【ブランディング】とはミッションに対し一貫性を持ち、やらない事を決める事!

𖣯日々の気づき𖣯

モノを作れば売れるという時代は終わって、今はどこの?誰から?なぜ?という理由がなければ売れない時代。
そこで出てきたのがブランディングという言葉。

海外ではこのブランディングするという意味の本質を理解しているが、実は日本は表面的な情報だけでブランディングと言っていることが多い。

日本人はモノ作りは得意だけどブランディングが下手と言われることが多い。
ブランディングの本質は価値を作ること。
価値を高く設定することでブランド化させる!
この概念は、知識として知っていても実行している人は本当に少ない。

なぜか?
これは日本のコスト決めあるあるだけど、積み上げ計算の原価から販売価格を決める方式が、このブランディングが出来ない大きな理由。そして、アレもコレもと余分なものを足してしまう習性と、やらない事を決めない事が一貫性を失いブランディングが出来ない最大の理由。

■ブランディングとは

読んで字のごとく「ブランド」を形作るための様々な活動を指して使われる言葉。

ブランドというのは、簡単に言えばある商品を別の(類似した)商品から区別するための要素で、商品デザインやシンボルマーク、商標、名称、キャッチフレーズ、記号など、様々な要素が組み合わさったもの。

簡単に説明すると「〇〇といえばあの商品」「このマークはあのお店」といった企業側の思いを消費者に連想させる為の活動。

⚫︎連想させる為には?

ブランディングをするには、まずブランドを作らなければ始まらない。
ブランドは高級なモノだけに付くものではなく、モノやサービスの価格対して価値が上回り、市場で受け入れらた時にブランドが作られる。

モノ、サービスの価格<価値

ブランド化させるには、市場の中で一定数の結果を出さなければ認知されることはない。ブランドを作っているという多くの人は、市場で結果を出せずブランドになる前に挫折をする。
価格を超える価値を生み出し、結果を出さなければ、そもそも連想すらされない!
まずは狙った市場で結果を出すことからブランドは作られる。

⚫︎価値を作る

商品を作ると価値を作るは全く別物。まずは価値を徹底的に作ることから始める。

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価値が作られた後に市場で結果を出す。その為に使うのがマーケティング。
マーケティングはどうやって作った価値を届けるか?の方法。
難しく戦略やら、ポジショニングやらあるけど、作った価値を市場やお客さんに届ける手段、方法がマーケティング!

やっとの思いでブランドが出来つつある時に陥るあるあるが、余分な事をする。

■ブランディングの本質

ブランディングは、短時間で作り上げることは難しい。多くの人がある特定の商品やサービスを連想で出来るようになるまでには、それなりの時間がかかる。

この時間がかかるというのがポイント。

日本人がなぜブランディングが下手と言われるか?それは折角ブランドを作っても、時間の経過とともに考え方がフラフラしてしまうから。
ブランドは一貫性が薄れるとその価値はあっという間になくなる。
ブランド=信用と考えるべき。

⚫︎いきなりステーキの衰退

いきなりステーキは、気軽にステーキを安く食べられるという価値を売っていた。
それがステーキ好きの層の市場で受け入れられ行列店となった。
スタンディングの食事で店舗に長居させず、回転率を上げるというのが当初のビジネスモデル。

繁盛店になり、経営者は明らかに変わった。
元々は美味しいステーキを安く提供する価値を売っていたのが、いつの間にか売上を作ることだけに目がいってしまった。
その結果、大量に出店したら売上も上がるという安易な考えに陥る。

近場に店舗が増えれば売上は食い合うし、固定費も増えるから赤字にしない為には、客数減をカバーする為に客単価を上げる施策にでる。
ステーキの値段を上げてしまった。

いきなりステーキの価値は、安くて美味しいステーキを食べられること。
それがブランドになった。
ただ、ステーキを頻繁に食べる層は、そもそもあまりいないのに店舗を作り過ぎれば、1店舗あたりの売上は当然落ちる。
それをカバーする為にステーキの単価を上げてし合ったら、ファンの信用は落ちる。
さらに、ステーキがダメだからと言って、オイスターバーに店舗を変える。
もうブランディングどころではない。

この迷走があっという間に業績を悪くした。

⚫︎信頼を失うとブランド価値はなくなる

いきなりステーキの例は実は凄く多い。
目先の利益に囚われて、本来やらなければならない事を疎かにしてしまう。
企業が本来する事は、お客さんを喜ばし続ける事。
それがたまたま市場のニーズと提供する価値がマッチして売上が上がると、多くの人は天狗になってしまう。
謙虚さがなくなり、横柄、横暴な行動や言動になり周りから優秀な人がいなくなり、その態度がお客さんにも伝わるようになる。

そして、お客さん目線ではなく企業都合になってしまうことで信用を失い、ブランド価値がなくなる。

一時的な成功は本当の実力ではない。本当の実力は続けること。
続ける為に重要なのは、一貫性しかない。

■一貫性はやらない事を決める事

何かを貫く場合、良い時も悪い時も必ずある。良い時はそのまま貫けば良いが、悪くなると人は一貫性を失う。

その象徴が大塚家具の衰退。
まさに一貫性がなくなった結果だと思う。
そして、一貫性がなくなった企業の衰退は長年築き上げた信用を一瞬で破壊することになる。
一度破壊された信用は簡単には戻らない。
それは企業も人も同じ。

一貫性が大切だと頭では分かっていても貫けない。
それは色んな欲が出てくるから!アレも良いかな?コレも良いかな?と特に悪い時は目移りしてしまう事が多い。

コレは全てのことに言えること。
一貫性がなければ人も企業も信用されない。一貫性を貫く事はすごくシンプル。

やらない事を決め事!

この簡単そうに思える事が出来ないのが日本人がブランディングが下手と言われる理由。
言葉を悪く捉えれば頑固、良く捉えれば信念を貫く!

海外の人はある意味ブランドという価値に対して絶対的なプライドがある。
だからやらない事をはっきり言う事が多い。
逆に日本人はブランドという価値を理解していなくて目先の利益に踊らされて、やってはいけない事を簡単にやってしまう。
それがブランドが育たない理由。

過去自分が好きだったブランドが衰退した理由を紐解くと、必ずやってはいけない事をやってしまったケースに辿り着く。

ブランディングの本質は、やらない事を決めてそして一貫性を貫けるか?
やらなくても良い事を良かれと思ってやってしまう事もよくない。
やらない事をやらない!
凄く簡単そうだけど、実は凄く難しい。
迷ったら一度深呼吸をしてみるのもお勧め。

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