【IKEA効果】自分が作ったから愛おしい。愛着が無意識に価値を上げる

𖠅ビジネスで使える行動心理𖠅

スウェーデン発祥の家具小売大手のIKEAが日本に上陸し、組み立てる家具が当たり前になりつつある。IKEAの上陸が北欧ブームの火付け役となった!

さらにDIYも流行し、家具を自分で作るという新たな流行も一般化している。

IKEAは低価格販売を実現させる為に、完成された状態ではなく、あえて未完成にする事で顧客には自分の家具を作る体験の新たな価値を生んだ。
この自分で家具を作るとどうなるか?
自分で作った家具という愛着が出てくる。
今日はそんなIKEAにまつわる効果。

これは顧客視点でもあるし、家具の様な大きい商品がパーツで輸入出来ることは、輸送費も完成品と比較し圧倒的に安くなり、企業としてもコストを抑えられるメリットもあり、需要と供給のバランスが取れているから世界中で大成長している。

この大成長企業のIKEAのビジネスモデルから取られたのがIKEA効果。

■IKEA効果とは?

IKEA効果とは自分が何かしら関与したり、手間をかけたものを人々は重要に感じたり愛情を持ったりすること。

⚫︎家具組立て実験

アメリカの経済学者であるマイケル・ノートンが次の様な実験をした。
被験者に家具の組立を行ってもらう。
その後、自分の組立てた家具と、その他の家具を並べて、それぞれいくらまで払ってもいいか?尋ねた結果。

結果、自分で組立てた家具の方が高い値段をつけた。
労力をかけて作ってさらに高い値段をつける。
それは自分が作った作品を過大評価してしまうという心理効果が働いていると証明された。

⚫︎自分に当てはめる

Bogcraftという紙で作るインテリアが好きで色んな種類を作っては飾る。

1つ作るのに2時間近くかけ試行錯誤するけど、完成品を見ると愛着が湧いてくるし、自分の中で効果なモノに感じる。
そんな感じで我が家はBogcraftの作品が大量になる(笑)

確かに、自分で作ったモノはよく見えるし、自己評価も高い!これがIKEA効果(笑)

■IKEA効果の活用

IKEA効果はビジネスでも活用される。

例えば、企業変革を推進する際、あえて反対勢力の人をプロジェクトメンバーに入れると、IKEA効果が働き、企業変革そのものの当事者意識を持ってもらうことが出来る。
IKEA効果の大切なのは当事者意識を煽ること。

これは部下の教育にも活用出来る。
プロジェクトをあえて部下に任せることで当事者意識を持たせ、考える事をさせることでスキルアップにもつながり、さらに目の前の仕事に対して情熱を持っておらえることも出来る。

⚫︎バーベキュー型効果!?

IKEA効果を自分はバーベキュー型効果と勝手に命名している(笑)

バーベキューの様に自分で参加して作った料理はレストランで食べる料理とは違った価値を持つ。
自分で作ったご飯が焦げても美味しい。

それは自分が参加して作ったという体験が料理の美味しさをあげている事だと思う。

バーベキューの様に自ら参加したものは、過剰評価してしまうね。
自分が作ったから愛おしい!
まさに自己満足。

■IKEA効果の注意点

IKEA効果は自分が関わったことに対して、自己満足度を上げること。
この効果のデメリットは、過度な思い入れが冷静な判断を鈍らせることがある。

例えば、商品開発に時間をかけ過ぎると、担当者は過度に思い入れが強くなり、『絶対売れるはず!』と思い込んでしまい冷静な判断を下しにくくなる。

IKEA効果によって自分の作品に過大評価してしまうと客観的な自己評価の妨げになってしまう。特に作品を完成直後に発生しやすい!

例えば、ブログを書き終えた時、その瞬間は素晴らしいモノを書いたと毎日思う(笑)
ただ、時間をおいて見直してみると、構成がイマイチだったり誤字があったり、粗が見えてくる。

過大評価を回避するには、ある程度時間をおいて客観的な目線で自分の作ったモノを見ることが大切!!!

■最後に

自分が関わったモノに愛着を持つことは大切。そもそも愛着がないモノは情熱が湧かない。
何事も愛着を持つことは必要だけど、過度な愛着は冷静な判断ができなくなり生産性を損ねる事がある事をあると自覚が必要。

時代はコト(体験)消費の時代。
DIYの様に、わざわざ自分の労力を使うことに対してお金を払う。
あえて作品やイベントに色んな人を少しづつ参加させ愛着を持ってもらうというテクニックは今後すごく使えると思う。

自分が何か作りたい、進めたい事があれば、巻き込みたい人を参加させる。そして当事者意識を与え、巻き込む事で思いが強くなり大きな動きが出来るようになってくる。

人を動かす為に、戦略的に愛着を持ってもらうというテクニック!
結構使える!

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