなった場合、環境に順応するか、それとも過去にすがるか、現状維持かといった選択があるけど、「環境に順応する」という選択肢が一番難しい。
それは、過去の経験、成功はなかなか捨てられないからだと思う。

過去の成功体験に縛られると新しい技術や考え方に順応するのが難しい。
時代の変化に順応できないままでは、当然新しいアイディアを生み出すことは難しい。
新しいイノベーションが生まれていない結果が、「空白の30年」。

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停滞している中で、その環境を打開するためには新たなアイディアが必要なのは誰もが知っている。
アイディアを出し続けなければ停滞する現代で、アイディアを生み出す上で大切な、リアプライとパクリの違いについて。

◼️新しいものを生み出す

●目的→戦略→戦術

最近よく会社で見かける光景。
「利益を上げる方法を何か考えろ!」
「売上が減るなら、新規を獲得しろ!」


企業を運営していく上では利益がなければ継続できないから、利益を上げるということは当たり前のこと。
ただ利益を会社全体で上げるには明確な指針がなければ難しい。
所詮個人がどんなに頑張っても、組織で成果を上げれなければ意味がない。
成果を上げるためにがマーケティングの技術は知っていた方が良いと思う。

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マーケティングの観点で物事を考える癖を意識すると、成果が挙げられる実績を紐解くと目的→戦略→戦術と明確になっている。

目的→戦略→戦術が明確であればあるほど成果の大きさが比例している気がする。
間違ってはいけないのは戦術はあくまで戦略があっての戦術で、戦略は目的があっての戦略。
戦術→戦略→目的という流れは絶対にうまくいかない。

●立場の違いが考え方の違い

最近凄く多いと感じるのが、戦術ありきの戦略。
アイディアは戦術の1つの手段だけど、戦略がなければすごい戦術も意味をなさない。

「何かいいアイディアはないのか?」と現場に戦術を求める無能な経営者が多いが本来経営者の仕事はより高い視点で物事の意思決定をする立場。

企業レベルの目的→戦略→戦術と担当者レベルの目的→戦略→戦術では当然規模感が異なる。
企業で役職が上がれば求められる目的は異なるにも関わらず、ボトムアップ型のアイディアに依存するしか選択肢がない企業がまさに今苦しんでいるところだと思う。

優秀な経営者が企業レベルで目的→戦略→戦術を打ち出せなければ当然事業レベル、担当者レベルで結果を出すことはできない、もしくは間違った方向に進む。

▽戦術と戦略の違い

目的は達成したい未来像。

経営者の目的と担当者の目的が異なるのは視点が違うから。
多くの人が間違っているのが、良い戦術があっても必ずしも良い結果とならない場合があり、より強い戦術であればあるほど、間違った方向に進めばリスクでしかない。

戦略と戦術の違いは明確。
戦略は進むべき方角で戦術は手段。

例えば、
目的;夢の世界を楽しみたい
戦略;東京ディズニーランドに行く(方角)
戦術;移動手段(手段)

このように身近なことに置き換えるとわかりやすい。
※自分が大阪にいるという設定

この場合、東京ディズニーランドに行く移動手段は飛行機、新幹線、車、自転車、徒歩と色んな移動手段が選べる。
夢の世界を楽しみたいという目的を達成するには本場ディズニーランド、東京ディズニーランド、ハリウッド映画、近所のスナックと色んな選択肢が選べる。

東京ディズニーランドに行くと決める前に、一番早く行ける飛行機に飛び乗ってしまった。
飛行機の行き先はアフリカ。
移動手段として最適な飛行機だけど進むべき方角が決まっていなければ取り返しのつかない状況になるってこと。

目的達成に対して方角を定めて手段を決めることが人の役割。
この単純なことが理解できていないといつまで経ってもアイディアが成果につながらない。

●アイディアは0→1のみではない

「アイディアを出せ」と言われると拒絶反応がある人が多い気がする。
アイディアは必ずしも0→1のだけではない昔は日本は経済大国としてGDPも世界2位だった。でも今は韓国に1人当たりのGDPが負ける状況。

昔は経済大国だった日本が中国や韓国になぜ抜かれたか?ってことを理解するとアイディアの本質が少し理解できる。

中国や韓国が急激に成長した理由として、日本や世界各国から技術を真似ることをした。さらには優秀な人材を世界各国から集めた。
0→1ではなく、既にある1→10、もしくは10→100にしたから日本はあっという間に追い抜かれた。

この現状で注目しなければいけないのは、真似ることが全て悪いことなのか?ということ。
中国や韓国を形容する時にすぐに「パクる」文化があるイメージがある。
世界、日本の技術や人材をパクって成長してきたと。

◼️目的達成の手段

●真似ることは手段の1つ

短期間で大きな成果を出している中国や韓国。
中国や韓国が行った真似る行為。

真似る=パクリと表現されることが多いけど真似ること=パクリだけではない
マーケティングの観点からみると「真似る」ことはリアプライとパクリに分けられる。

リアプライとは?

リアプライとは世の中から使えるアイディアを探して応用すること。
元々あったアイディアだけどそれを見つけて自分流にアレンジすること。
中国や韓国が大きく成長できた本質はリアプライ。

わかりやすい例だとサムスン。
日本から技術や人材を手当たり次第に吸収し、世界マーケットに向けて独自の感性を加え販売したことで巨大企業に成長した。
最初は真似事かもしれないけど、技術にデザイン性を加え応用発展させ世界マーケットで評価された。

パクリとは?

目に見えるブランドや手法をそのまま真似るパクリ。
著作権を侵害したりするパクリは犯罪に当たる。

このパクリの線引きこそが法律。

「嘘でしょ?」って思うことキャラクターやブランドの真似はすぐに指摘できるけど、厄介なのが法律を掻い潜った悪行。

中国国内で人気の天印良品。
誰がどう見ても良品計画のパクリだけど中国国内の法規制に守られているから商売ができている。

最近問題になっているのが日本から盗んで海外に持ち込まれた果物。.

どう考えても品種を盗んだと分かっているのにも、法規制されることがないから日本は技術を盗まれただけの被害者となる。
※法規制しない日本の政治がザルってこと

●世界の常識

日本で生まれ発展したものを海外でコンセプトやブランドを盗まれることは多い。

盗まれた技術やブランドと分かっていても、法規制できないものであれば盗まれた方は泣き寝入りするしかないってこと。
このあたりが日本が世界で活躍できない理由。

海外では良くも悪くも自分さえ良ければいいという考え方がある。
それは人の技術やブランドを盗んでも成功できればいいという考え方。

道徳的には反する行為だけど、ビジネスの世界では海外に限らず日本でも凄く多い。
ビジネスのアイディア持ってきて「まんま」真似しても法規制されない限り合法。
これが世界の常識。
日本のマーケットが停滞し世界のマーケットに繰り出すのであれば、この世界の常識を知らずしては潰されるってことだね。

「楽して稼ごう」という考え方も法に触れない限り合法ではあるけど、それが良いか?悪いか?の判断は異なる。
ただ、間違いなく言えることは綺麗事だけではないのがビジネスの世界。

◼️真似るだけではなく応用する

●アイディアを0から作るだけではない

アイディアに困ったとき、全てが0から考える必要はないと思う。
既にある技術や手段を参考に発展させることがアイディアを生み出す近道。

「あれば誰かの真似」「パクリは嫌だ」このようなプライドを持つことは悪くはない。
ただ、苦しんで生み出したアイディアのほぼ100%が世界のどこかで既に考えられたことなのは間違いない。成功していないから情報として知らないだけ。

0から何かを生み出し続けるのは限られた天才。
天才ではない自分がアイディアを生み出し続けるには方法は1つ。
色んなところにアンテナをはり情報を収集し、良いものを積極的に取り入れ自分流にアレンジして応用して使いこなすこと。
応用する手段こそがアイディアとなる。

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●応用こそがスキル

アイディアはそのまま真似るだけでは「パクリ」。
自分流に発展させてこそスキルとなる。
アイディアの生み出し方を服のコーディネートで例えると腑に落ちる。
世の中には沢山の服が溢れかえっている。
高額なものから低価格なものまで様々。
その中の組み合わせを自分で考えて選ぶことがコーディネート。

マネキンでカッコよかったコーディネートを「まんま」真似ればパクリ。
自分の個性に合わせて応用するのはリアプライ。

応用力を磨かなくてはいつまで経っても「服に着られている」状態から脱却できない。自分の個性に合わせて選ぶことがスキル。

アイディアも服のコーディネートと同じで、色んな色や形、素材のアイディアやサービスを自分流に応用することで個性となる。
アイディアやサービスは無数にある。その中で、どんな組み合わせが良いかバランスが取れた時に成果が出せるアイディアと変わる。

コーディネート次第で良くも悪くも個性が造られる。
自分の個性を表現する方法の手段の1つがコーディネートであり戦術。
自分にはどんな特徴があり、どのテイストが似合うか知らずに芸能人のパクリばかりしていれば当然個性は生まれない。
どんな特徴でどのテイストの方向性が自分に似合うかを定めるのが戦略。そもそも、なぜお洒落をするのか?
それは「モテる」「よく思われたい」という願望を叶えるため。
それが目的ってこと。

ビジネスも同じように目的があり、戦略があり、戦術につながる。
この順序がブレれば結果は生まれない。

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