ブログなどで使われる【権威効果】肩書きが錯覚を生む

𖠅ビジネスで使える行動心理𖠅

ブログなどで物事の信憑性を持たせる為に使われたり、自分を大きく見せる時に自然に使ってしまう【権威効果】について。
多くの人は『権威』や『実績』のある人の発言を信用する傾向がある。

例えば、ノーベル賞を受賞した○○が発表したこととか、元官僚、元大企業、高学歴卒、元プロ選手、医者、弁護士など、一般的に箔がつくような経歴等の人の言葉は、何も実績がない人と比較し、信用してしまう。

TVコメンテーターの紹介がわかりやすい。
何かと肩書きをつけて紹介される。
〇〇評論家
カリスマ〇〇
〇〇コンサルタント
青年実業家 

曖昧な表現で、凄い人!?と錯覚させるようなネーミングはよく見かける。
そして胡散臭さ満載の人が堂々と紹介されている。

なんでやねんってツッコミを入れたくなる(笑)
コメンテーターの肩書きはまさに権威効果を使っている。
自分の事を大きく見せる為に、現在だけでなく、過去の実績、経験も肩書きとして使うことが多い。

武勇伝はまさに自分を大きく見せる為。

信用度を高める為に権威を使い、自分を大きく見せる為に肩書きを使う。
権威効果はなぜ使われるのか?

■権威効果とは?

『地位』や『肩書き』といった権威的特徴によって、その人物や発言内容に対する評価が高く歪められてしまう心理効果のこと。

問題は、権威が多少あやふやなものであっても、『権威がありそう』と感じるとその人の言葉を信じやすくなってしまう。

例えば、
〇〇が言っているから大丈夫
△△が監修しているから安全
芸能人の□□が進めているから良いはず 

『何を言ったか?』ではなく、『誰が言ったか?』が大切。
もし、肩書きがない人だったら何も信用はされない。
だから人は肩書きや権威をアピールしてしまう。それは信用してもらう為!

⚫︎SNSでよく見かける表現

SNSでよく見かける表現として多いのが
〇〇円稼いた〜
元△△が伝える〜
□□で発表された〜

自分もよく使うけど、何かを調べたい時に無意識にこの言葉があると興味を持ってしまう。
特に、SNSは興味を持ってもらえなければ意味がない。
その為に権威、肩書きをつけることで注目を狙う。
ただ、過去の実績については本人以外真意を確かめることが出来ず、〇〇稼いだということはわからないことが多い。
最近は、信憑性を持たせる為に、本当に稼いでいる金額をUPする人もいる。

⚫︎面接やプレゼン

面接やプレゼンをする際、自分の経歴や過去の実績を持って話すことで、自分の権威を高めようとする行動をとってします。
この行動は無意識でしていることがある。

自分をよく見せることは大切。
何故なら、よく見せなければチャンスはないから!
正直、逆の立場から見ると短時間で良い悪いを決めなければいけないのであれば、表面上の情報で判断するしかない。
その表面上の情報が権威や肩書き。

■経歴詐称が起こる理由

これは好きか?嫌いか?ではなく、経歴詐称が起こる理由は理解出来る。
それは自分を大きく見せることでチャンスを得たいから!!!
チャンスがなければ土俵にも立てない。土俵に立つ為に嘘をつく。。。

おそらく経歴詐称や、武勇伝を語る人、自分を大きく見せたい人の共通点はコンプレックス。
本当の意味での自信がないから!

自分に自信があれば嘘をつく必要も、必要以上に大きく見せる必要はない。
そんなことをしなくても十分活躍出来る。
今の実力で活躍出来ないと思う人が、自分を装う為に嘘をついたり大きく見せるのだと思う。

ただ、嘘は必ずバレる。
それは何故か?

実力が伴っていないから!!!

⚫︎話題になった過去の経歴詐称

昔話題になった経歴詐称といえばショーンK

ハーフでイケメン、ハーバード大学院卒、経営コンサルタント、まさに権威や肩書き、見た目までも使った。
多くの人はショーンKの見た目と経歴を信じ、この人の話は間違いないと思っている人が多かったからTVで活躍出来た。

正直過去の経歴は調べられなければわからない。

⚫︎コンサルタントの実態!?

この例と同じで、特に自分がよく目にし聞くのが経営コンサルタントの実績。
過去実績が表に出せる案件はほぼないから、良くも悪くも実績は何とでも言える。
まさに権威、肩書きを仕事にするケース。
コンサルタントの仕事の多くは改善。

企業には様々な問題を抱えるけど、表面的な問題点を見つけるのは実は簡単。
特に急激に成長する企業は、穴だらけで問題点を見つけやすい。
コンサルタントの実力は、この問題点が表面的な問題か?本質的な情報か?の違いを見つけられるか?だと思う。

当然本質的な問題は、根が深くて変えることが難しい。
短期間で結果を出さなければいけないコンサルタントは、実は根元の問題点がわかっていたとしても時間がかかる問題点をさけ、短期解決出来る表面的な問題点の改善を目指す。それは短期的な結果を出さなければ、契約が続かないから仕方がないという事情もある。

難しい決断だけど、短期的に結果を出したければ外部からの視点を入れることは理解出来る。
ただ、外部からの視点を入れなくても、日頃から現場の情報に耳を傾け、過去の実績に捉われず常識を疑っていれば、問題点は見つけられると思う。
コンサルタントに頼るのは、問題点を見るけることを放棄したことかなと個人的には思う。

この問題点が見つけられない経営者が多くなっているからコンサルタントという仕事が生まれている。

■権威効果は一時的なモノ

権威効果を紐解くと、初対面などの短期間での印象操作として働く効果。
その為、最初は信用していたのに実力、結果、効果が伴われなければ一瞬で信用は地に落ちる。

例えば、権威のあるWHOテドロス事務局長がコロナの世界的流行に対し、
『パンデミックが起こっていない』
『マスクはウィルス対策に効果がない』
と発表。
一部の人は発言を疑いながらも、WHOが発表したなら大丈夫かな?と思った人がいたと思う。

では、今どうなっているか?

誰もWHOのことを信用していない。
権威=信用があると思っていたが、実際は違った結果となったことで、信用はガタ落ち。

この例を見ると最初信用されていた人や機関が、その信用を裏切った場合、振り子の反動のように信頼性が大きく失う結果となる
信用された人に裏切られると、その反動は恨みとなったりするのも近い。

権威効果を使うリスクはまさにこの信用。
信用が期待値以下の場合、反動があるということを理解した上で権威効果を使うべきだと思う。
このリスクを考えずに、権威効果を乱発すると実力がない人はますます信用を失い取り返しのつかないことになるケースがあるので注意。

権威や肩書きで誤魔化す前に、まず実力をつけてから効果的に権威効果を使うことが大切!

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