『察する』が粋な文化から学ぶこと。by京都

𖣯日々の気づき𖣯

肩の力が入った真面目な文章が続いたので、今日は緩い感じの内容。
『察する(さっする)』ということ。
この言葉は大阪に移り住むまでは、馴染みのない言葉だったけど、妻は京都生まれ京都育ちで、妻家族とも親交がある中でよく聞く言葉となった。
察するって「空気を読むこと?」って思っていたけど、若干ニュアンスが違いそう。

■察するとは

一般的な意味は、人の気持ちや事情を感じ取る、思いやる。
言葉の解釈のポイントは、気持ちだけでなく事情も感じ取ることが大切ってこと。

察するには、気持ち面だけではなく、相手の様々な状況に対しての事情も感じて思いやるということだね。

京都という独特のコミュニティ

京都はこの『察する』という文化がある。極端に言えば、察することが出来ない人は京都の人ではないとハッキリ区別される傾向がありそう。
京都という独特のコミュニティの中では伝統と文化を大切にして、何より信用を重視する。

お互いの距離感を重視し、暗黙のルールを知らない人は遠ざける、察するということはそんなバックボーンで発展したのかもしれない。

京都独特の方言

京都独特の言葉として『いけず』という方言がある。
なんとなくマイルドな方言に聞けるけど、意味は意地の悪いさまや憎たらしいさま、つれない様子、あるいはそのような態度をとる人のことを指す言葉
直接的に意地悪って言われるとムッとくるけど、いけずと言われると、なんとなくマイルドに聞こえる。
コレも一種の相手を傷つけないで言いたいことをいう手段として生まれた言葉。

「いけずな人」とは「つれない人」や「不親切な人」のことを指し、「あの人いけずやわ~」とは「あの人は意地悪ですね」という意味。
京都の人は本人の前では言わない。

なんとなく、いけずという言葉を聞いたとき、祇園あたりの舞妓さんがお客さんに対して、「いけずやわ~」とゆっくりした口調で言っている感じが思い浮かぶ。

そう、京都の人は言葉もゆっくり、少しでも相手に不快に思わせないように遠回しに意図を伝えるって文化がある。これは相手に対しての思いやりだね。

■『察する』というスキル

自分が言っている内容を1で10を理解しろよ!ってことが京都人。
だから、ちょっとした言葉や行動で10言わす前にその意味を察して行動してねって事で、10も言わすような察することが出来ない人は相手への配慮や思いやりがない人として区別している習性がありそう。※これは個人的な意見ね。

当然、仕事面ではその察することが出来るか?出来ないか?を見てるから、他府県の人でも勘のいい人は雰囲気で察することが出来る人は多少受け入れてくれるけど、そうでない人はいつまで経っても輪の中には入っていけない。
ただ、この『察する』ってことは相手の行動や仕草を細部まで観察していないと出来ないことで、それはそのままビジネススキルにも直結する気がする。相手の事情や気持ちがわからない人とはいつまで経っても仕事はうまくいかない。

察する=洞察力

『察する』ために最も重要ななのは、相手の気持ちをどれだけ感じとることが出来るか?という能力。
その能力を養う方法は洞察力。

まずは話を聞きながら、行動や言動に「何かおかしいな?」と感じたら、自分なら相手にどんな行動をしてほしいかなと考える習慣をつけると自然と身につく能力だね。
京都の『察する』ことが粋という独特の文化は結構面白い。

自分は、どうやらこの違和感に凄く敏感みたいで、最初は京風嫌味を感じなかったけど、今では察してしまうwww
だから、最近妻は嫌味を言わなくなったみたい。
これは上手く使えるな〜って思ったのは、妻実家に行った時、当然自分は京都の人ではない。

察するという文化を知らないのが前提だね。だけど自分は知ってる。
自分が快適に過ごすための肝は義母を抑えること。そう直感で察した自分はまず愛犬を手名付け、数ヶ月に1回義母が好きそうなお土産を買って渡す。
この2つをやっているから、勿論めちゃくちゃ義母に気に入られ、妻からは『おば殺し』の異名まで授かったwww
これも、一種のテクニックだねwww

京都観光の際の注意点(笑)

最後に京都観光の際の注意点。
観光で来た人や京都人のことを知らない人は気がつかないこと。

例えば
『もう一杯いかがですか?』※飲食店等
さっさと帰ってね

『しっかりしてはるわぁ』※会話
セコいこと言うなよ

『考えといます』※接客の時等
お断りします
こんな意味だってことは知っていて損はないよ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました