変えなくてはいけない部分を守るために、変えなくてはならない部分を変える!

𖣯日々の気づき𖣯

時代の変化に合わせる。
この言葉は全てを変化させなければいけないように勘違いしてしまうことがあるけど、本当は変えてはいけないものは残し、変わるべきところは変えるということだと思う。

変えてはいけないこととは?
「理念」「志」「想い」など根底にある考え方。

松尾芭蕉が残した「不易流行(ふえきりゅうこう)」がまさにこの考え方。
変えてはいけない部分を守るために、変えなくてはいけない部分は変える。

今日は改めて「不易流行」の考え方について。

◼️変えてはいけないコト、変えていいコト

●不易流行(ふえきりゅうこう)とは?

松尾芭蕉が示した俳諧の理念とも言われる考え方、「不易流行(ふえきりゅうこう)」とは、いつまでも変わらないものの中に新しい変化を取り入れることを指す言葉
また、新しさを求めて変化をすること自体が、世の常であるということも指す。

いつまでも変わらないものの中に新しい変化を取り入れることを指す言葉で、新しさを求めて変化をすること自体が世の常であるということもあわらしている。

いつまでも変わらないことを指す「不易」と、時代に応じて変化することを示す「流行」という相反する概念がひとつになった言葉。

「変わることのないものと、変化し続けるもの」。
よく使われる表現としては、
伝統を踏まえながら新しいものを取り入れていくことを表すなど、昔から受け継がれているものを知った上で時代に合わせた挑戦をする。

良いか悪いかは別として、伝統的な歌舞伎界が近年スーパー歌舞伎としてアニメとコラボしたりする挑戦はまさに不易流行の考え。

伝統的な本質をふまえながら、時代の変化に応じて新しい事業分野や手法などを取り入れていくこを示しているのがスーパー歌舞伎なのではないかと思う。

●「不易流行」と「温故知新」の違い

伝統などの昔からの考え方を大切にするという意味で「温故知新」という言葉が使われる。
温故知新とは、前に学んだことや昔の事柄をもう一度調べたり考えたりして、新たな道理や知識を見い出し自分のものとすること。

古いものをたずね求めて新しい事柄を知る意味。

昔のことを学んで新しい価値観や知識を得ることが「温故知新」で、伝統を踏まえながらどんどん新しいものを取り入れていくことを表す不易流行とは意味が違う。

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◼️ビジネスで使われる考え方

●変えるものと変えないものの線引き

不易流行を経営理念や座右の銘として使われることが多い。

“不易”を「ビジネスの軸となる変わらない考え方」、“流行”を「時代の変化に合わせて変化していくこと」ととらえ、2つのバランスを上手に両立していくことを目指す際の言葉として「不易流行」を掲げる。

ただ、非常に難しいのが変えていいものと、変えてはいけないことの線引き。

この線引きで重要になるのが「存在意義」や「やりがい」「目的」。
ここを見失ったケースが近年本当に多い。

例えば、
松下幸之助というカリスマ経営者が作ったパナソニックは、「存在意義」や「目的」を見失った結果、大リストラや経営不振につながった。

日本で多いカリスマ経営者が後継者を育てきれていない問題の本質は、会社の「存在意義」を伝えきれていないからなのかなと思う。

一方、ビジョナリーカンパニーは「存在意義」を受け継がれているから長い期間成長できる体制になっている。
この「存在意義」こそがビジネスにおける不易流行の本質。

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●存在意義を忘れない!

経営者だけではなく、これは個人も同じだと思う。
「自分は何のために生きるのか?」
「自分は何がしたいのか?」

これがまさに存在意義。

「お金を稼ぎたい」
「出世したい」
「モテたい」

この言葉は存在意義ではないから想いが長続きしない。

燃え尽き症候群は、目的達成後に抜け殻になってしまう状態で、この状態になるということは、そもそもの目的設定が間違っていたということ。

「何のために自分が存在するのか?』

●注目されているパーパス経営

企業として伸びるとされているのがパーパス経営をとっているところ。
そしてこれができなければ今の時代は生き残れない。
それはなぜか?
今の若者は「やりがい」を重視する人が多いから。

誰もが知っている超一流企業で「安定」「安心」が確保されていても「やりがい」が感じなければすぐに会社を辞める人が多くなっている現実。
企業の看板よりも「やりがい」を重視する人が増えた。
それは転職が当たり前になり、新卒で入った会社で一生過ごすという考え方がなくなった。
マイナビの調査でも10年以内に転職を考えると答えた人が多くなってきていると発表している。

流石に半数以上が10年以内に辞めたいという調査結果は怪しいと思っていたけど、2022年1月にNHKが調査した結果でも、10年以内に今の会社を辞めると答えた人が4割もいるという結果。

定年まで働きたいと新卒の段階で考えている人が実は少数派っていうのが今の時代の流れ。
なぜ転職をするのか?を考えれば、これから企業が優秀な人材を確保するために何が必要かが見えて来る。

それこそがパーパス経営。
企業は存在意義を従業員に提示し、「やりがい」を感じてもらえる企業活動をすること。

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◼️存在意義を考える

今、充実感を感じていない人は何を見直すべきかと考えたとき、それは存在意義だと思う。
「自分は何をしている時が幸福に感じるか?」
これってすごく大切だと思う。

自分の場合は
「感謝される事業を作る」
「家族の笑顔を守る」

この2つが存在意義。

物事がうまくいかない時はストレスが溜まる。
それでも前に進む時感上げるべきは「存在意義」。
目的を達成するためには、時に自分の意志を変えることも必要。
信念を変えるのではなく、目的を達成するために方法を変える。

「不易流行」
変えなくてはいけない部分を守るために変えなくてはならない部分がある!
変えたくない部分こそが「存在意義」。
この線引きを間違えると目先のことに振り回されて自由を失う気がする。

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