正しい事をしている場合もあれば、間違ったことをする場合もある。
間違ったことをしてしまった時、素直に反省できるか?は簡単そうで簡単ではない。

間違っていると認識する判断基準は人それぞれ。
自分は筋が通っているか?いないか?筋が通っていない(言動と行動が一致していない)ことは全く反省しない。
筋が通っていないことって世の中には凄く多い。理不尽な状況。
それでも自分が100%間違っていないわけではない。間違っている事は素直に認め改善する事は大切。
反省する機会が少ない自分を理解する為に、反省しない人の特徴、そして心理を考えてみる。

目次
■反省しない人の特徴
①自分が悪いと思っていない
これが1番多い気がする。
自分の行動や言動は間違っていない、間違っているのは周りという考え方。
すぐに責任転換する人。
「聞いていません」「指示通りにやりました」「失敗は○○のせいです」など言い訳が多くなるのが特徴。
この口癖の人は要注意!

②楽天的で深く考えていない
問題が起こってもなんとかなると思っている。
楽天的な考え方はどんな状況でも動じないというメリットはあるが一方深く考えないというデメリットもある気がする。
相手の話を最後まで聞いていないケースや、口先で返事をする人、次も許されると思っている人。
「なんとかなる」
「大丈夫、大丈夫」「はい、はい」特に「はい、はい」など同じ言葉を2回言う人は現状を軽く考えているというシグナル。
自分は完全にこの特徴(笑)

③プライドが高い
高学歴や自信家の人に多く、自分の意見は全て正しい、間違っていないという考え方。
否定される事が侮辱と感じてしまう傾向がある。
信念を持っているというプライドはメリットだが、素直に人の話を聞けなくなったらただの頑固。
自己中心的で、自分が1番だと感じるタイプは人の話を聞かない。

自分の意見を押し続けた結果どうなるか?
それは孤立。

素直に人の話が聞けなくなるとこうなる。
④自分に甘い
自分に関係ない事や嫌な事はやりたくない、人任せにする、すぐに諦めてしまう考え方。
当然責任感はないから、行動に対して気持ちが入っていないから、人任せにし、困難があればすぐに諦める。諦めの早い人は注意!
自己完結させてしまいがちで、出来ない理由を作ってしまうから反省しない。

この代表的な反省しない人の特徴を見ると、ドキッってしてしまう。
自分は楽天的で妖怪正義感で曲がったことが大っ嫌いな頑固。
メリットでもあるけど一方デメリットも持ち合わせているから改めて注意が必要!
■反省出来る人になる心得
反省しない人の特徴がわかれば、まずは自分が意識しなければいけないのは
①自分の考えを常に疑う
→100%正解はないから、悪い部分は即改善改善点を探し続ければ、自ずと態度は変わる
②素直に話を聞く
→嫌いな人、理不尽な人の話の中にも、改善のヒントはある。
年下の意見も素直に耳を傾ける努力は必要。
③無駄なプライドは捨てる
→仕事に対してのプライドは必要。
でも過去の実績や経験で自信を持つ事は意味がない。さっさと過去の自分を捨てる。
まずは、反省しない人を否定するのではなく、自分が改善することから始めてみる。

■反省しない人の対処法
周りに反省しない人は必ずいる。
それは意識の問題であったり、環境がそうしたのか?理由は必ずある。
まず、反省しない理由を探す。
それを踏まえて一般的な対処法。
①責任感を持たせる
責任感を持たせる為に、我慢強く期待する。責任感を持たせられないのは、その人の起用の仕方が間違っているからと思えば、相手を観察しどうやったら責任感を持たせられるか?考えると思う。この考えることこそ自分の成長。
②複数人で取り組む
必ずしも1人で出来る人ばかりではない。
自信がなくて動けない人もいる。
最初はみんなで助け合い、不安を解消させ、徐々に自信を植えつけることが大切。
③注意は手短に!
感情的になってしまうと、ダラダラと言いたいことを言ってしまう。
注意するときは手短に要点だけ伝える。
ダラダラ注意したところで話は聞かない。
相手が反省していないな!って感じる場合は、まずは自分の注意の方法を疑う。
要点をまとめられていたか?感情的になっていないか?
■最後に
自分が反省しないのも何か理由があるのと同じで、相手が反省しないのも理由がある。
なぜ?と理由をまず探すことが改善の一歩。
反省しないな〜と思う自分がいるなら、何が問題かを客観的に分析してみるのもいいかもしれない。
意外に、こんな小さなことで反省しなかったんだという理由が見つかるかもしれない。
自分の場合は、特に年上に対しての嫌悪感。年上は出来て当たり前、知ってていて当たり前。そんな常識を自分でつけていることが問題。
多分人によってなぜ反省できないか?理由は存在すると思う。

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