【ハインリッヒの法則】何気ない些細なことが原因で大事故を起こす!

𖣯日々の気づき𖣯

今日は自分も注意しなければいけない些細なことが、大きな事故を生むことについて。
日常生活で、『やってしまった〜』と思うことはあると思う。

例えば、TVの電源切り忘れた、買い物で1つ買い忘れた、メールを送ったけど誤字があったなど。その回数の大小は人それぞれ。
この小さなミスをどのように対応するか?自分の場合は、『まっいっか!』と思う。

そんな人には、少し頭の片隅に入れた方がいいこと。

■ハインリッヒの法則とは?

1933年にアメリカの損害保険会社で技術・調査に携わっていたハーバート・ウィリアム・ハインリッヒが、ある工場で発生した数千件の労働災害を統計学的に調査した結果を発表した経験則が、ハインリッヒの法則。

現在、労働災害の分野でよく知られている、事故の発生についての経験則で知られている。

⚫︎ハインリッヒの経験則

1件の重大事故の背後には、重大事故に至らなかった29件の軽微な事故が隠れており、さらにその背後には事故寸前だった300件の異常がでている
いわゆるヒヤリハット(ヒヤリとしたりハッとしたりする危険な状態)が隠れているというもの。
1:29:300の法則とも言われる。

大事故が起きる場合、その前にかなりの数の小さな危険信号のような出来事があり、それが積み重なっている
ヒヤリとしたりハッとしたりすることが多ければ、大体10回に1回は小さなケガをして、300回に1回は大きな事故になってしまうということ。

日常生活の中で、ヒヤリとしたりハッとした事の原因を突き詰めると、不注意や意識の低下が問題として浮かび上がってくる。
交通事故がまさに、この日常的な不注意が原因で起こるとされている。

■JR西日本の例

⚫︎最近の大事故

2005年に発生したJR福知山線の脱線事故

多くの死傷者を出した大事故。
普通は線路の上を走る電車が脱線するなんて、誰も予測しない。
でも事件は起きた。

この事件の原因を追求していくと、事件は予測出来たという結論になった。
この事件が起きる前、JR西日本は業績を上げるために所要時間短縮、運転本数増加を目標に、社員を厳しく管理した。

社員はダイヤが乱れることに恐怖を感じ、ダイヤを乱さないことが仕事となり、本来当たり前である安全対策が疎かになってしまった。
その為、脱線事故前から日常的に停車位置を超えるオーバーランや減速しなければいけないカーブでのスピードオーバーが300件以上あったことが後の調査で明らかになった。

この日常的なヒヤリ、ハッとする行為の積み重ねが、カーブでのスピードオーバーとなり脱線し、大事故になった。この調査で、分かるように日々の積み重ねが大事故になる。

間違いなく会社の責任は大きい。
本来は安全に移動を提供する事業のはずが、いつの間にか?競合他社より収益を上げる為に効率化と目的を見誤った会社の責任は大きい。

普段、電車に乗っていると運転手によって荒い運転の人や凄く揺れる運転の人が今でもいる。コレは体験値だけど、圧倒的に関西はそんな運転手が凄く多い気がする。

⚫︎恐怖心で動けなくなることも?

以前、JR西日本の電車に乗っていた時、台風豪雨で電車が止まって4時間閉じ込められたことがある。

100メートル先に駅があるのに、その前に止まり4時間。
すぐ見える位置に阪急の線路があり、阪急は普通に動いている。
そんな状況で車内は怒号、さらに4時間も閉じ込められると人は次々に倒れていく異常な光景。
4時間で何人運ばれたのか?わからない。

運転手は何も判断出来ず、『4時間本部確認待ち』の1点張り。
乗客の安全面を考慮していますか?

⚫︎その後の対応は?

4時間後の深夜2時過ぎ。
あたりは土砂降り。
100m先の駅に下された。
駅を降りると救急車が10台位列を作り倒れた人を搬送していく。

深夜2時に電車を下されてもねと思いつつも、家に帰りたいから、土砂降りの中、タクシーを見つけ帰る。
当然自腹。

自分の体験談。
コレは運転手の判断が悪いのではなく、不測の事態に現場の判断に委ねない会社の責任。
現場で何も判断出来なくしている仕組みが問題。
多分、この調子だとJR西日本はいつまで経っても良くはならないと思う。
また事故を起こすような気がした経験。

■『まっいっか』に注意

自分の口癖でもある『まっいっか!』というのは実は危険信号!この積み重ねが大きな事故やミスに繋がる。
それが習慣化されると感覚がおかしくなる。
本来問題だと感じることが問題とは思わなってしまう。
大きなミスや事故になるのを防ぐには、毎日の『まっいっか!』を減らすことが大切かも。


■優秀な経営者が現場を大切にする理由

⚫︎現場主義とは?

優秀な経営者がよく口にする言葉、現場主義
そして、現場に足を運び状況を自分の目で確認する経営者が多い。
小さな店舗クレームも目を通す。
それはなぜか?

現場で起こっている小さな問題が大きくなると、取り返しのつかない問題になることを知っているから!
問題が大きくなってから解決するのでは遅い。問題は根本から解消する。
そして、問題の本質は現場にしかない。
これが理解できていないと、現場と本部という壁ができ、その壁が大きいほど会社は弱くなっていく。

⚫︎クレーム対応の大切さ

クレームも同じ。小さなことだからと言って、目を逸らすこともできる。
ただ、クレームというのは2種類ある。

  1. 会社、商品のを応援者(ファン)からの指摘
  2. 個人の感情的な要素が強い指摘

圧倒的に②が多いから、クレーム処理を邪険にしてしまうことがある。
ただ、①の場合、邪険にされたらファンが一瞬で消えることになる。
この些細な対応の積み重ねが売上となる。
そして多くの人は商品やサービスに不満があった時、次買わないという選択をするだけ。

そう、①の応援者からの指摘の前に、すでに離脱が始まっているということ。

この原理をおそろかにしていると、これからの時代は生き残れないと思う。

逆に、クレーム対応や現場の些細な問題点を全て解消していける会社や経営者は強い!
何か問題が起きた時、ハインリッヒの法則を思い浮かべると、問題の原因はその前にあるということがなんとなくイメージできると思う。

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