クラファンは便利な課金装置ではない!失敗する人の共通点。

𖣯日々の気づき𖣯

クラウドファンディングは、日本では10年近く前に登場し最近では、コロナ禍で資金調達方法として注目されている。
経営に困った人達が挙ってクラファンをやっているが、支援額が未達のケースが多く目立つ。

クラファンの場合、何千万円の高額支援などの結果だけが注目され、なぜそんなに集まるのか?理解も出来ず参戦する人が失敗する。
困った時の便利な課金装置だと思っていると、おそらくずっと失敗し続けると思う。

手段としてのクラファンの特性を知り、その上で何が大切か?そしてどうやったら沢山の支援額を集められるか?を解説。

■クラウドファンディングとは?

群衆(クラウド)と資金調達(ファンディング)を組み合わせた造語で、インターネットを介して不特定多数の人々から少額ずつ資金を調達すること。

⚫︎資金調達の本質

「こんなモノやサービスを作りたい」「世の中の問題をこう解決したい」といったアイデアや想いを持つ人は誰でも“起案者”として発信でき、それに共感し「応援したい」「モノやサービスを試してみたい」と思った人は誰でも“支援者”として支援できる、双方にとっての手軽さがクラウドファンディング最大の特徴で、資金調達が企業だけではなく個人も参加できる。

ポイントは個人からの支援という点。

大金を集める企業間の資金調達は、一般的に金融機関からの借入や関係者・ベンチャーキャピタルによる出資などがあるが、この場合出資が集められる企業とそうでない企業の違いは、事業の将来性。
その企業の将来性を応援する為に資金を投入する。
将来を応援する。
ファンとの関係に近い部分がある。
#企業出資は儲けるという部分を除けば応援

ファンとはその商品、サービス、人の未来に対して応援する人。
クラファンを見る時に、支援される=応援という本質を見抜けないといつまで経ってもジリ貧。ファンと顧客の違いが支援額に大きな差が生まれる。

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今では様々な所がクラウドファンディングのプラットフォームを作っている。
知らないモノも含めればかなりの数が既に日本にある。

代表的な3つの2018年度時点の比較。

2017年以降急激に規模が拡大し、今年は5,000億近くの市場規模感まで成長し、さらなる規模拡大は間違いなく起こる。
市場規模が大きくなることは、クラファンがこれまで一部の人の手段が一般化されるということ。

ただ、注目するべきは金額規模ではなく内訳。
一般的に最近よく使われているクラファンは購入型。
まだまだ市場規模は小さいがコロナで状況は大きく変わった。

⚫︎クラファンの種類

最近知られているクラファンは購入型。
実は5つの種類があり、市場規模が大きいのは企業間の貸付型。

5つを2つに分けると、投資目的の支援か?そうでないか?で分けられる。
個人支援の多くは投資目的ではない非投資型。

災害時などで行われる寄付型、企画者を支援することでリターンを得る購入型の2つが最近急激に注目された。

■購入型の2パターン

最近挙ってクラファンをやる人が出てきたが、それのほとんどが購入型。
よく知られていないことだが、支援が集まる人となかなか支援が集まる人には大きな違いがある。

⚫︎個人からの支援で大切なこと

クラファンは個人から支援が調達できるお助けマンの様に間違った解釈をする人がいるが、逆に自分が支援する側の立場に立ってほしい。

見ず知らずの人に支援するか?
革新的な商品やサービスを除き、似たようなモノであれば間違いなく見ず知らずの人、企業は支援しない。
支援をする前提は相手を知っていること。

購入型を2つに分けると支援と購入がある。
#自分なりに分けてみた

支援は応援。
コンセプトや人に共感して応援したいから支援する。まさにファンが対象。
商品やサービスに共感し購入する支援の対象は顧客。

ファンと顧客の対象の違いが支援総額の差になる。当然ファンが付きやすい、もしくはファンが支援したくなる内容の企画の方が支援は集まる。
ファンと顧客の違いが理解できていないとクラファンで大きな金額の支援を獲得することは不可能に近い。

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購入型の対象をファンと顧客で分けて考えると、ファンが多い人は支援額が高く、逆に顧客しかいない人は支援が伸びない。
人も企業も信用がそのまま数字になる。

信用がない人や企業には支援が集まらない。
困った時のクラファンという感覚で始める人や企業が中々金額を集められないのは、そもそもの顧客がいない、そもそも商品、サービス自体に魅力がないってこと。
クラファンを便利な課金装置のような感覚でやると痛い目にあう。

クラファンは信用を可視化する装置。
信用があれば支援が集まり、なければ集まらない。

■知名度と信用は比例関係ではない

知名度=信用と捉えられることがあるがそれは違う。
芸能人の不祥事が起きた時、すぐに復帰し活躍できる人と、復活出来ない人がいる。
その違いは何か?
知名度ではなくファンの数。

⚫︎ベッキーと川谷絵音の不倫のその後

ベッキーとゲスの極み川谷絵音の不倫のその後が知名度=ファンの数=信用ではないことを証明している。

同時期に芸能界から一時姿を消した両名。
どちらが早く復帰し、今ままで通り活躍出来たか?それは、ゲスの極み川谷絵音。

なぜか?

ベッキーの方が世間からの知名度では圧倒的に高いが、知名度が高かっただけでファンは少なかった。
一方、川谷絵音は知名度はそこまでなくてもファンとの絆が強く、どんなことがあっても応援してくれるファンが沢山いたから、そのファンの力もあって、すぐに芸能活動を復帰することが出来た。

芸能人を見ていると知名度があってもファンがいないということが多い。
それは、普段からファン作りをしていないからだと思う。

⚫︎ロンブー田村淳の挑戦

数年前にロンブー田村淳は慶應義塾の大学院に入学し、自身が研究し開発したかった【ITAKOTO】という遺言サービスのプラットフォームを作る為にクラファンに挑戦した。

抜群の知名度があれば、サービス内容が特に悪いわけではないし簡単に支援が集まると誰もが思った。

結果は、支援者数117人。
支援者数117人で433万支援を集めたということは単純に1人平均3.7万円。
おそらく熱烈のファンがこの支援に共感しただけで、一般顧客には全く響かなかったという結果。

アレだけの知名度を持ち、世間も注目したクラファンの結果がコレ。
この結果が知名度と信用は比例関係にないことを証明している。

■クラファンを始めるなら

クラファンを始める場合、何がなければ出来ないか?を1番最初に考える必要がある。
それは、日々周りの人に信用される活動をしているかどうか?オンラインで繋がっていると言っても、見ず知らずの人に支援はしない。

結局クラファンの支援者はその人、その企業のことを以前から知ってる。
知っているだけではなく、支援したいと思える信頼を持たれている。
応援したいと思うから支援が集まる。

今回色々な業種の職業の人がコロナ禍でクラファンを実施したが、支援額を大きく集めた企画を分析するとやはりファンとの関係性が見て取れる。

1番簡単に想像できるのはアーティストのファン。
ライブ会場に足を運びたいと思える関係性ができているから、オンライン公演の支援はかなりの金額を集めるアーティストが多かったと思う。

同じようにファンが沢山いそうなお笑い芸人や俳優、舞台役者の中で目立った結果を出したのは、お笑い芸人でいえばジャルジャル!

それはなぜか?
ファンとの関係性が強かったから!

クラファンの支援額をよく観察すると、飛び抜けた結果の支援額を集めているモノの裏には必ず信頼という関係性がある。

クラファンは信用を数値化する装置
信用があると思う人や企業はやれば効果はあるが、ほとんどはそれがない。
信用が可視化されるクラファン。
簡単に考えていると一生成果は出ない。

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