以前から興味があった才能について。
2回に分けて自分なり考えてみる。
なるほどと思った本は『超一流になるには才能か?努力か?』と『才能の正体』
今日は、『超一流になるには才能か?努力か?』を元に考えてみる。
■才能がある?ない?
どうしても、凄い人を見ると才能が違うとか?あの人は才能がある?とか思ったりすることがある。
スポーツの世界だと身体能力という違いはあるのは間違い無いけど、そのスポーツの世界でも身体能力に恵まれていない選手がすごく活躍することもかなりある。
自分が出来ないことがあれば才能という言葉で片付けたらいいかもしれないけど、それって自分を肯定しているだけかもしれないね。
『超一流になるには才能か?努力か?』にはその辺りが解説されている。
アンダース・エリクソンが30年以上にわたり、超一流たちのパフォーマンスを科学的に研究し導き出した内容で、どの分野においても、トッププレーヤーは必ずある共通の練習法を採用していることを突き止め、それを限界的練習(deliberate practice)理論として発表した。
超一流/一流/二流/三流を分けるのは『練習時間と練習の質だけ』と提唱している。超一流になっている人は総じて同じような時間の使い方をしていたという研究結果。
■1万時間の法則
1万時間の法則色々な人達を研究した結果、超一流と一流の差はシンプルにそれにかけた時間の差が能力となるみたい。どの分野でも、達人の域に達するためには1万時間の練習が必要だという法則
1万時間の難しさ
1万時間、
1日8時間打ち込んだと仮定しても10,000時間÷8時間→1,250日 約3年と5ヶ月
1日4時間打ち込んだと仮定すると10,000時間÷4時間→2,500日 約6年と10ヶ月
超一流と言われる人はとにかく打ち込んでいる。これは20歳までに使った時間だけの平均値。
時間だけみると頑張ればいけそう?って思うけど、重要なのはその質みたい。
ただ努力するだけでは、能力は向上しないという点で超一流になるためには、正しい努力(=練習)をしなければならない!
正しい努力???
自分にとっての居心地が良い領域(コンフォート・ゾーン)から飛び出し、限界を少しだけ超える負荷を自身にかけ続けること。
■限界的練習の主な方法
- 自分の能力を少しだけ超える負荷をかけ続ける
- 「これで十分」の範囲にとどまっていると、一度身につけたスキルは落ちていく
- グループではなく、一人で没頭する時間を確保する
- 自分の弱点を特定し、それを克服するための課題を徹底的に繰り返す
- 練習を「楽しい」と感じていては、トッププレーヤーにはなれない
- これ以上集中できないと思った時点で練習や勉強はうちきる
- 上達が頭打ちになったときは、取り組むメニューを少しだけ変えてみる
- 即座にフィードバックを得ることで、学習の速度は劇的に上がる
- オンの時間とオフの時間をはっきり分け、一日のスケジュールを組む
- どんな能力も生まれつきの才能ではなく、学習の質と量で決まる
勿論超一流になるにはこの10個を意識してやるべきだと思うけど、自分はそんなに出来ない。まずはできることから!
自分の場合、①③④⑥⑨は意識すれば出来そう。
①の状態に慣れるまでは厳しいかもしれないけど、まずは早起きから!そして読書。
③はそもそも出来ているっぽい。
④はビジネス戦略の知識。あとは他業種の情報!とにかく知識はあって損はない。
⑥1〜2時間が限界だからまずはそこから。
⑨朝の時間を有効活用できたら良さそう。
何かを生み出したと思って挑戦するなら、綺麗事ではなく泥臭く知識を得て、何より没頭しないと能力は得られないってことだね。
いきなり高い負荷をかけて挫折するなら、現状を把握してできる範囲からコツコツとやるしかない。
やはり結果を出せる人の裏には、恐ろしい位の努力が隠れているんだなと改めて実感。
過去の時間は取り戻せないけど、今からでも遅くない。
自分がやりたいことを出来るようになるために、頑張ろう!
それが結果として才能としてまわりから認められるようになったらいいなwww
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