コミュニケーションを破断させる自分に攻撃性を抑える方法とは?

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日頃の生活の中で、稀に発動される自分の中にある攻撃性。
キレやすいというわけではないし、ストレスも溜まりやすいわけではないけど、自分の場合あることをされると突然爆発し攻撃的になってしまうことがある。

そして後から「やりすぎた」と反省する。
攻撃性が発動されると高圧的な態度や言葉になり周囲を萎縮させ、恐怖を与える。

誰もが多少なりとも持っている攻撃性はコミュニケーションを破断させる原因ともなる。

コミュニケーションを破断させる自分のもつ攻撃性を知り、抑え込むために必要なこととは?

◼️攻撃性の正体

●「怒り」の感情が攻撃的になる

自分が攻撃的になっていると感じる場面を想像すると「怒り」と関係してくる。
人によって怒りの沸点は異なる。

すぐに怒る人もいれば、突然爆発する人もいて怒りの沸点はそれぞれで、さらには怒りが爆発するきっかけも異なる。
自分の場合は攻撃的になる場面は「筋が通らない」「理不尽な態度」「弱いものイジメ」といったことをされる、もしくは周りでされるとスイッチが入ったように攻撃的になる。

「怒り」の感情を抑え込める人は攻撃的にならない大人な対応ができると思うけど、自分の場合は「怒り」の感情を抑え込むことはまだできない。

攻撃性の本質は「怒り」の感情ってこと。

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●攻撃性を行動に移す条件とは?

怒りを抑え込めると人と発動してしまう人の違いは攻撃性が生まれた後に行動に移すか否か。

2012年に発表された【Finkel et al.】の論文によれば、攻撃性が暴力となる場合、親密な関係では3つの要因があると発表された。
攻撃性を行動に移す条件の理由として、

①引き金要因

引き金要因とは、攻撃したくなるような相手の行動のこと。
言葉の表現を変えると「相手に地雷を踏まれた」「許せない相手の行動」を感じたときに発動されるなど何かをきっかけとして怒りに変わる要因。
自分の怒りの発動は全て引き金要因。

②推進因

推進因とは、暴力的になる性格や環境そのものが原因ということ。
自分が育った環境がそのまま自分の性格として形成されてしまう要因。

例えば、
親がすぐにキレる、暴力を振る、クレームばかりするといった環境に育つと、気にいらなかったことがあればすぐに怒るという性格になる。
ただ、推進因はすぐにキレやすい人なので日頃の態度や表情にも出ているからわかりやすい。

③抑制因

抑制因とは、暴力を抑える性格や環境で溜め込んだストレスが爆発すること。
抑制因が一番凶暴化しやすく問題になる。
近年凶悪化されているサイコパス的な要素がある犯罪の原因が社会や環境から抑制され続けた結果、それがストレスと変わり

普段は物静かで控えめなのに突然爆発したケースも多い。
サイコパスのような感情の欠落させてしまうにも要因があり、やはり環境というのはすごく重要。

●攻撃的になる行動に移す

攻撃性の強い要素で注意しなければいけないのは②推進因と③抑制因。
これは幼少期から成人に至るまでの環境がそのまま人格となり、自分が意識、コントロールができない状態になること。
一方、①引き金要因は、攻撃的になるきっかけが自分で自覚できる点が②推進因と③抑制因との違い。
そして、攻撃的な行動に移してしまう場合の状況が2つある。

①相手から挑発だと感じるような行動されること

挑発的な行動とは、怒りを誘導する挑発行為や侮辱や相手から距離を置くといった言動などが含まれ、相手発信から怒りを感じ行動してしまうこと。

ただ、挑発されたからといって怒りを爆発し、暴力を振るってしまったらどんなにこれまで模範的な行動をしていても一瞬で信用を失ってしまう。

賛否はあるけど、妻を侮辱され続けたウィル・スミスがアカデミー賞受賞式で怒りが爆発して平手打ちという暴力を振るってしまったこと。
怒りを爆発する理由は理解できるし、自分も同じような行動に出てしまう可能性だってある。
でも、暴力という解決策はどんな理由があっても正義にはならない。

②攻撃的な行動を抑えるための心の余裕がないこと

攻撃的になっているとわかっていても心に余裕のないときは爆発しやすい。

ストレスを溜め込んだ場合、このような行動になることが多く、近年のストレス社会で多い原因は心に余裕がないからだと思う。
生活苦のストレス、仕事のストレス、人間関係のストレス、将来への不安などストレスが原因で心に余裕がなくなると怒りを行動に移すきっかけとなる。

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◼️正義感からくる怒り

●「正しさ」と「攻撃性」の関係

怒りをあらわにした時に「悪いのは相手のほう」「自分はそれを正そうとした」という考えが根底にある。
自分は「正しい」、悪いのは相手だというケース。

例えば、
自分がお店のレジにちゃんと並んでいるのに誰かに割り込んできたらイラっとする。
そして、傷つけられた気持ちや不利益を取り戻そうと注意(攻撃)するか、自分が危険な目に遭うことや他の人の迷惑になるから我慢するかなどと考えて、実際の行動を選択する。

「正しい」ことに対して注意するという行動も相手にとっては一種の攻撃と見られるということ。
正義感が強く、正しい行動をとることは実は裏には攻撃性を潜んでいる。

●SNSでの誹謗中傷

現在社会問題かしているSNSでの誹謗中傷。

SNSの世界では、自分とは無関係な相手でも失敗や落ち度があれば遠慮なく攻撃する。
相手は非難されても仕方ないことをしたし、自分は当然の指摘をしているという理屈。
そしてそれは、ネットのような匿名性がない実際の対人関係においても、相手を堂々と攻撃できる理由になる。

こうして「正しさ」は、「怒り」と「攻撃」を正当化する材料になる。
そして、相手が反省や謝罪を示さなければ、「あいつは分かっていない」「分かるまで言い続ける」「もっと強い方法が必要だ」というように更に激しい攻撃を繰り返すための燃料になり誹謗中傷がエスカレートする。

つまり「正しさ」と「攻撃性」はハマりやすい組み合わせであると共に中毒性もある。
この「正しさ」+「攻撃性」が組み合わさった状態だと冷静な判断はできず、我を忘れた行動になる。
そして自分だけではなく周囲を不幸にする結果となる。

正義感が強いというのは時として裏目に出ることもあるし、その根底には「正しさ」という自分の中での正義が、本来持っている性格と組み合わさると怒りは行動へと変わる。

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●「正しさ」と向き合う

誰もが自分の正義を持っている。
「正しさ」という基準が強い人は情熱的で感情的になる機会が多い。
それが個性を作る。

個性の裏側には、「自分とは」と言う基準を持っているということ。
この自分らしさが「正しさ」の基準を作り、この基準が明確な人ほど攻撃性を強く持つ。
一方、「正しさ」の基準がない人は個性が薄く感情の起伏も激しくない。
その為、日常的な攻撃性はない変わりにストレスを溜め込み自分を追い込む傾向がある。
追い込んだ結果が爆発。
どちらがいいと言うわけではなく、自分の特徴を知る努力が大切ってこと。


自分の場合は「正しさ」が怒りを正当化させて攻撃的になってしまう。
そして攻撃性のスイッチが入ると冷徹になる。
感情的な攻撃ではなく、サイコパスに近い冷徹さで徹底的に相手を追い込むことに何も感じなくなる。
これが欠点。

自分の攻撃性には「正しさ」という正義があるということを知るだけで、少しだけ怒りをコントロールできるかなと思う。

「正しさ」が怒りを正当化する!
誰もが陥る可能性がある攻撃性に対して根底にある怒りの原因を知ることって大切だなと改めて感じた。

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